雑録・雑想

木守り柿

随分久しぶりに長いヤツを持って初冬の田圃道を歩く。耕作放棄地の背の高い草むらの深みにスズメ大の野鳥の集団がいた。草むらの間を飛び交いながら移動しているのだ。素早い移動なのと草むらの深みなのでその正体がよく判らないのだ。もしかしたら飛来して…

皇帝ダリアと赤トンボ

段々畑に在る菜園の一角で皇帝ダリアを見付け草の斜面を上る。1m足らずのさほど急勾配でもない斜面なのに一息で上りきれず、2度ほど滑り落ちる。 近づいて皇帝ダリアを見上げていて、赤トンボが花に止まっているのを見付けた。10月の終わり頃までは柿の木…

アオスジアゲハ蛹化の準備

玄関ドアノブの横でアオスジアゲハの幼虫が蛹化の準備をしているが、少し様子が変わった。イモムシの形からサナギの形になり始めているのだ。サナギの形になり始めている外皮のその中では、どんな変化が進行しつつあるのだろうか。今朝早くに見た時よりも夕…

ツチイナゴ

JR湖西線和邇駅近くのガード下の草むらに潜り込んでいて、ツチイナゴの飛び出しが結構多いのに驚く。ススキの上のツチイナゴにレンズを向けていて、昆虫食に造詣の深かったHさんのことを思い出していた。草むらのツチイナゴを捕まえてHさんに届ければどんな…

イチジク

関東地方を襲った台風15号の影響だろうか朝から真夏の朝のように暑い。暑さに負けて虫撮りに出掛けられずだった。冷房の効いた部屋から外に出ようという気力が今夏は一段と失せているのだ。 美味そうなイチジクをITOUさんが届けれくれた。 口の開いた2個は…

蜂蜜酒とアゲハ

今日も真夏日のような暑さだ。昨日も暑かった。昨日の午後ディラーからの帰り道の161号線バイパスで渋滞に巻き込まれ、その時の暑さも並大抵ではなかった。比叡山坂本駅の近くの高架では寸刻みにしか動かなかった所為で、車載温度計は37度を指していた。 焼…

蜂蜜酒を注文する

「発酵食の歴史」の中に、人類が口にした最古の酒が蜂蜜酒だという記事を見る。全くの下戸だから酒類には縁遠く、ましてや蜂蜜酒などその存在も知らなかった。知らなかったが故にどんな酒なんだろうと思い始め、ものは試しにとAmazonに注文した。 蜂蜜酒を注…

帽子を洗う

呆け暮らしが始まりそうになった昼下がり、一夏被っていた帽子を洗う。カミサンに教えてもらったやり方で洗剤や漂白剤を調整し一つづつ手洗いする。 思うに、料理とか自分の部屋の掃除はしてきたが、洗濯という行為は結婚して以来50年近く行ったことがないの…

饅頭が食いたい(2)

講演会から帰り書斎に上がった時、机の上に小さな小包が置かれているのを見つける。司馬さんの街道をゆく「肥前の諸街道」を読んでいて、文中に出てくる唐津名物「松露饅頭」を食うシーンが面白く、自分も賞味したいと思い注文しておいたものがやっと届いた…

写真展を観に

写真展の案内状を知人のTakahasiさんから頂いていたのでカミサンを誘って観に行く。第17回日本風景写真協会志賀支部作品展(会場:草津市立図書館)だ。いつものように受付で貰った出品目録を手に見て廻る。見ごたえのある作品が幾つも並んでいた。中でも印…

饅頭が食いたい

午前5時半過ぎ書斎のカーテンを開ける、真っ赤な陽が出ていた。 早起きだったから涼しいうちにITOUさんの菜園へ行くつもりだったが、もたもたしているうちに陽が高くなり虫撮りを断念する。最近とみにこんな状態になることが多くなっているのだ。何事かに取…

ジャノメチョウ

2ヶ月に一度の定期健診に行った折、駐車した山際の駐車場の一角でミントの花に来ているジャノメチョウを見つけコンデジを引っ張り出した。 病院には広い駐車場があるが、虫たちを見ることの多い山際の駐車場(駐車場のフエンスの向こうは雑木林)に車を乗り…

クマバチ

梅雨の晴れ間の昼下がりITOUさんの菜園へ行く。セイヨウニンジンボクの花に来ているだろう虫たちのことが気になって出掛けたのだ。菜園に足を踏み入れる間無し首筋や両の腕を小さな蚊に襲われる。迂闊にも虫よけスプレーをするのを忘れていたのだ。それに少…

老体無惨

早朝キジのフィールドへ行くつもりで起き出したものの歩くのに難儀する。昨日「祇園祭令図巻」を見た後歩き回った所為か、左腰や両ふくらはぎがおおっ!いうほど痛いのだ。歩き回ったと言ってもたかだか6km弱、しかものんびりした歩き方なのにこれ程痛みを覚…

「祇園祭礼図巻」を観に

横山崋山展を観に京都文化博物館まで出掛ける。主たる目的は崋山の晩年の大作と言われる「祇園祭礼図巻」(30mを越える絵巻物)を観ることだった。巡行する山鉾や細かく描かれた人の動きが面白くて、ひとこまずつ丹念に覗き込んでいた。 京都文化博物館を出…

ゴマダラカミキリ跳び立つ・2

読書(「古代インドの思想=自然、文明、宗教」山下博司著)が一段落した後の眼休めにと思い、梅雨の晴れ間の昼過ぎITOUさんの菜園へ行く。 イチジクの葉の上にいたゴマダラカミキリを撮る。 イチジクの葉の上を動き廻って2度ほど翔び立つシーンを見せてくれ…

ITOU昆虫園にて

陽射しが厳しくなる前にと思い9時過ぎITOUさんの菜園へ行く。昨日オニユリの葉の上で見たゴマダラカミキリのことから、イチジクの木にキボシカミキリが出現していないだろうかと思い出掛けたのだ。足元に拡がるカボチャやウリの蔓に注意しながら、丹念にイチ…

セグロアシナガバチの巣に変化あり・2

今日もセグロアシナガバチの巣に変化が見られた。昨日昼過ぎに見た時は女王蜂と働きバチ2匹だったのが、今朝10時過ぎに覗きに行くと、働きバチが4匹になっているのだ。 新たに2匹が羽化してきたのだ。 働きバチが4匹にもなると女王蜂は、巣作りの材料や幼虫…

羊頭狗肉

山科の笠原寺で面白そうな講座 ”「釈迦の生きたインド 仏教を生んだ古代インドの宗教的土壌」講師・天野恭子京都大学人文科学研究所 特定准教授” が開かれることを知り湖西道路をブッ飛ばし行ってきた。会場は笠原寺の本堂、ほぼ満席の人だった。 「仏教を生…

雨の一日

雨の一日、書斎に閉じこもって昨日手に入れた「薔薇の名前」を読む。 「薔薇の名前」に夢中になっている間は呆け暮らしをせずに済みそうだ。 雨の日もまた好としよう。

稚鮎釣り

早朝のフィールドへ行くも鳥撮りは全くの不作だった。三脚の脚を一本伸ばして杖代わりにし足元を確認しながら背の高い雑草の生い茂るあぜ道を歩いたが、キジの姿も啼き声も無かった。耕作放棄地のフィールドから湖岸に廻ったがここでもレンズを向けるような…

絵を描く人

早朝のキジを見にフィールドへ向かう途中のJRの駅前で、イーゼルと絵具類が入ったと思われるトートバッグを持った二人連れの老婦人を見かけた。イーゼルが眼に入っておっ!と思ったのだ。タクシーを待っているようだった。今日も暑くなりそうだ、何処へ向か…

草臥れた一日

仲間たちと開く写真展の今日が初日だ。 午前中は会場の設営、午後1時半から夕刻5時までが受付の当番、勝手気ままな日々を過ごしている老躯にとっては随分長い一日だった。力仕事をしたわけでもないのに相当に草臥れていたのだ、帰宅しシャワーを浴びた後マッ…

待ちくたびれて

早朝のフィールド、耕作放棄地のヨシ原ではあちこちからオオヨシキリの囀りが聞こえ、いつになくけたたましかった。ケケッチ、ケケッチ、チチチチッと聞こえたり、ギヨッギヨッ、ギヨッギヨッ、チチチチと聞こえたり、ギョエッ、ギョエッ、チチチチッと聞こ…

辞書を読む

元号「令和」の字それぞれの字源が知りたくて書棚から「字統」白川静著・平凡社を引っ張り出した。昔から辞書を読むのが好きでこの「字統」や古語辞典「字訓」を読んでいたが、いつの頃からか書棚の奥に眠ったままになっていたのだ。久しぶりに引っ張り出し…

花冷え

花冷えの雨が降り続く一日、終日書斎に閉じこもっていた。 今年の桜は未だ撮りに行ってない、桜の花を啄みに来る鳥たちを狙いたいのだ。 満開の桜はこの冷たい雨に傷めつけられていないだろうか。 花冷えの玄関には結婚記念日にと娘が届けてくれた花が飾って…

全日写連守山支部の第16回写真展が守山図書館で開催中ということを思い出し、カミサンを誘って観に行くも図書館が閉まっているのだ、図書館の休館日は月曜日とばかり思いこんでいたから休館しているのに驚く。 月初の金曜日は資料等整理の日で休館日だった。…

眼が痒い

午前6時過ぎ、さわやかな朝の始まりだったので書斎の窓を開けた。 比良連山から吹き降ろしてくる風が吹き込む、途端に眼が痒くなる。 2月の中旬頃から花粉症が酷くなっているのだ、これまでに倍する酷さ、不用心にも窓を開け放ったことを後悔する。 先日も鰻…

旅に出たい

昨日は雨に閉じ込められ鳥撮りにも行けず、終日書斎に籠って撮り貯めていたファイルの整理と読書、それとはてなダイアリー時代の記事を遡ってカテゴリー区分化する。 旧い記事に眼を通しながら記事に触発され、旅に出たいという思いが募っていた。 今日もそ…

小さな漁港の船溜まりにて

小さな漁港で釣りをしている人を見かけ車を止めた。 陽射しは暖かいが風は冷たい。 吹きっ晒しの船溜まりでは相当に寒気が身に凍みるだうが、老いた釣り人は揺るぎもなく視線を前方のウキに向けている。 一声かけて釣りの狙い物を尋ねたかったが声をかけるの…