2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

揚げヒバリ

あっという間に今年も2ヶ月が過ぎてしまった。明日から3月だ、何という時間の速さなんだろうか。・・・・・一寸の光陰軽んずべからず・・・・こんな漢詩の一節を思い出している。いつの間にか八十歳も半ばの頃になってしまっているのだ。 早春の素晴らしい…

ヤツデに来たメジロ

今朝は久しぶりの素晴らしい陽光。カミサンと並んで遅い朝食をとっていた時、カミサンが「小鳥が二羽来てますよ」と声を上げる。ヤツデの木に来ているというのだ。急いでEOS7D+35-350mmを持ち出し、カミサンの指差す方向にレンズを向けるも、ガラス戸越しに…

小さな漁港にいたコサギたち

曇天の鳥撮りにはあまり芳しくない光を承知で湖岸へ行く。 今日は何故か、遥かに遠い渚近くにユリカモメらしヤツとオオバンと思える混群の遊泳を見かけるだけで、見渡す湖面に鳥の姿が見当たらないのだ。白と黒の混群は2Kmほど向こうだ。被写体に恵まれてい…

キジと農夫と

冬ざらしの田んぼにも草の芽がふきだし春の気配がし始めた。タネツケバナの小さな花の見える田んぼでカワラヒワの小集団が何かを啄んでいる。 そんな小集団が一斉に飛び立つ瞬間を狙ってファインダーを覗き続けていたが、一向に飛び立たないのだ。一脚に載せ…

トビと赤いトラクター

今日は少し遠回りしてキジ撮りのフィールドへ入る。遠くの田んぼで春耕をしている赤いトラクターを見かけ、その上空を複数のトビが回っているのを見る。作業をしている田んぼの近くにはトビの小集団がいた。 一昨日のキジの飛翔体撮りのこともあり、飛びもの…

キジが翔ぶ(2)

比良連山から時折冷たい風が吹き降りてくることもあったが、ほぼ終日穏やかな1日だった。午後3時前、キジ撮りのフィールドへ行こうか行くまいかと迷っていたが、気分転換にと出掛けた。来て好かった。キジの飛翔という待望の1枚が撮れたのだ。 遠くの田んぼ…

ヒヨドリと南天の実

地に落ちることもなく途中でふわっと消えていく小さな雪。こんな雪片が舞ったりやんだりの一日だった。読書(スティーヴン・ジェィ・グールドの「ワンダフルライフ」)に集中することも出来ずの終日の呆け暮らしだった。昼下がり、そんな老爺にヒヨドリの甲…

寒立ち

高校に入った頃から辞書を読むのが好きで国語辞典や漢和辞典などをよく読んでいた。現在でも白川静さんの「字統」や「字訓」を持ち出すことがよくある。今日もある言葉の意味合いが気になりWebで調べていた時、寒立ちという言葉に出くわした。 「寒立ち」と…

赤い革のブックカバーと写真展の案内状

一昨日の書斎の大掃除の折、資料などの整理用に使っているプラの箱(100円ショップで買ったもの)の一つから、思いがけぬものを見つけ出した。赤い革のブックカバーだ。40年近くも前にカミサンが手作りしてくれたヤツだ。現役時代は片道2時間弱の通勤時間、…