2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

クマゼミの交尾体

朝の涼しいうちにと思い8時過ぎITOUさんの菜園に行ってみた。 100mmマクロも75-300mmズームも持出していたが、虫の姿はあまり見掛けずだった。 見掛けたのは、クマゼミの交尾体、カマキの未成熟体、イチモンジセセリ、アシナガバチ、ショウリョウバッタの幼…

モンクロギンシャチホコ

連日の猛暑、虫撮りに出掛けたいが暑さに負けて出歩きもならずだ。 そんな老爺の「一日一虫」の課題を手助けしてくれるように、玄関先や庭に虫たちが日替わりで来てくれるのだ、嬉しくなる。 今日は玄関先のシロダモの木で前翅に黒い大きな紋を持つガを見つ…

空蝉

早朝の虫撮りに出掛けようとした玄関先で、タカサゴユリの葉にしがみついているセミの抜け殻を見付ける。 アブラゼミの抜け殻だ。 昨日は全く気付かなかったから昨夜の羽化に違いない。我が家の玄関先、セミの羽化のシーンを撮るのには絶好の場所、早くから…

眼状紋・ウチスズメ

門扉を開けた時、玄関先のシロダモの木の薄暗がりに灰色の大きなガがいるのを見付ける。 一昨日Mさんが届けてくれたトビイロスズメはその姿を撮った後逃がしておいた。 そんなことから一瞬トビイロスズメではと思ったが、翅の形や色が違っていた。 何ショッ…

水滴の中の風景(3)

オニユリなどに付いている雨のしずくが消えてしまわないうちにと早朝の庭に出る。 水滴写真の練習だ、Eos7D Mark2+100mmマクロ、リモートシャッター、三脚の取り合わせ。 水滴の中に映り込んでいるであろう花や風景に目見当をつけ三脚を据えるが、思う光景…

トビイロスズメ

墓参のため帰省していて2日ほど留守にする。 帰り道立ち寄ったサービスエリアでスマホを泊まったホテルに忘れたことに気付き引返す。 おかげで350kmほど余計に走ることになり全走行距離570km、ドライブ好きな老爺も流石に疲れた。仕事場にしているマンショ…

水滴の中の風景(2)

早朝、庭先で水滴写真の練習をする。 水滴の向こうにある花や風景を水滴の中に如何に写しこむか、これが結構難しかった。 お気に入りの一枚を撮る為には、機材やテクニックそれに演出の仕方など、試行錯誤が必要だ。 虫撮りと併せてこの分野にもう少し踏み込…

トビイロトラガ(2)

庭先に出た時、ノウゼンカズラの葉陰にトビイロトラガがいるのを見つけ書斎に来てもらった。 今月の始めころ一度見たことがあり二度目の出逢い、書斎に来てもらったのは前回撮れなかった開翅した姿が欲しかったから。 虫捕りカゴの中でパタパタ跳びはねるヤ…

暑さに負けて

京都市美術館別館で開催中の第41回JPS展を観ようと地下鉄東山駅で降り、川沿いの道を歩き始めたが、目眩むような暑さに立ち止まってしまった。 美術館までは老躯の足で15分近くかかる、日陰もない炎天下だ、暑さに負けてしまい引き返す。 JPS展を見た後、い…

サツマノミダマシと狩りバチの仲間

早朝の草叢へ入る。 サツマノミダマシと狩りバチの仲間を撮る。 サツマノミダマシは見た時からその名前が判っていたが、黒い小さなハチはその名前も種も判らずだった。 一日一虫を自分に課していることもありレンズを向けたのだ。PCに落とし込み拡大してみて…

ササグモの幼体

庭の柚子の木で孵化したばかりだと思われるササグモの幼体を見付ける。 最初幼体を見つけた時には親グモは柚子の葉裏の少し離れた所にいたが、孵化したところをよく見ようと葉をそっと裏返す、するとササグモの親は巣に戻ってきた。 ササグモは人が近づいた…

カミキリの貌

今日は虫を見ぬ一日だった、それというのも暑さに負けていたのだ。 溜まり始めているファイルの整理をしながら、虫の貌を幾つか切り出す作業をした。 そのうちの一つ、ミヤマカミキリの貌。 庭のノウゼンカズラもオニユリも最盛期を過ぎようとしているが、今…

ホソミオツネントンボ

ITOU昆虫園でホソミオツネントンボを見た。 体の色からオツネントンボだと思っていたが、撮影後PCに落としてよく見ると腹部の先端の上付属器が下向きに曲がっているのだ、オツネントンボは上付属器の先端は曲がらない、こんなことからホソミオツネントンボの…

イチジクの木の小宇宙

ジュリアン・ジェインズの「神々の沈黙」読んでいた時、なんの脈絡もなくテッポウムシの食害を受けているAKIYAMAさんの菜園のイチジクの木のことを思い出す。 何が引き金になったのかは分からないが、イチジクの木のことで読書の集中力は吹っ飛んだ。 気分転…

ダイミョウセセリ

今日は小さな谷間の畑で、一頭のダイミョウセセリを暫くの間追いかけていた。 熊笹の藪の高みに陣取っているヤツは、自分のテリトリーを見まわるように飛び出して行ってはまた元の場所に戻るのだ。 何度かそんな行動を繰り返す、初めて見る行動だった。 笹の…

水滴の中の風景

早朝、雨上がりのITOU昆虫園へ行く。 夜半の激しい雨と早朝ということもあって、さすがに虫の姿は見掛けずだった。 雨避けのためイチジクの葉陰やタラの葉裏にチョウたちが隠れていないだろうか、そんなことも考えて丹念に探してみたがここにもヨコバイの姿…

ミヤマカミキリ

階段の上に枝を延ばしているキヅタの葉陰で、雨を避けるように止まっているカミキリを見付け書斎に来てもらった。 日本に分布するカミキリムシの仲間のうちの最大種の一つ、ミヤマカミキリ。 このカミキリの大きさからふとデパートなどの昆虫売り場で購入す…

カバオビドロバチだろうか

庭のオニユリが咲き始めた。 オニユリの花に近づく時に決まって思い出す言葉がある。 「花粉にはくれぐれも注意してくださいね」というカミサンの一言だ。 今日もカメラを持出した折玄関先で「花粉には注意してくださいね」と注意があった。 それというのも…

チョウトンボ

草津市志那町の蓮海寺に隣接する池でスイレンが見頃を迎えているとの新聞記事を見る。 ハチやトンボも来ているという記事に誘われて見に行く。 チョウトンボ、シオカラトンボ、ナツアカネ、などが来ていた。 中でもチョウトンボの数は思いの外多かった。 チ…

ツマグロヒョウモンの争い

ITOU昆虫園のランタナの花の上で今日は珍しい光景を見た。 ツマグロヒョウモンのメスをめぐるオスたちの争いだ。 2頭のオスは執拗にメスに近づこうとして争いを繰り返していた。 時には、メスに近づいているヤツに真上から体当たりする感じで急降下してくる…

トビイロトラガとクロセセリ

午後一番雨上がりのITOU昆虫園と近くの草叢へ行く。 今年の初見の、トビイロトラガ(ヤガ科 トラガ亜科)とクロセセリを見た。 トビイロトラガはフイルム時代の頃から何度も見ているが、翅を開いた姿を見たことがない。 開翅した時の鮮やかな橙色の後翅の状…

セグロアシナガバチの獲物

ランタナの葉の上をヨタヨタという感じで動いているアシナガバチを見付ける。 近づいてよく見ると、大きな団子を咥えているセグロアシナガバチだった。 肉食性のセグロアシナガバチだ、幼虫の餌にする為に何かのイモムシを食いちぎって肉団子にしているよう…

里芋の葉の上で

久しぶりに早起きしたので(と言っても午前7時過ぎ)涼しいうちにと思いITOU昆虫園へ行く。 ランタナの花には、アゲハ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリなどが来ていた。 イチジクの木では熟した実が3個、なんとも美味そうに見える、こいつを横目に…

ゴマダラカミキリ

庭先から道路側につきだしたノウゼンカズラの落花が、おっと思うほど多いのだ。 その掃き掃除をしていて何気なく見上げたノウゼンカズラの葉の上に、ゴマダラカミキリがいるのを見付ける。 カメラを取りに書斎に駆け戻り、75−300mmをつけたカメラを持ち出す…

暑さに負けて

小さな谷間の畑へ行く途中、キンモンガとミカドドロバチを見付ける。 真夏日が始まりかけていたこともあり、この2種が撮れたことから本日の予定(一日一虫)終了とばかりに引返す。 暑さの所為で老躯の虫撮りも随分と行動範囲が狭まっている。 深夜型の生活…

テッポウムシに喰われる

Akiyamaさんの菜園にあるイチジクの木2本のうち1本が、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫の俗称)に食害されているのを見る。 木のあちこちに食害の痕(虫糞)が見られるのだ。 昨年の食害痕はほんの僅かしか見られなかったが今年は相当に酷い。 カミキリ…

小さな虫たち

炎暑の中、30分ほどITOU昆虫園で小さな虫たちを探す。 フキバッタの幼体、チビコフキゾウムシ、セマダラコガネを撮った。 イチジクの実はほとんどが青く硬い果実だったが、2個ほど鳥に啄まれた実があった。 ハチの姿は見かけずだったが、実が腐り始めると甘…

シャクガ科の仲間

猛暑気に負けて虫撮りに出ることもならず冷房の書斎に閉じこもっていた。メインマシーンにしていたDELLのinspiron・17RをWin10にしてからどうも調子が悪いのだ。 そんなこともあって、サブマシーンのinspiron・14に24型モニターを接続しメインマシーンにす…

ITOU昆虫園にいた虫たち

長い午睡の後、ITOU昆虫園と名付けている菜園へ出掛ける。 今日は思いのほか沢山の虫たちを見かけた。ウラナミシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、キマダラセセリ、イチモンジセセリ、コバネイナゴの幼体、ツマグロヨウモンなどだ。 真夏日の炎天下虫撮りを…