2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

タンポポの群落とキジ

コンビニの駐車場に止めていた車のドアにナナホシテントウが来ているのを見つける。 コンデジを引っ張り出してコヤツを撮っていて、買い物の帰り道いつも注意して眺めているタンポポの群落にテントウムシが来ていないだろうかと思い始め、キジ撮りに行く前に…

雨の一日(2)

終日雨降り止まずだったから「晴撮雨読」の雨読の一日になる筈だったが、読書もせず呆け暮らしが続いていた。書斎の片付けもしなくてはならないのだが、少し肌寒い状況だ、2階に上がることもなかった。 ボケ防止の為にと、写真のモノクロ化を始めることにす…

鳥撮り不作

陽射しの暖かい田圃道で2時間ほどいたが鳥撮りは不作だった。 田圃道にいた間、ケリがスクランブルをかけるように急上昇して、縄張りに侵入してくるトビに挑みかかるのを3度ほど目撃した。甲高い啼声を上げながら執拗に追い回すのだ。これまでにこんなシー…

老いのかたち(50)

鳥撮りに出掛けることもなかったので、未整理のまま放置していた幾つかのファイルを分別整理する。そんな作業の中で一枚のスナップ写真を見つけた。 この写真は逆光に近い状況で撮ったものだったこともあり、モノクロにすればどんな感じになるだろうかと思い…

ツクシのある記憶

鳥撮り用の重いヤツを持ち出す気にもなれなかったので、今日は100mmマクロと17-70mmズーム、それと70-300mmズームを用意した。虫探しが狙いだ。休憩時のためにポットに詰めたコーヒーも持って出掛ける。目的地は琵琶湖に注ぐ川の土手道。 土手道では、ベニシ…

アミガサタケとビロードツリアブの交尾体

この時季、雑木林に潜り込むとプロパンガスのような匂いを嗅ぐことがある。ヒサカキの匂いだ。匂いというよりも臭いと書くほうがいいかもしれない。小さな谷間にも少し大げさだがこの臭いで充満していることがあったが、今は僅かばかりの臭いになっている。…

季節の移ろいに鈍感になっている

陽射しは穏やかだったが風が強かった。時に突風が吹きつけることもあり、田圃道では2度ほど帽子を吹き飛ばされる。キジの姿を見掛けることはなかった。ファインダーを覗いたのは、ヒバリ、ビンズイ、ムクドリを見掛けた時だけだった。 白い小さな花で覆われ…

キジを追いかけて

GSに冬用のタイヤの脱着を依頼した後、これまであまり訪れたことのない耕作放棄地へ行く。住宅地の近くの結構人通りの多い道に面した放棄地だったから、キジの出現をあまり期待していなかったが、キジ撮りに恵まれた。 高速連写で狙っていたが、カメラマンの…

カラスの獲物

田植えのための準備作業として一番最初に行われる畦の切り欠け作業があちこちで見られるようになった。今日も2ヶ所で行われていた。 畦の一部を切り崩したところは、トラクターが入った後の泥田から土をかき揚げ新しい畦を作るのだ。この新しく作った畦を利…

悠然としたヤツ

キジ撮りをしていて個体識別できるリングなどが足についていれば、と思うことがよくある。今日も耕作放棄地Eブロックの用水路一本挟んだ隣の田圃から出てきたヤツが、先日Cブロックで見掛けた無愛想なキジと同じ若いヤツなのに、何とも悠然としていたのだ。…

鳥撮り不作

今日は鳥撮りは不作だったかと思いながらフィールドを一周した後、田圃道を引き返す。「上に飛鳥無く、下に走獣無し」そんな文言を口ずさんでいて、随分以前に、龍谷大名誉教授山田明爾先生(故人)の講座「法顕伝」で先生が朗詠していた時のことを思い出し…

カエルの記憶

「雨の一日」のブログにmomijiteruyamaさんからコメントが寄せられ、teruyamaさんがカエルの時季を待っていることが書かれていた。カエルをどんな対象物として関心を持たれているのだろうか。私にはカエルにちょっとした笑えぬ記憶がある。 4年ほど前、比良…

無愛想なヤツ

キジを撮るときのフィールド・耕作放棄地をA,B,C,D,Eの5つに区分している。午前9時過ぎにフィールドに入った時Cブロックの東端でキジを見つける。小ぶりなキジだった。若いヤツのように思えたので静かに間合いを詰める。人馴れしたヤツは至近距離まで近づ…

雨の一日

今日は二十四節気の一つ啓蟄の日だ。啓蟄の日が近づくときまって届けられるハガキやEメールがあった。旧い知人のMさんからだ。私が虫撮りに夢中になっていることを知っていたから、「啓蟄は貴兄にとっては新しい年の始まりですね。今年もいい写真が撮れます…

梅の木にいたメジロとシジュウカラ

終日曇天だったが僅かに薄日が射すこともあったので、陽射しを狙って鳥撮りに出る。 湖岸沿いの集落の細い路地道を歩いていて、梅の木にスズメの小集団が来ているのを見つけ足を止める。初めて入り込んだ路地道、この先行き止まりという自動車通行止めの立て…

沈丁花とジョウビタキ

昨日は小雨交じりの風が吹き荒れ、時にしぶきをあげて窓を叩きつける強風もあった。こんな状況だったから鳥撮りにも出掛けられず閉じこもっていた。昨日と打って変わって今日は暖かくて穏やかな陽射し、長いヤツを持ち出してキジのフィールドへ出掛けたかっ…

何かを啄みに来たトビたち

田圃道を小一時間歩いたがキジの姿は全く見掛けずだった。キジ撮りは不作だったかと帰りかけた時、思いもよらぬ場所でトビたちが何かを啄みに来ているところを見掛けた。 ”鳥と人と” は鳥撮りのときのテーマの一つだ。これから先田圃に農作業の人たちが入る…