2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

キジを待つ

キジのフィールドへ出掛けるのはほぼ半月ぶり、早朝のフィールドへ出掛けた。 路肩に車を停め田んぼ道へ足を踏み入れた時、幸先よく2羽のキジを見る。しかし、幸先良しと思ったのはほんの一瞬だった。ヨシ原の向こうの田んぼ道から田んぼ見廻りの農夫が姿を…

黒地に赤2紋のナミテントウ

雨の一日だった。 小雨の降る中、高島の農家の方が朝採りのイチゴを届けてくれる。週に2度ほど届けてくれるこのイチゴの最大の楽しみは、味もさることながらその甘い香りなのだ。収穫して余り時間が経っていないから、スーパーの店頭に並ぶイチゴとは比べも…

草臥れた一日

仲間たちと開く写真展の今日が初日だ。 午前中は会場の設営、午後1時半から夕刻5時までが受付の当番、勝手気ままな日々を過ごしている老躯にとっては随分長い一日だった。力仕事をしたわけでもないのに相当に草臥れていたのだ、帰宅しシャワーを浴びた後マッ…

ツバメシジミの吸水行動

真夏日の到来に身体がうまく順応出来ないこともあり疲れが溜まっている。その所為か読書も虫撮りもcookingも面倒臭くなっているのだ。完全に呆けてしまいそうだ。呆け暮らしの気分転換をと思い夕方Aさんの菜園へ行く。 真夏日の陽射しが続く所為でAさんの菜…

トキワツユクサにいたホソヒラタアブの仲間

季節季節の野菜を熱心に育てていたAさんの菜園が、今夏はなんとも寂しくなっている。トマトの苗が一畝、カボチャが一畝植え付けられているだけで、その外は雑草に覆われているのだ。Aさんも菜園を維持していく体力を失い始めているのだろうか。 そんなAさん…

アゲハの1齢幼虫

庭の柚子の木の花が最盛期だ、近づくと微かだがいい香りがする。 その柚子の木でアゲハの1齢幼虫がいるのを見つけた。初見だ。 柚子の葉の上ではこれから何匹かの幼虫を見かけることだろう。これらの幼虫はセグロアシナガバチが自分の幼虫に与える肉団子の対…

待ちくたびれて

早朝のフィールド、耕作放棄地のヨシ原ではあちこちからオオヨシキリの囀りが聞こえ、いつになくけたたましかった。ケケッチ、ケケッチ、チチチチッと聞こえたり、ギヨッギヨッ、ギヨッギヨッ、チチチチと聞こえたり、ギョエッ、ギョエッ、チチチチッと聞こ…

女王蜂の肉団子

今朝もセグロアシナガバチの巣を覗き込んだ。幸いにも女王蜂が肉団子を持ち帰っているところを見る。欲しかった1ショットだ。 かなり大きな団子だがこれが幼虫一匹分のエサのようだ。幼虫に与え終わると彼女は直ちに採餌に飛び立っていった。 女王蜂の採餌の…

ガの仲間2種

新聞を取りに出た玄関先でガ2種を見つける。 1匹はシロダモノの枯葉の上にもう1匹はオニユリの葉の上にいた。 いずれも名前は判らない。これまでだったらこれらのガの名前をWebの図鑑などで調べただろうが、最近ではこの調べるという行為がなんとも億劫に…

ヒバリ

比良連山の南端権現山から流れ下る小さな川沿いの道を2時間ほど歩く。鳥撮りが不作に終わりそうだったが一羽のヒバリが「一日不食」にならないようにしてくれた。 頭上の天空で囀っていたヒバリが突然10mほど先の草むらに急降下して来たのだ。道端の枯草の…

セグロアシナガバチ・女王蜂の給餌行動

女王蜂一匹で巣作りをしている巣では、最初に産み付けられた卵が孵化して幼虫が生まれているようだ。今朝も覗き込んでいると何かを咥えた女王蜂が巣に帰ると2度ほど巣房に頭を突っ込んでいた。幼虫に給餌していると思える行動に見えるのだ。 セグロアシナガ…

若いキジのオス

耕作放棄地のあぜ道で若いキジに出会う。いつもだったら足早に遠ざかっていく若ヤツがすぐ眼の前にいるのだ。悠然とこちらを見ている、これには驚いた。 至近距離でキジに対面したのはこれが初めての経験だった。暫くの間双方が身動きとれないという感じで佇…

セグロアシナガバチの巣作り

家の周りの草むしりをしていて、片付けるのを忘れていたブロックの穴で、セグロアシナガバチが巣作りをしているのを偶然見つける。女王蜂が巣作りを始めて1週間ほどが経過したと思われる巣だ。ブロックの穴の真ん中あたりに巣がぶら下がっているため、巣房の…

キジの夫婦連れ

早朝フィールドへ行く。 いつもの場所に車を停め、逆光にならないようにと随分遠回りして田んぼ道へ入る。遠回りしたことが幸いした。荒起こししたまま未だ田植えの準備の始まっていない田んぼの草むらに貌を出してているキジを見つけたのだ。3日ぶりの対面…

草むらのネコ

午前中2時間近くフィールドにいたが2度ほどキジの啼き声を聞いただけで姿を見ることはなかった。6日の日にキジのBattleを撮って以来姿を見ていない。 キジは姿を現さなかったが代わりにネコが付き合ってくれた。 視線の先に何かがいるようだ、見詰めてい…

カラスの獲物

朝のフィールドは、田植えの後の肥料を撒く人や苗の補植をする人がキジのフィールドの近くで作業をしていることもあり、キジが姿を現すことはなかった。 キジ撮りを諦めて湖岸へ向かう。 河口付近で投網漁をしている人がいた、稚鮎を狙っているのだろうか。…

草むらのスズメ

午前8時過ぎ、肌寒い風が吹く中キジを見に行く。 小一時間フィールドの田んぼ道を歩いたがキジの姿はなかった。啼き声も聞かずだった。見かけたのは、コサギ、アオサギ、ケリ、カラス、オオヨシキリ ツバメ。ファインダーを覗く気にもなれずだった。 田んぼ…

キジ Battleを見る

路肩に車を停めヨシ原の角を回って農道へ出た途端、母衣打ちを見る。 幸先の良い出会いだと思い1ショットした後ゆっくりと近づく、なんと無愛想なヤツだ、こちらを一瞥するなりそそくさと前の草むらに入り込んだ。姿かたちから見るに人慣れしていない若鳥の…

キジとケリのコラボ

畦道の枯草の上に伏せているキジにレンズを向けていて、思いもかけぬ光景を眼にした。 キジの背後でチラッチラッと動くものがいるのだ、キジのメスがいると思った。 そっと顔を上げてきたのはキジのメスではなくケリだった。これには驚いた。 営巣が始まる今…

キジを追いかけて

耕作放棄地周辺の田圃では田植えが一段落し、人の気配も疎らになった。そんなこともあってだろう、早朝のフィールドでは3羽のキジ(オス)を見かけた。その中でもCブロックの遠い端っこにいたヤツは、ヤツとの出会いから縄張りの草むらに隠れるまでの1時間近…

竹筒トラップ新設

電気温水器の格納壁にぶら下げている竹筒トラップに、4月の終わり頃から、数匹のツツハナバチが営巣にやって来ている。空き家がなくなりそうなので竹筒トラップを新設した。 新しくした竹筒トラップに訪問者が来るのは、乾燥して水分が抜けきってからだろう…

久しぶりの虫撮り

午睡の後、カラスノエンドウが咲き誇る草むらに潜り込む、久しぶりの虫撮りだ。主たる目的はカラスノエンドウの先端でコロニーを作っているアブラムシとそのアブラムシを捕食しているテントウムシを撮ること。 コロニーにフタモンテントウやナナホシテントウ…

辞書を読む

元号「令和」の字それぞれの字源が知りたくて書棚から「字統」白川静著・平凡社を引っ張り出した。昔から辞書を読むのが好きでこの「字統」や古語辞典「字訓」を読んでいたが、いつの頃からか書棚の奥に眠ったままになっていたのだ。久しぶりに引っ張り出し…