2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

クサカゲロウ

玄関先でカゲロウの仲間とカメムシを見る。 カゲロウの仲間はクサカゲロウ。 クサカゲロウの出現期は既に終わっているはずなのにと思いながらモニターを覗いていた。 コイツの仲間のヨツボシクサカゲロウ(頭部に2〜4個の黒い斑紋がある)は悪臭を放つが、…

カマキリが飛ぶ

ツワブキの花にモンシロチョウやハナアブの仲間がいるのを見つけ近づいた時、その花からカマキリが飛び立ったのでびっくりする。 カマキリが20cmほどの距離を跳ぶ(ジャンプする)ことはこれまで何度か見たことがあるが、翅を拡げて飛ぶ(飛翔する)のを見た…

ホウジャク

散歩の途中、垣根から顔を出しているツワブキにホウジャクがいるのを見付け、ポケットに捩じ込んでいるコンデジを急いで取り出す。 ホバリングしながら吸蜜しているところを狙うが上手く追いかけられずだ。 花から花への移動は高速な上に次の花がどの花なの…

ツマグロヒョウモン

陽当りの良い場所で今日はいろんな虫たちを見た。 ツマグロヒョウモン、キチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、コノシメトンボ。 草叢では季節外れのタカサゴユリを見付け、その直ぐ側でイナゴの幼体らしきものも見た。 暖かくて穏やかな一日、虫を撮る…

落日

銅鐸博物館(野洲市)で催された講演会(野洲川下流域の古代文化)からの帰り道、随分久しぶりに大きくて真赤な夕日を見た。 比良連山の麓に住んでいることや書斎の窓が東向きということもあって様々な夜明けの光景は見ているが、落日を目にすることは極めて…

二つの死

陽溜りに居ると気持が良いが、陽が陰り風が吹くと身をすくめる寒さになる。 晩秋の頃は好きな季節だったが年老いた今では、暖かさと寒さが入り混じる日々の変化に躰が上手く順応出来ず苦手になっている。 厚手のジーパンに履き替えた。それに虫撮りも出来な…

茶の花

講座「維摩経とインド文化」の最終講の日だったがサボってしまった。 理由もなく出掛けるのがひどく億劫だったのだ。 何時の頃からか万事億劫という状態になることが時々あり、終日呆け暮らしをしている。 読書もせずTVも見ず放心している日があってももいい…

写真展を見に

県立近代美術館ギャラリーで開催中の「第52回滋賀県写真展覧会」を見に行ってきた。 久しぶりにおっ!と思える作品に出逢え随分長い時間会場にいた。私には写真の巧拙を判断する力がないから、作品を見る時は好きか嫌いかが全てだ。 今回の写真展への応募数…

チョウセンカマキリの獲物

長い間刈り込み等の手入れもせず放置したままだったから、木蔦が伸び放題になり階段に覆いかぶさるようになっている。 木蔦は10月の初め頃から小さな花をつけ始める。 現在では花も終末期に近づいているが、花の盛りの頃はコガタスズメバチ、キイロアシナガ…

赤い実

玄関先のアオキの実は一週間ほど前まではほとんどの実が青かったが、ここにきて赤い実が増え一日毎にその赤さが濃くなっている。 3月の終わり頃の小さな花が今では真赤な実になっているのだ。 花が咲き実がなり、その青い実は時とともに赤く熟れる、自然の理…

老いのかたち(12)

昨日の車の事故処理でディラーに車を持ち込む時、近道をしようとして道を間違えとんでもない方向へ暫く車を走らせていた。 見慣れた風景を目にするようになって初めて自分が逆方向に走っていることに気づく。 原因はあまり良く知らない道だったので交差点で…

疲れた一日

写真仲間たちと近江八幡の八幡掘やコスモス畑へ行く。 コスモス畑で虫撮りを考えていたが不発だった。 八幡掘でももう一つファインダーを覗く気がせず殆どシャッターを押さずだった。 その上、細い田圃道で踏切を越えようとして車の左バンパーを縁石で傷つけ…

キシノウエトタテグモ

階段下の掃除をしていて、擁壁の排水口にしている塩ビパイプの穴にキシノウエトタテグモがいるのを見付ける。 早朝の寒さの所為か指先で突っいても動かないのだ。 何度か突っいているとコロンと転げ落ち、地面に落ちた時は慌てたように這い出したが、擁壁に…

呆けた半時

龍大深草キャンパスで講座のある時は、写真ギャラリーを何ヶ所か廻るのとジュンク堂書店に立ち寄ることが習慣になっている。 今日もギャラリー古都ほか2ヶ所ほど覗いたが疲れただけだった。 写真展等を見て歩くと何点かは、おおっ!とかいいなと感じるもの…

サワヒヨドリとトノサマバッタ

虫撮りで遠くのフィールドまで出掛けられない時は、家の近くの幾つかの空き地が虫撮りの場所になっている。琵琶湖に向かって雛壇状に造成されたこの住宅地でも、空き地のままの土地がかなりあったが、昨年の秋の終わり頃から新築の家が多くなっているのだ。 …

エビガラスズメ

近くの川の土手へコスモスに来る虫たちを撮りに行くが、チョウの飛来も一時の賑はない。 コスモスも終末期に入っていて、時の移ろいを感じさせられる。新鮮な翅のヒメアカタテハがいたので追いかけて廻していた。 帰り道、街灯の柱に蛾の仲間が隠れるように…

アオスジコハナバチ

随分久しぶりにPUKUさんと朝の散歩に出掛けた。 散歩の道すがら思いもよらぬ沢山の虫たちに出会い、嬉しくなっていた。 その一つが、空き地のヤマハギの上で吸蜜しているアオスジコハナバチを見付けたことだ。 長い間虫撮りをしているが、腹部の黒地にエメラ…

オオカマキリ

龍大瀬田キャンパス構内のアスペリアの花に来るチョウ達を撮るつもりで、70Dに100mmマクロとツインストロボを装着して持っていったが花期は既に終わっており、虫たちは全く見かけずだ。 9月の終わりに見た時は、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセ…

金木犀落花

庭先の金木犀が落花を始めた。金木犀の落花を見ると決まって思い出す光景がある。 まざまざと昨日見た光景のように脳裏に思い浮かぶ光景は、数十年も前のものなのに風化もせず鮮やかなのだ。その光景を見たのは南海電鉄高野線九度山駅の近くでだった。 農家…

美瑛の丘・2

早朝の美瑛の丘が見たくて朝一番の朝食を頼んでおきながら、朝食後あまりの眠さにベットに倒れこんでしまった。 旅行中は目一杯歩き廻るつもりだったが老兵の体は言うことを聞いてくれないのだ。 老躯に鞭打つようにしてホテルを出た、遅い出立だ。 カミサン…

美瑛の丘・1

9月29日から一週間の予定で北海道へ行って来た。 新日本海フェリーを利用しての旅行だった。 敦賀から苫小牧までの20時間近い船旅は、最初から覚悟はしていたものの相当に疲れた。初日は日高海岸での終末期のこんぶ漁や浜辺の風景、えりも岬、黄金海岸の岩場…