サイジョウハムシドロバチとコシロオビアオシャク

今日は久しぶりに遠出をした。目的地は「朽木いきものふれあいの里」跡地(高島市)だ。たまたま書店で手にした「BIRDER 」5月号に ”真夏にも「鳥が枯れない」豊穣の森”というタイトルでここが紹介されていたからだ。キビタキ、オオルリ、サンショウクイ、…

シャクガの仲間だろうか

3時のおやつは越前水ようかん、カミサンと並んで素朴な味わいを楽しんでいた時、ガラス戸に鮮やかな黄色(巻込まれた口吻?)とブルーの色をした腹部の小さな虫が止まっているのを眼にする。1ショットしてから羽の模様を見に外に廻った。 撮ったヤツの名前…

ホウジャク

正午前、「ニュースの時間が始まりますよ」とカミサンに起こされる。マッサージチェアの背もたれを倒しフラットにして使用していたから眠ってしまったようだ。「本当によく眠れますね、羨ましい限りです(カミサンは放射線治療の影響もあり夜中にしばしば起…

シャチホコガの仲間だろうか

連日の猛暑に手酷く痛みつけられ、虫撮りに出掛ける気にもならず、冷房の効いた部屋に終日閉じ籠もっている今日このごろだ。こんな状態が続くとますます足腰が弱まり、ボケも一層進むだろう。これではならじと思い直し、老体に鞭打つようにして玄関先に出た…

コスズメ

「ジェット機みたいな蛾が門扉に来てますよ」そんな知らせが孫娘の所からLINEで届く。買い物に出掛けようとしていたところだったのでこれ幸いと立ち寄った。 門扉に止まっていたのはスズメガ科の仲間コスズメだった。 コヤツの食草はヤブガラシやブドウの葉…

何という蛾だろうか

夕方、Mさんがマンションの廊下にいたと言って、虫採りかごに入れた蛾をわざわざ届けてくれた。私が昆虫の写真を撮っているのをご存知なのだ。ご近所のIさんやMさんからはこれまで何度も届けてもらっている。 Mさんから頂いた蛾、指で突っつくと触角を広げた…

モンクロシャチホコ

午前5時前、眼下の湖面に漁り火を二つ見つける。 漁り火は動く様子はなかった。何を獲っているのだろうか。 4日ほど前、午前1時半過ぎだったがイカ釣りの漁火のような煌々と輝く光を見た。それも5隻ほどの集団なのだ。午前1時過ぎの時間帯、漁り火の輝き方…

スズメガの仲間だろうか

擁壁に這うツタも連日の猛暑に傷めつけられ相当のダメージを受けているようだ。秋の終わり頃のように葉を落としている。それもこの2・3日は結構な量なのだ。風に吹かれてご近所の玄関先まで飛び散っているのだ。 夕方この落ち葉を掃き集めていて、落ち葉の間…

何という蛾だろうか

外出から帰った時、ペットボトルを切断して加工した入れ物に大きな蛾が入っているのを見つける。ご近所のMさんがわざわざ届けてくれたのだ。私が虫撮りをしていることを承知されているから、珍しい虫を見つけたりすると届けてくれるのだ。 何という蛾だろう…

アオスジアゲハとセスジスズメ

朝の涼しいうちにと思い、耕作放棄地の点在するキジのフィールドへ行く。 小一時間田んぼ道を歩いたが、僅かにアオサギ、トビ、カモの仲間を見かけただけだ。田植えの頃の鳥たちの賑わいは全くなかった。キジもこの背の高い草むらにいるのだろうが見つけ出す…

ガの仲間2種

新聞を取りに出た玄関先でガ2種を見つける。 1匹はシロダモノの枯葉の上にもう1匹はオニユリの葉の上にいた。 いずれも名前は判らない。これまでだったらこれらのガの名前をWebの図鑑などで調べただろうが、最近ではこの調べるという行為がなんとも億劫に…

エグリヅマエダシャクだろうか

午前10時過ぎ車庫のシャッターを持ち上げようとしてかがみこんだ時、茶色い蛾がいるのを見つけ、急いでコンデジを引っ張り出した。 昨日夕方の掃き掃除の折には見かけなかったから、ここに来たのは昨夜から今朝にかけてだろう、指先で突っついてみるとかすか…

何という蛾だろうか

擁壁に這うツタも僅かばかりの紅葉した葉が残っているだけになった。 この僅かばかりの葉も落葉し風に吹かれ飛び散ると、ご近所迷惑になるので厄介なのだ。 そんな落ち葉を掃き集めていて今まで見た記憶のない蛾を見つける。 擁壁に這うツタの間から落ちてき…

スズメとホシヒメホウジャク

昨日は長いヤツなどを持って、松の木内湖、安曇川河口、今津の柿畑、畑の棚田へと遠征するも、不作だった。 長いヤツを取り出したの1度だけ、湖畔の集落の中を歩いていてスズメの集団を見た時だ。 かなり大きな集団だったからいろんな様子を撮りたかったが、…

シロモンノメイガ

台風一過の素晴らしい秋晴れ、雑木林へ行く。 台風21号の時には木々の枝折れなどをあちこちで見掛けたが、今回は雑木林に枝折れなどの被害はないようだった。雑木林の中で、シロモンノメイガを撮り、キノコを撮り、柴栗が落ちているのを撮る。 これらを撮っ…

キハラゴマダラヒトリを撮っていて

Aさんの菜園の草叢に貌を出している白い彼岸花を撮った帰り道、階段の一番下の蹴込みのところにいる白い蛾を見つけ、道路際に膝をついてファインダーを覗き込んだ。 白い羽に点々とする黒い紋、キハラゴマダラヒトリだ。 アメリカシロヒトリは時々見かけたが…

ヤママユ

午前8時過ぎ、陽射しが厳しくなり始めた道路際でヤママユがいるのを見つける。 昨日の夕方、蔦の落ち葉を掃き集めていた時には見かけなかったから、昨夜半に飛来してきてここで息絶えたのだろう。 左の翅の先端が少し欠けているが、他は傷ついていない新鮮…

モンクロシャチホコとゴマダラカミキリ

久しぶりにITOU昆虫園と名付けているITOUさんの菜園へ行くつもりで玄関を出たが、午前9時過ぎの陽光は灼熱の感じで肌を刺す、菜園までの距離と日陰の有無を思い浮かべ、菜園へ行くのを断念した。今日の「一日一虫」は叶わずかと思っていたが、庭の柚子の木…

ユウマダラエダシャク

今日から一週間写真仲間たちとの写真展を開く、今回で16回になる。 午前中は会場設営、専ら吊り金具の取り付けを手伝う。 力仕事では全くないのに立ちっぱなしだったこともあり、左腰が痛くなり始める。 帰りの運転中はさほどの痛みでもなかったが、帰宅し車…

ホシホウジャク

陽溜まりに咲く赤い花(名前は判らない)に、ホシホウジャクが吸蜜に来ていた。 陽射しが明るい間は気持ちがいいが、雲間に陽が隠れると急に肌寒くなる。 180mmマクロを持出して晩秋の虫探しをするつもりだったが、細かい時雨が降り始めたのでホシホウジャク…

翅の破れたヤママユ

玄関前の玉砂利の上に、片方の翅を半分近く失ったヤママユがいるのを見付ける。 ヤママユは死んでいた。 何処からやって来たのだろうか、何処で翅を半分近くなくしたのだろうか、何が原因だろうか、ヤママユの飛翔能力がどれ程あるのか知らないが、片方の翅…

モンクロシャチホコ

柚子の木の近くの壁面に羽化してあまり時間の経っていないと思われるモンクロシャチホコがいるのを見付ける、翅が十分に伸び切っていないようだ。 ファインダーを覗き込みながら蛾に近づこうとすると柚子の棘に刺されそうになる、柚子の葉に乗せて引っぱり出…

キリギリスとガの仲間

午後5時過ぎ玄関先から「キリギリスが来てますよ」とカミサンの声、鉄道写真家中井精也さんの「一日一鉄」に倣って「一日一虫」を心掛けているが、ここのところ炎暑に負けて虫撮りに出掛けずにいる、「一日一虫」のことを知っているカミサンが虫撮りに出掛…

ホシホウジャクとベニモンツノカメムシ

お茶の花にレンズを向けていた時、隣のお茶の木で妙な動きがあるのに気付きレンズを振る。 クモの糸にホシホウジャクが絡まりばたついているのだ。 お茶の花に吸蜜に来て何かの拍子に口吻がクモの糸に絡まったようだ、何とドジなヤツだろう。 ホシホウジャク…

オオスカシバ

雨上がりのITOU昆虫園へ行く。 到着すると直ぐオオスカシバが歓迎してくれた。 虫撮りが出来た日、まずは好日としよう。 海を見に行く、時季を見計らって再訪だ。 どこかの島で2・3日のんびりしたいものだ。

トビイロトラガの幼虫

階段横の擁壁に這うツタの若蔓にトビイロトラガの幼虫がいるのを見付ける。 黒と白の複雑な模様にオレンジ色の斑紋、白い疎らな刺毛、綺麗なイモムシだ。 初夏から秋にかけて年に数回発生し、最も遅いヤツはサナギで越冬するという。 幼虫の食草はツタの葉だ…

白い蛾

小さな谷間の畑への道すがら杉の木に止まっている白い蛾を見付ける。 いつもだったら撮ってきた虫の名前が判らなければWebの図鑑などで調べ上げるのだが、今日はなんとも億劫なのだ、気が向いたら調べることもあるだろうと調べることを放棄した。今日の獲物…

ホシヒメホウジャク

「変わったガの仲間がいますよ」 洗濯物を抱えて入ってきたカミサンから声が掛かる。 ベランダの網戸に焦茶色のガの仲間が止っているというのだ。 前翅後縁が大きく湾曲し、後翅には黄色い紋様らしきものがみてとれる、ホシヒメホウジャクだ。 幼虫はヘクソ…

モンクロギンシャチホコ

連日の猛暑、虫撮りに出掛けたいが暑さに負けて出歩きもならずだ。 そんな老爺の「一日一虫」の課題を手助けしてくれるように、玄関先や庭に虫たちが日替わりで来てくれるのだ、嬉しくなる。 今日は玄関先のシロダモの木で前翅に黒い大きな紋を持つガを見つ…

眼状紋・ウチスズメ

門扉を開けた時、玄関先のシロダモの木の薄暗がりに灰色の大きなガがいるのを見付ける。 一昨日Mさんが届けてくれたトビイロスズメはその姿を撮った後逃がしておいた。 そんなことから一瞬トビイロスズメではと思ったが、翅の形や色が違っていた。 何ショッ…