2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アオイトトンボ

小さな谷間の山際に設置されている農業用水槽のことがふと気になり行ってみた。 イトトンボやトノサマガエル、イモリ、それに時折顔を出す錦鯉などで賑わっていた夏の初め頃と違って、なんとも物寂しい状況だった。 用水槽の水面やスイレンの葉の上を丹念に…

オオスカシバ

雨上がりのITOU昆虫園へ行く。 到着すると直ぐオオスカシバが歓迎してくれた。 虫撮りが出来た日、まずは好日としよう。 海を見に行く、時季を見計らって再訪だ。 どこかの島で2・3日のんびりしたいものだ。

雨の一日

終日雨、書斎に閉じこもっていた。 明日も雨のようだ、雨の続く日は鬱になる。 9月末頃の長雨を鷹が南へ渡る時季に重ねて「鷹渡り」と呼ぶ地方があることを思い出し調べてみた、その地方は宮崎県東諸県郡一帯のようだ。渥美半島の伊良湖岬では南へ渡るタカ…

海を見に

海が見たい、夕日の海も見たい、そんな思いで丹後半島を一周して来た。 ドライブ行の場合週間気象情報を見てからホテルを予約して出掛ける、だからこれまで雨に遭うということはなかったが、今回は外れた、昨日は雨が降ったりやんだりの終日だった。 車を止…

コスモスに来たツマグロヒョウモン

JR湖西線和邇駅の近くに喜撰川という小さな川がある。 この川の左岸ではもう随分以前から土手に溢れるようなコスモスが見られた。 今回もコスモスの花盛りが楽しみで出掛けたが期待は裏切られた。 コスモスそのものが僅かばかりなのだ。 それに土手道も例年…

ツマグロオオヨコバイ

午前3時過ぎまで「サピエンス全史」を読んでいた所為で起き出したのが正午だった。 洗顔を済ませると直にITOUさんの菜園へ行く、目覚ましの為の虫撮りだ。菜園では、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、ベニシジミ、ドロバチの仲間、コメツキムシなどを見掛け…

雑木林の林辺にて

雑木林の林辺を歩いていて、ヒメカマキリ、クワゾウムシ、サトクダマキモドキ、コミスジ、ササキリなどを見る、不思議とチョウを見掛けない日だった。 笹の葉陰に身を潜めている感じのクモを撮る。 昼間は葉陰などに隠れていて夕方になると網を張るというオ…

白い彼岸花にいたクモとアリ

100mmマクロを持ってAさんの菜園の斜面に咲く白い彼岸花を見に行く。 遠目に見た時は4日程前に見た様子と変わらなかったが、近づいてみると白い彼岸花の大半はかなり傷みが進んでいた、花の命は短くて、まさしくそんな風情だった。 急斜面から滑り落ちない…

トゲアシオオベッコウだろうか

今日も虫撮りに出掛けずだった。 電気温水器の格納壁で黒いハチの仲間を見る、脚に鋭い棘を持っているのだ。 トゲアシオオベッコウだろうか、図鑑と照合したがうまく同定出来ないでいる。 時折ふと思い出したように手にする本が何冊かある、その中の一冊に「…

夜の訪問者

台風16号は各地に様々な被害をもたらしたようだが、幸いにも琵琶湖周辺では大きな被害は無かったようだ、まずはホッとしている。台風の所為で虫撮りに出掛けられずだったが、夜の訪問者があった。 カミサンが台所の片付けを始める午後8時ころになると、決ま…

白い彼岸花

先日手に入れた「サピエンス全史」とても面白い、夢中で読んでいたが白い彼岸花を撮るには頃合いの時刻だと思い3時過ぎ本を伏せた。 白い彼岸花はAさんの菜園の急斜面に咲いている、斜面の下の道が日陰になる頃がチャンスなのだ。 マクロを持出していろいろ…

トビイロシワアリの獲物(6)

午前10時過ぎ、時折小雨のぱらつく玄関先でアシナガバチの死を見る。 よく見るとアシナガバチの死骸にトビイロシワアリが来ているのだ。 玄関の庇の下とは言え今朝方まで雨脚が強かった、相当の飛沫がバチの死骸に当たった筈だ。 こんな条件下でトビイロシワ…

マミジロハエトリの獲物

今日も小さな谷間の畑へ行く。 畑の一角、夏草の生い茂った場所へは、これまで踏み込むことはなかったが足を踏み入れる。 カメラを頭の上に差し上げるようにして背の高い草叢を藪漕ぎだ。 誰かに見られたらきっと変な爺さんがいると思われるぞ、そんなことを…

冬瓜

午後3時過ぎ、EF35-350mmや100mmマクロをもってITOUさんの菜園へ行く。 イチジクの木の高みで熟した実が腐り始めている、スズメバチの来訪が気になっていたのだ。 発酵臭を放つイチジクの実にはカナブンの仲間が居ただけで、スズメバチの姿もタテハチョウの…

雑踏の中で

久しぶりの京都、雑踏の中を歩く。 鄙では見掛けることもない様々な風姿の人々に出会う。 風狂と思える格好の若者集団にぶつかりそうになった時は一瞬ドキッとなる。 河原町三条の交差点で雲水さんを見掛ける、この時ばかりはなんとも言えずほっとした。 ど…

耳なし芳一

蚊除けのスプレーも万全にして小さな谷間へ虫撮りに行く。 主目的はヤブガラシに来るチョウの飛翔体が狙いだ。 期待していたように、キアゲハ、ナミアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ等が来てくれるが、ヤブカラシの上にいるのはごく短時間、待ち時間のほ…

アゲハの幼虫・4態

庭の柚子の木でアゲハの幼虫の成長過程4態を見付けた。 1・2齢と思わえるものから5齢までのものがいたのだ。 以前だったら5齢のヤツに飼育箱まで来てもらって、終齢幼虫になりサナギになりそして羽化するそんなプロセスを撮っただろうが、今ではそれがなん…

一日不作

虫撮りにも行かず、読書もせずの一日だった。 呆け暮らしなのだ、一日不作 一日不食 自分に言い聞かせていた。昨日撮ったものから。 無性に旅に出たくなっている。 どこか遠くへ行ってみたい。

アゲハは盗蜜(穿孔盗蜜)するか

谷間の畑の一角にあるニラの小群落でチョウ達を追いかけていて、意外な光景を見掛ける。 ヒルザキツキミソウ(北米原産の帰化植物)の花に来ているキアゲハの様子が可怪しいのだ。、 まるでクモにでも捉まりそこから逃げ出そうとしているような、バタバタ、…

オオサカサナエだろうか

第11回二科会写真部滋賀支部展の案内状を頂戴していたのでカミサンと観に行く。 写真展初期の頃から拝見している、いつも素晴らしい作品が出陳されており楽しみなのだ。 しかし今回はどうも不作の年のように思えた、ドキッとする作品が見当たらなかったのだ…

ツマグロヒョウモンの求愛行動

昨日の午後はおっ!と驚くほどの蝶たちを谷間の畑で見掛けたが、今日ヤブガラシに来ていたのはクロアゲハ、キアゲハ、コミスジなどが1頭づつ、しかも直ぐ翔び去って行く。 ファインダーを覗く間もなかった。ツマグロヒョウモンの珍しい求愛行動を見る。 こ…

小さな谷間の畑で

絶好の虫撮り日和だ、午後から雨上がりの小さな谷間の畑へ行く。 谷間の畑へ行く道すがらも含めて今日は驚くほどたくさんの虫たちを見た。 キアゲハ、クロアゲハ、ルリタテハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、コミスジ、イチモンジチョウ、ダイミョウセセ…

セスジスズメの若齢幼虫

無線LANルーターが壊れた、iphoneでテザリングしてこれを書いている。 (ルーターはamazonに注文した)昨日トビイロトラガの幼虫を見付けた擁壁の近くで、今日はセスジスズメの若齢幼虫を見る。 セスジスズメの幼虫も1・2齢の若齢幼虫の頃は可愛いが、終齢幼…

トビイロトラガの幼虫

階段横の擁壁に這うツタの若蔓にトビイロトラガの幼虫がいるのを見付ける。 黒と白の複雑な模様にオレンジ色の斑紋、白い疎らな刺毛、綺麗なイモムシだ。 初夏から秋にかけて年に数回発生し、最も遅いヤツはサナギで越冬するという。 幼虫の食草はツタの葉だ…

色の名前(2)

本日の京都新聞朝刊の一面に、”イガ青々 秋めく山里”というタイトルの写真入りの記事が掲載されていた、秋の気配の報告だ。 山間部に生育するブナ科の落葉高木シバグリが実り始め、その青々としたイガが秋の訪れを告げているという囲み記事なのだが、その「…

キボシトックリバチの交尾

玄関先の南天の木でキボシトックリバチのカップルを見付ける。 トックリバチの巣作りを撮りたい。 幼虫のエサになるイモムシなどを運びこむところを撮りたい。 こんな思いを実現させるためにはフィールドを歩いて歩いて歩きまわって、偶然の出逢いを期待する…

白い蛾

小さな谷間の畑への道すがら杉の木に止まっている白い蛾を見付ける。 いつもだったら撮ってきた虫の名前が判らなければWebの図鑑などで調べ上げるのだが、今日はなんとも億劫なのだ、気が向いたら調べることもあるだろうと調べることを放棄した。今日の獲物…

トビイロシワアリの獲物(5)

虫撮りに出掛けようと玄関先に出た時、トビイロシワアリが獲物に群がっているのを見る。 今夏は不思議なほど玄関先や階段でトビイロシワアリが獲物に群がっているのを見るのだ。 8月の初め頃に見かけてから今回で5度目、今日の獲物はアメリカミズアブのよ…

色の名前

小さな谷間の畑を越えた向こう側の南斜面に大きな栗の木が2本ある。 昨年はポツポツとしか実を付けていなかったのに、今年はたわわに実を付けている。 そんな青い毬栗を眺めながらふと昨日のドングリのことを思い出し、殻斗(俗にボウシ)から顔を覗かせて…