2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのかたち(45)

元号平成も本日で終わりだ、後一時間足らずで新元号令和が始まる。 今日は昨日の続きであり明日は今日の先にあるもの、そんな時の移ろいに身を任せての日々が続いてきたから、終わりといわれ初めといわれても老躯には格別な感慨は無い。 終わりも無ければ初…

キジのペアを追いかけて

耕作放棄地が広がるフィールドでは、オオヨシキリの甲高い鳴き声が賑やかになった。そんな鳴き声に混じってヨシ原の向こうからケーンケーンとキジも啼き声を上げている。ひと啼きだけだったが啼き声を頼りにキジの姿を探す、見つけ出すのは容易ではなかった…

キジが跳ぶ

早朝の田圃では田植えの準備があちこちで始まっている。代掻きのトラクターが4台、粒状の肥料を散布している人、草刈をする人、畦の補修をする人など大勢の人がいた。 キジを見つけたのはそんな人たちのいない遠くの耕作放棄地の一角だった。草むらに半ば隠…

ツツハナバチ

電気温水器の格納壁に吊るしてある竹筒トラップに、ツツハナバチが営巣に来ているのを見る。数匹来ているようだ。EOS7D-MrakⅡ+100㎜マクロ、三脚、リモートスイッチ、レフ板、それに長期戦覚悟の折りたたみの椅子まで持ち出した。 置きピンにして狙い続けた…

レンゲ畑のキジ(2)

午後4時過ぎ、雨上がりのフィールドへキジを見に行く。 路肩に車を停めるや甲高いキジの啼き声を耳にする、目の前のレンゲ畑にキジがいた。まるでわたしの到着を待っていてくれたようだ。早速に歓迎の母衣打ちを見せてくれた。 母衣打ちの舞いを2度見せて…

ヨシ原のキジ

雨のぱらつく一日、鳥撮りに不都合な天気だったので専ら読書、「童の神」を読む。 「ヨシ原のキジ」は昨日キジと猫のシーンを撮った後、Cブロックの焼け残ったヨシ原で撮ったもの。間隔を開けて3度ほど母衣打ちを見せてくれた。 いよっ! 千両役者 真正面に…

キジと猫と

虫撮りは午後からということにして、早朝のキジのフィールドへ行く。 出掛けてきて幸いだった、焼野で母衣打ちを撮った後フィールドを一巡するつもりでヨシ原の陰から農道へ出た時、非常に珍しい光景を眼にしたのだ。 猫のいるすぐ前の道をゆっくり横切るキ…

老いのかたち(44)

深夜の読書が祟って10時過ぎの眼覚め、朝の鳥撮りに出掛けられずだ。 買い物から帰ってからの遅い昼食、その後暫く経ってからもの凄い睡魔に襲われ、背もたれを倒して眠ってしまった。いつになく長い午睡だったのと料理当番の日だったこともあり、午後からの…

道を横切るキジ

土手の草刈をしている人から10mくらいしか離れていないところを悠然と横切っていくキジを見た。 最初に見かけたのは5区画も向こうの田んぼにいた。 田んぼをゆっくり横断して土手に上がり用水路を跳び越え、甲高い声を上げ母衣打ちをする。 最初は用心しなが…

キジの争い

いつものフィールドでは田植え前の野良仕事が本格的に始まっている。草刈の人や田起こしのトラクターが耕作放棄地のヨシ原の近くにいる所為だろう、キジの姿を近間で見かけることはなかった。随分遠い田んぼのあぜ道を歩くキジを2度ほど見かけただけ。 カメ…

ヒメシロコブゾウムシ

ITOUさんの菜園のタラの木でヒメシロコブゾウムシを見る。 足場が良ければいろいろ撮れただろうが、ヒメシロコブゾウムシのいるタラの木はいずれも菜園の急斜面なのだ。その上持ち出していたのがEOS5D Mark2+180mmマクロ、重いのだ。滑り落ちそうな斜面に立…

焼け野のキジ

フィールドが逆光にならないようにと、車を降りてから遠回りして田んぼ道に入る。 遠回りしたことが幸いだった、田んぼ道を歩き始めて直に、耕作放棄地の1つ焼け野になった所にキジがいるのを見つけ、カメラのモードをチエックしてから三脚にカメラを載せる…

レンゲ畑のキジ

田んぼ道に車を停めた時、遠くのレンゲ畑の中でキジが頭を出しているのを見つける。 今日のキジは愛想の良いヤツだった、かなり長い時間付き合ってくれたのだ。 母衣打ちも見せてくれた。 集団下校の小学生6人ほどのグループが声高に缶蹴りをしながら近づい…

無愛想なヤツ

早朝のフィールドで2羽のキジを見かける。 いつになく無愛想なヤツだった。1羽はこちらに気付くと同時に近くのヨシ原に逃げ込み、もう1羽は農道を足早に駆け出して行った。 農道を駆けて行ったヤツは、100mほど行ってから安全な距離を確保したように立ち止…

焼野の雉

耕作放棄地の一つ、Cブロックと名付けている区画の一角が焼野になっていた。 耕作放棄地は幾つもあるが、耕作放棄地に火が入ったのを見たのはこれが初めてだ。 これまではヨシやガマの群落を刈り払う作業はしばしば行われていたが、火が放たれるということは…

花冷え

花冷えの雨が降り続く一日、終日書斎に閉じこもっていた。 今年の桜は未だ撮りに行ってない、桜の花を啄みに来る鳥たちを狙いたいのだ。 満開の桜はこの冷たい雨に傷めつけられていないだろうか。 花冷えの玄関には結婚記念日にと娘が届けてくれた花が飾って…

カタクリの花を見に

カタクリの花を見にマキノの雑木林まで遠出をした。 雑木林には既に二人のカメラマンがいた、いずれも70歳代と見受けられる方。 ひとりの方はローポジションにした三脚に望遠ズームのカメラを載せていた。膝をついてアングルファインダーを覗いている。時…

ケリの飛翔

穏やかな陽射しだ、風もなく花粉の飛散量も少ないのではと思い、キジを見に行く。 いつものフィールドの周辺では、田んぼの土手や畦道での草刈があちこちで行われており、また田の荒起こしをするトラクターも3台ほどいて、時に耳をつんざくような音を上げて…

全日写連守山支部の第16回写真展が守山図書館で開催中ということを思い出し、カミサンを誘って観に行くも図書館が閉まっているのだ、図書館の休館日は月曜日とばかり思いこんでいたから休館しているのに驚く。 月初の金曜日は資料等整理の日で休館日だった。…

キジを見に行く

久しぶりの早起き、三寒四温が続いている日々の今日は寒に当る朝だったが、いつものフィールドへキジを見に行く。 路肩に車を停めた時、意外な場所にキジがいるのを見つける。 琵琶湖に流れ込む小さな川の南側土手下、時折小雨交じりに吹き付ける冷たい風を…