2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アオスジアゲハとクマンバチ

烏丸半島にある草津市立水生植物園みずの森へ行ってきた。 スイレンの咲く池でイトトンボを撮る予定で出掛けたのだが全くの期待外れ。 僅かにアオイトトンボを見ただけった。 それも一瞬だけ、しっかり撮りたいと三脚を据えカメラをセットしてファインダーを…

ムスジイトトンボ

小さな谷間の山際に設置されている旧い農業用水槽で、スイレンが咲き始め、イトトンボの羽化も始まっているのではと思い出掛けてみた。 スイレンの開花もイトトンボの羽化も始まったばかりという感じだった。 見掛けたのはスイレンの花一つ、イトトンボ2匹…

ウスバツバメの幼虫

写真展最終日の当番は午後からだったので朝早いうちに小さな谷間の畑へ行く。 10日ほどご無沙汰だった畑で、おっ!と思う光景を眼にした。 大きな梅の木2本が葉っぱ一枚残さずという状態で無残な姿になっているのだ。 葉を食い荒らしたヤツはウスバツバメの…

ササグモの脱皮

写真展当番のことなどもあって5日ほど草叢に足を踏み入れていない。 虫探しがボケ防止のための日課だから草叢に入らないと何かしら落ち着かないのだ。 そんなこともあって虫撮りのフィールドの一つにしている草叢へ出掛ける。ササグモの脱皮を見る。 遠目で…

ユスリカ

写真仲間たちと開催している写真展の当番の日だ。 いつもの日だったらまだ夢の中という時刻に受付に座っていた。 午前中早い時間帯は来場者もぼつぼつだったから半分居眠りしていた。そんな半醒半睡の状態で呆けていた時、ガラス窓にユスルカが居るのを見つ…

ユズの小さな実

庭のユズの木にナガサキアゲハが2匹来ているのを見つけ、カメラを持って飛び出したが僅かな時間差で撮れずだ。 2匹とも同時に飛び去ってしまう、新鮮な個体の2匹だっただけにもつれ合う姿を撮りたかった。ユズの木の小さな小さな実。 いつもの年と比べると今…

花のいのちは短くて

今日は午後から写真展の当番、車庫から車を出す前に気になっているトベラの花を見に行く。 4・5日見ぬ間に花は終末期を迎えていた。 白い花びらは黄色っぽく薄汚れ、芳しかった香りも失せてしまっていた。 花の盛りに、アオスジアゲハやナガサキアゲハ、クマ…

ネコハエトリの獲物(2)

真夏日のような暑さに外出する気にもなれず、半ば以上くたばっていた。メインで使っているPCをWin10にアップグレードしてから時々不審な動きをするのだ。 こんなことからバックアップしていない画像データを外付けHDDに落とし込む。庭のタカサゴユリの葉の上…

帽子を洗う

今日から一週間の予定で仲間たちとの写真展が始まる。写真展作品展示の作業は午前中に終る、そんなことから帰り道は木の岡ビオトーフへ立ち寄り虫撮りだと思い、虫撮り用の装備1式を車に積んでいたが、途中で料理当番の買い物のことを思い出し直帰した。買…

なんという蛾の幼虫だろうか

今日は明日から始まる写真展の前準備の日だった。 会場のレイアウトなどの作業はいつものように皆さんにお願いして、部屋の片隅で半ば呆けていただけなのに、妙に疲れていた。 我儘な日暮をしている老躯は集団行動が一段と苦手になっている、それが疲れを呼…

ゾウムシの仲間

アザミの花の上でゾウムシの仲間の交尾を見る。 Webの甲虫図鑑で調べたが該当する種を見つけ出せずだった。 いつもだったらブックマークしてある幾つかの甲虫図鑑を丹念に見るのだが、今日はなんとも同定作業するのが億劫になっているのだ。 長い間放置され…

イチモンジチョウとムツボシオニグモ

少しづつ読み始めている「神々の沈黙」を伏せ、眼休めにと小さな谷間の畑へ行く。 畑への道すがら、イチモンジチョウとムツボシオニグモを撮った。 畑の周辺でイチモンジチョウはよく見かけるが、ムツボシオニグモは久しぶりの対面だった。 谷間の畑の近く2…

チューラパンタカ

買い物帰りの車の中で、何の脈絡もなく「チューラパンタカ」という言葉が頭をよぎった。 「チューラパンタカ(周利幋特)」非常に物覚えが悪く自分の名前さえも憶えられなかったといわれる釈迦の弟子の名前を、時折、不意に思い浮かべることがあるのだ。 何…

麦の秋

県道47号線を走っていて棚田のあちこちに点在する麦畑を見つけ、車を農道に乗り入れた。 麦穂の色がなんとも明るくて気持ちがいいのだ。 棚田の最上段まで歩いていけば、水の入った田んぼと麦畑がパッチワークを作っていて面白い絵になっているに違いない、…

無意識の行動

一昨日以来、無意識の行動とか意識の起源ということが気になっている。 そんなこともあって何年か前に読んだことのある「神々の沈黙」ジュリアン・ジェインズ著 柴田裕之訳 紀伊国屋書店 のことを思い出し書棚を探した。 エーリッヒ・ノイマンの「意識の起源…

呆け暮らし

終日の呆け暮らし。昨日訪ねて行ったトベラの木とその花に吸蜜に来るアゲハの仲間のことが気になり、過去のファイルを調べてみた。 6年ほど前のファイルから。 トベラの花が咲いている間はアオスジアゲハやツマグロヒョウモンなどが来ていることを期待して…

老いのかたち(29)

空き地の大きなトベラの木は花盛り、満開の花は甘い香りを放っている。 この時季このトベラの花にはアゲハの仲間やクマバチ、ミツバチなどがよく来ているのだが、タイミングが悪いのか、今年は何度も尋ねるが見かけないのだ。 今日も午後からEF35-350mmを装…

庭に来た虫たち

「黒いチョウが来てますよ」カミサンの声がする。 伸びきってしまったアスパラに来ているのだ、産卵行動をしているような動きをしていた。 まさかと思いながらも、カラスアゲハが飛び去った後アスパラの枝を丁寧に探してみた。 卵は見つからずだったから思い…

ミカドドロバチ(2)

電気温水器の格納壁に吊るしてある竹筒トラップの上で今朝は珍しいものを見る。 初めて見るガだ。 調べてみるにコモクメヨトウ(ヤガ科 ヨトウガ亜科)だった。 このガにレンズを向けていてすぐ下の竹筒から翔び出すヤツを見る、ミカドドロバチだ。 待望の産…

撮影行不作

安曇川(北流)河口のヤナ場へアユの遡上を見に行く。 ヤナ場へ到着して直ぐヤナ場の水しぶきの中にアユの飛び跳ねる姿を目撃する。 さい先の良い出会いだったので急いで三脚を据えカメラをセットした。 それから小1時間アユのジャンプを待つが全くの音沙汰…

ユリカモメ

湖岸を歩いていて、焦げ茶色の目出し帽を被ったような頭部のユリカモメを見る。 焦げ茶色の目出し帽、それは冬毛から夏毛に変わった表れだ。 虫の活動が少なくなる季節のボケ防止の為にと思い、昨年の10月初旬頃から鳥撮りを始めた。 それまでは虫撮りの折に…

雨の晴れ間に

降り続いていた雨の晴れ間を見計らって久しぶりに鳥撮り用の長いヤツを持ち出す。 田植えの始まった田圃や雨上がりの湖畔で鳥の様子を見たいと思い出掛けてきたのだ。川沿いの田圃道でモンシロチョウを、すぐ近くの水田でコチドリを、湖岸からはアオサギ一羽…

ネコハエトリの獲物

相変わらず不規則な生活が続いている。 午前3時過ぎまで「ゾウの時間ネズミの時間」を読んでいた所為で起き出したのが昼前、正午のニュースを見た後、呆け封じのためにと思い、やり残している庭の草むしりを始める。 集中してやれば小半時もかからない作業…

ヒメシモフリコメツキだろうか

小さな谷間の畑の周辺でも草刈機の音がするようになり、虫撮り人には嬉しくない時期になる。 段々畑の斜面の大半が刈り込まれ、沢山咲き始めていたアザミもハルジオンも姿を消した。 畑の上の草叢にはヒヨドリバナの群落がある、花が咲き始める7月半ば頃から…

漁り火

早朝の湖上に漁り火を見た、稚鮎捕りの船のものだろうか。 コンデジを窓の手摺に押し付けて撮る。 5・6月の早朝にはしばしば稚鮎捕りの船を見掛けることがある。 時には数隻の船が共同作業をしているのでは思われるような動きをしていることもある。湖上の漁…

コミスジとシオヤトンボ

雑木林の林縁で今日は意外と多くのコミスジを見かけた。 開翅した全体像が欲しくて後を追うが止まるのは木々の高みばかり、俯瞰できる所に来てくれることはなかった。 羽ばたきと滑空を交互に繰り返しながらふわりふわりと翔ぶこのチョウの長距離飛翔を見た…

オオスズメバチ

県立近代美術館近くの文化ゾーンの一角にある小さなビオトープへイトトンボを見に行く。 此処へは時季になるとトンボ撮りに何度かやって来るが、今回は訪ねるのが少し早かったようだ、カキツバタの咲く沼の上をパトロールしているヤンマの仲間を1匹見ただけ…

カタバミの実鞘

階段の石垣の隙間や擁壁の犬走りの隙間などでカタバミの実鞘が成熟し始めた。 昨年は庭掃除をするカミサンに引っこ抜かれた。 今年は早々に、カタバミの葉はヤマトシジミの食草になりますから引き抜かないでください、と頼んでおいた。お陰であちこちに小さ…

ヤマトシリアゲ

小さな谷間の畑へ行く途中、ヤマトシリアゲを見る。 かなり以前だがシリアゲムシのことを調べていて、交尾の際婚姻贈呈という珍しい行動をするという記事を読んだことがある。 オスが自分の唾液の塊をメスにプレゼントしたり、見付けたエサをプレゼントした…

いのちの時間

夕方の散歩の折ITOUさんの菜園に立ち寄る。 現在はえんどう豆が一畝花を付けているだけだが、何種類もの野菜が大きくなる季節にはいろんな虫達が見られる、そんなこともあってITOU昆虫園と称している所なのだ。 畑の法面には、イチジク、タラ、ツツジ、ラン…