2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

飛行機雲

突然ですが遅まきながらの寒中お見舞い申し上げます。 こんな書き出しで始まるメールを受け取った。 差出人は仕事関係で知り合った旧い知人のMさんだった。 リタイアして以来人の輪を意識して縮めていたので、懇意にしていたMさんともいつの頃からか音信不通…

昆虫顔面図鑑

昨日のハエトリグモの一件から虫達のポートレイト撮影のことが妙に気になり始めている。 これまで虫達を撮ってきたファイルには「飛翔」「小さな命の終わり」「虫達のポートレイト」等と名付けた一群のファイルがあるが、撮影年月の割にはお気に入りの収録枚…

ハエトリグモのミイラ

車庫のシャッターを開けようとしてハエトリグモがいるのを見つける。 おっ!という思いでシャッターの上昇を止め静かに元の位置に戻してから、ポケットにいつも忍ばせているコンデジ(XZ-1)を急いで取り出す。 越冬するハエトリグモもいるとは聞いていたが、…

寒行

今日も寒さに身を縮めている。 真冬の撮影行を幾つかプランニングしているが出掛けられないのだ。 我ながら情けなくなっている。真冬の撮影行のことを考えていて、なんの脈絡もなく眼に浮かんだ光景がある。 急いでPCを立ち上げその光景に該当するファイルを…

満月の夜の湖面

午後7時前には粉雪が舞っていたが、強い寒風に雪雲が流れ去ると満月が顔を出した。 月齢14.3。琵琶湖の湖面が輝いている。それはほんの僅かな時間だった。 非常に強い寒気の影響で各地で記録的な積雪になっているようだが、琵琶湖畔(湖西)では薄雪で済んで…

若さっていいな

深草キャンパスからの帰りはいつものように京の雑踏を楽しむことにする。 いろんな人達とすれ違いながら服装や表情、歩き方やしぐさを観察するのが楽しみなのだ。河原町通のジュンク堂書店の近くの交差点で信号待ちしながらスナップしていた時、少し離れた背…

柚子の収穫

昨夜も遅くまで「鋼鉄の猟犬」を読んでいた。 午前3時過ぎの就寝だが6時前に目が覚め、暁闇の琵琶湖にレンズを向けてみる。 午後から柚子の収穫をした。 今回で3度目だが後2回は収穫できそうだ、例年にない豊作に嬉しくなっている。 一本の柚子の木から…

読書の楽しみ

昨日、買い物帰りに立ち寄った本屋さんで本のタイトルに惹かれて1冊の本を手にした。 「ケルベロス・鋼鉄の猟犬」押井守著 幻冬舎 だ。 本の帯と最初の数ページに目を通した時面白そうだなと思い買い求めた。 それから夢中になり今朝の3時過ぎまで読んでい…

薄明の刻

薄明の一刻を狙ってみたいとかねがね思っているものの、老兵には叶わぬ思いになっている。 琵琶湖湖畔で幾つかのポイントをマークしているのだが、深夜族の生活パターン故に体が思うように動き出してくれないのだ。 今朝六時過ぎに目覚めた時、日の出が始ま…

おうい 雲よ

立ち居振舞いに大きな支障が在るわけではないが、腰の痛み(鈍痛)が何とも言えず不愉快だ。 読書をしていてもPCに向かっている時でも、腰を庇うように何度も座り直している。 こんなことから読書にも集中できず半ば呆けて、書斎の窓から対岸の長命寺山や沖…

旅に出たい

旅に出たい、そんな思いが最近とみに強くなっている。 今日も2ヶ月に一度の定期健診の日の待合室で、順番待ちの長い時間をやり過ごすために本を読んではいたが、半分以上は旅行のことを考えていた。 虫撮りに行きたいのだ。旅に出たい、呆け始めている日常…

アイ・キャッチャー

京都へ出た時、時たまだが佛教大学四条センターに立ち寄ることがある。 その折面白そうな講座が開かれているとそのまま潜りこむことがある。 受講1回1,000円という手軽さで関心のある講座が聴講出来るのだ。今日は以前から気になっていた「経典の諸相ー経典…

フユイチゴ

小さな谷間の畑へ行く道筋でフユイチゴを見付けた。 いつもだったら早速口にするところだが手を出さずにいた。 木苺の中でも美味い部類だと思いながらも手を出さずにいる自分が妙に可笑しかった。 いつの頃からか、虫撮りの時などの野山で見付けた木の実類に…

睡眠と時間感覚

深夜族の生活パターンから抜け出せずにいる、日の出前の風景を撮りに行こうと思いながらも、この状態を引きずつたままなのだ。 70代になれば睡眠時間は6時間もあれば十分だと云われるのに、今日の私は異常なほどの睡眠時間をとっていた。目覚めたのが午後2時…

方向感覚を失う

半月ぶりの京都だ、深草キャンパスでの講座(無量寿経・講読7)の後、京都造形芸術大学で縄文時代の土器や土偶の展覧会があるのを思い出し出掛けてみた。 目的にしていた土偶の展示は少なかったが、縄文土器・深鉢や黒曜石製の鏃を見ていると縄文人の日常生…

野鳥の写真

棚田の一角にある柿の木で残り柿の実を啄んでいる野鳥を見つけ接近を試みたが、近づくことを許してはくれなかった。 何という鳥なのか名前は分からないが、鳩を一回り小さくしたような黒っぽい色の鳥と雀に似た 鳥が柿の実の取り合いをしているのだ。 アップ…

タネツケバナ

夕方の散歩に出た折、田んぼ一面にタネツケバナが咲いているのを見つけ入ってみる。 稲刈りの終わった後の水田に顔を出すこのタネツケバナは、水田裏作の代表的な一年生雑草だ。 ナズナと同様食べられる雑草だと承知はしているがこれまで口にしたことはない…

アゲハの越冬蛹

昆虫写真家新開孝さんのブログ「ひむか昆虫記」を読んでいて、昨年の秋の終わり頃書斎の飼育箱で蛹化したアゲハの蛹のことを思い出し、取り出してみた。 最初の頃からすると腹部の辺りが少し膨らんだようにみえるのだ。 羽化するのはまだまだ先のことだから…

蓑虫

散歩の途中で洒落た蓑をまとった蓑虫を見付けた。 桜の老木にうまく身を隠すようにぶら下がっていたから、フユシャクを探すという目的がなければ見逃すところだった。 これまでオオミノガの蓑をいろいろ見てきたが、今回は特別にファッショナブルなのだ。 ミ…

物忘れ

食料品など買い物が必要な物は冷蔵庫に貼り付けたホワイトボードに書き込むことにしている。 それをメモして買い物に出掛けるのだが、今日はボードに書かれているものがカミサンが書き入れた2点だけだったのでメモせずに出掛けた。 今晩のCookingは私の担当…

小さなタカサゴユリ

階段の石垣の隙間から顔を出しているタカサゴユリの小さな葉を見付けた。 石垣の隙間3ヶ所から小さな葉が顔を出しているのだ。 葉っぱが小さな小さな時には、何かの雑草が芽吹いているくらいにしか思っていなかったが、それがタカサゴユリのものだと気付い…

読書ノート(5)

昨夜来の雪が20cmほど積もっていたが午前中にあらかた消えてしまった。 日の出前に目覚めていれば雪の堅田漁港が狙い目なのだが、8時過ぎの起き出しなので諦めるしかない。 玄関先でコーンカップに載せたソフトクリームのような雪を見る。 「晴撮雨読」とい…

柚子の収穫

庭の柚子の実を収穫する。 昨年は柚子の実がまだ小さい時びっくりするほどの落果があったから、実は殆ど生るまいと思っていたが以外にも沢山の実をつけていた。 2・3年不作だったが今年は当たり年だったのだろう。 それに昨年春先の剪定がよかったのかもしれ…

エサキモンツノカメムシ

還来神社(大津市途中)へ初詣に出掛けた折エサキモンツノカメムシを見付けた。 昨年の初撮りは空蝉だったからカメムシの初撮りでも良しとしなければなるまい。 それに悪臭を放つ嫌われもののクサギカメムシ等と違って背中にハート型の黄色い紋を持っている…

歳旦に

謹賀新年 今年は虫撮りも読書もCookingも目一杯やる計画だ。 残り少ない時間だ呆けてはいられない。 「老いのかたち」自分がどんなかたちになってゆくのか分からないが、心や体がよろよろした状態だけにはなりたくないものだ。