2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ドロバチと竹筒トラップ

オオフタオビドロバチなどの巣作りが見たくて、ベランダや庭先に竹筒トラップを4個設置している。電気温水器を格納した壁にも1個ぶら下げておいたが、これにドロバチがやって来た形跡は長い間なかった。 4日前の夕方に見た時も変化がなかった。 それが今日…

ヤマトシジミの産卵

住宅地の中に十数年放置されたままの空き家がある。 全く手入れされていない庭にはカヤが生い茂り、伸び放題の木々にはクズが絡みついている。 そんな庭の道路側に面した場所に大きな萩の木があり、花の時期にはチョウやハチの仲間がやって来るのだ。 散歩の…

キタテハ

イチジクの木にキタテハが来ていた。 このイチジクの木の実はまだ小さくて青いが大きくなり熟し始めると、スズメバチの仲間、キタテハ、ルリタテハ、アカタテハ、カナブンなどがやって来る。 カマキリも来るのだ。収穫されずに残って少し腐り始めた実の上で…

ウチワヤンマ

7月の初め、それまで乗っていた車から一回り小さい車に乗り換えた。 3000ccから1600ccへの乗り換えだから加速性能には何かと不満だが、小型車になったが故の便利さが幾つかある。 その一つが道端のちょっとしたスペースに車を停めることが出来る事だ。 今日…

モノサシイトトンボ

モノサシイトトンボの交尾行動や産卵は朝の内の方が活発だと聞いたことがある。 このことを思い出して、ものは試しと昨日行ったビオトープへ出掛けた。確かに昨日の炎天下で見たよりは沢山のカップリングしたイトトンボを見る。 水辺の草叢にも近くの稲田の…

シオヤトンボの打水産卵

午前5時過ぎ書斎のカーテンを開ける、真赤な空だった。 今日は通りすがりに見つけておいたフィールドへ虫撮りに行く予定だったから気持ちのよい朝だ。(午前2時頃まで「はじめての構造主義」を読んでいた所為で眠気はまだ残っているが) フィールドは湖岸の…

オオヨツスジハナカミキリ

久しぶりに一日中クーラーをつけずにいた。 庭のノウゼンカズラもブッドレアもこれまでの酷暑に痛めつけられて僅かな花しか付けていないが、その僅かな花にアゲハが何度か来ていた。アゲハの来訪を追っかけていて、ブッドレアにオオヨツスジハナカミキリがい…

シオヤアブ

午後5時過ぎ雨上がりのITOUさんの菜園や空き地の草叢に入ってみた。 異常豪雨が各地で大きな災害をもたらしているが、比良山麓では幸いにも恵みの雨なのだ。 雨の後の虫の様子が見たかったのと雨に濡れた草叢の感触を楽しみたかったのだ。シオヤアブ、ヤマト…

ツタ 落葉

擁壁に這っているツタの葉が落ち始めた。 例年だったら9月の中旬過ぎから少しづつ落葉を始めるのだが、今年はもう始まっている。 それもいつもの年のように赤く色づいて落ちるのではなく、茶色く干枯らびた病葉なのだ。 青い葉に混じってこの病葉があちこち…

キアシナガバチの獲物

クモの糸に絡まっているクマゼミをキアシナガバチが齧っていた。 クモの糸に捕らわれているその様子からして、かなりの時間が経っているようだ。 胴体の一部も翅も傷んでいる。キアシナガバチは青虫などを肉団子にして巣に持ち帰り幼虫のエサにするが、この…

老いのかたち(10)

道端で落蝉を見かけることが多くなった。 今朝も家の近くで2個見かける。 私の中で落ち蝉は「老いのかたち」という言葉と結びついている。先日も還来神社でアカトンボを撮るのに夢中になっていて、足元にあった落ち蝉を知らずに踏みつぶした。 ジャリッとい…

ルドベキア

暑さの所為で終日書斎に閉じこもっていた。 読書もせず、TVも見ず、全くの呆け暮らしだった。 呆けた時間の中でいっとき、川の中を歩いてみたい、そんなことを考えていた。川の流れに足を入れたことは10数年近くないのだ。 先日の「ひこね万灯流し」を芹川に…

虫食う人々

今日の京都新聞夕刊に「昆虫食が世界トレンド」という記事が掲載されていた。 ”人口増加に伴う食料問題に対処するため、バッタやアリ、クモなどを食べる「昆虫食」を国連が推薦している ”との書き出しで始まる長文の記事だ。一昨日のブログに旧い知人のHさん…

注意散漫

16日のブログでキバネオオベッコウが狩っているクモについて、Webの図鑑で調べていたが調べきれず同定を諦めたまま記事を書いた。 今日このクモについてfu24さんから「クモが裏返っている」とコメント頂いた。 ご指摘いただくまで「裏返っている」などとは思…

クロスズメバチ

随分久しぶりにITOUさんの菜園に行く。 菜園の片隅にあるミントの花にクロスズメバチが来ていた。 クロスズメバチを見かけるのは不思議とこのミントの花の上でだ。ミントは繁殖力が強いのだろうか、あちこちの空き地や放棄された畑などで野生化したミントが…

キバネオオベッコウの獲物

午前8時過ぎだが朝の爽やかさはカケラもない、猛暑の始まりだ。 ブロック擁壁の上でキバネオオベッコウが獲物を狙っているのを見付ける。 クモの名前はよく分からないが徘徊性のクモのようだ。 クモは既にキバネオオベッコウの一撃を受けているようで逃げ出…

アブラゼミの死

「小さな生命の終わり」と名づけたファイルを持っている。 雑木林の中や路傍や神社の境内などで見付けた虫たちの命の終わりを撮ったものだ。 今日もある神社の境内で二つのアブラゼミの死を見付けた。 一つは寿命を終えたもの、もう一つは何らかのトラブルに…

タカサゴユリ

玄関先や家の周りでタカサゴユリが咲き始めた。 3・4年前から種を蒔いておいたものの一部が咲き始めたのだ。 オニユリと違って、このタカサゴユリの花にアゲハなどが吸蜜に来ているのを見かけたことが無い. これはアゲハなどが好む蜜では無いのだろうか。庭の…

空想を楽しむ

「八千頌般若経・1」梶山雄一訳(中公文庫)をやっと読み終えた。 昨年の6月の終わり頃に手に取ったと思うから1年以上かかっていることになる。 いつの頃からか、一冊の本を集中して一気に読み通すことが出来なくなり、複数の本を併読するという妙な読み…

オオフタオビドロバチの巣解体

今朝、玄関の網戸の内側でハチが動き回っているのを見付けた。 ドアスコープに営巣していたオオフタオビドロバチが羽化したようだ。 毎年のようにここオオフタオビドロバチが巣作りに来るが、獲物のイモムシを運び込むところや最後の仕上げの泥で巣を塞ぐ様…

安野光雅展を観に

佐川美術館(守山市)へ「安野光雅展」を観に行って来た。昨年、大阪高島屋で開催されていた安野さんの「洛中洛外展」をうっかり見逃していることもあり、今回は思い立ったら吉日とばかりに、猛暑の中をカミサンを誘って出掛けた。「ふしぎなえ」などの絵本…

生トマトでソース

新聞を取りに出て、トマトが4個門扉の上に置かれているのを見付ける。 朝採りのトマトをAさんが置いていってくれたのだ。 Aさんからは菜園の収穫物をよく頂戴する。キュウリだったりゴーヤだったり、3日前には三度豆を沢山頂いた。Aさんから頂戴するものの…

ウスバカミキリ

昨日、北山友禅菊を撮りに行った帰り道、遅い朝食のサンドイッチを食べるため、還来神社(大津市途中)に立ち寄った。 御手洗で手や口をすすいでいて、頭の上の梁にウスバカミキリがいるのを見付ける。 何年か前までは雑木林などで見かけることも多かったが…

北山友禅菊

北山友禅菊を見に久多の里(京都市左京区)へ行って来た。 朝露の残っている涼しいうちにと思い5時に目覚ましをセットしていたが、起き出したのが7時過ぎ、現地着が9時前になってしまったからお陰で炎天下の撮影になってしまった。大粒の汗が噴き出してく…

芹川ケヤキ並木で

ひこね万灯流しが始まるまでの時間潰しに、芹川(彦根市)両岸のケヤキ並木で虫探しをした。 ケヤキ等の巨樹が並ぶ道だからいろんな虫たちがいるだろうと期待していたが、期待は見事に裏切られた。撮れたのはキリギリスとカメムシの仲間だけだった。 カメム…

ひこね万灯流し

彦根市芹川で行われる「ひこね万灯流し」を見に行く。 ケヤキ並木で有名な芹川の左岸から狙うのだが、ポジショニングがかなり難しかった。当初は左岸土手下の川の中に三脚を持ち込む予定でゴム長を持参していたが、前日の雨で水嵩が増していて川に入るのを断…

傷ついた翅

庭のオニユリもほとんどが花期を終えている。 わずかに残ったオニユリの花に傷ついた翅のアゲハが来ていた。 ブッドレアに来ていたキアゲハも、ITOUさんの菜園に在るランタナの花に来ていたツマグロヒョウモンも、レンズを向けることを躊躇うようなボロボロ…

カマキリの脱皮殻

夕方庭に出た時、クモの巣に引っかかっているカマキリの脱皮殻を見付ける。 昨日は見かけなかったから脱皮は今日行われたのだろう。 脱皮のシーンを撮ってみたいと思いながらも果たせずにいるものの一つだ。キアゲハ、ルリタテハ、クロアゲハ等は幼虫から育…

居眠り

5時20分、カーテンを開けると炎暑の1日の始まりを思わせる空模様だった。 「空思想入門」の6回の講座も今日で終わりだ。 これまでいろんな講座に出席しているが、毎回のように居眠りした講座は今回が初めてだった。講義の内容が難しかったのだ。 その上、集…

フタスジスズバチの巣

7月26日から一週間留守にした。今朝久しぶりにベランダの竹筒トラップを見るとフタスジスズバチの巣が増えていた。 巣作りに使える竹筒は二本残っているが口径がかなり小さいのだ、フタスジスズバチには不向きかもしれない。別のドロバチがやって来るだろう…