2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒメカメノコテントウ

空き地の草叢の隅で小さな群落をなしているノコンギクを見ていて、ヒメカメノコテントウがいるのを見付けた。 ノコンギクを踏みつけないように注意しながら、ヒメカメノコテントウの他に虫がいないか丹念にさがしたが見つからずだった。ヒメカメノコテントウ…

モンシロチョウ交尾拒否行動

一夏放置されていた所為で雑草が伸び、こぼれ種のコスモスが咲き誇っていた畑に、人の手が入っているのを見かけ車を停めた。 雑草が刈られ、取り払われたコスモスが山積みされている。 畑の一部も耕され三畦程には石灰が撒かれていた。 菜園が復活され、畑の…

アオサギ

小さな船溜りで一羽のアオサギを見た。 余程人馴れしたアオサギなんだろうか、釣り人のすぐ近くの船の上にも来るし、沈船の上に降り水面を覗きこんでいる時にルアーが身近に投げ込まれても平然としているのだ。アオサギは攻撃的な性質だが反面非常に神経質な…

ホシホウジャクの幼虫

昨日は昨年よりも8日早く木枯らし1号が吹いたようだ。 これから寒い朝が始まるのだ。 寒くなると、唯でさえ寝起きが悪い老体には、起き出すことが一層厳しくなるだろう。 おにゅう峠へ雲海を撮りにとか針畑川の川霧をなどと考えているが、余程の覚悟を決め…

シロダモの実

玄関先のシロダモの実が真っ赤になる。 この実を啄みに来るのがヒヨドリなのかムクドリなのかは判らないが、黒っぽい感じの鳥が冬も半ばになるとよく来ている。 鳥は非常に敏感に反応し、ちょっとした動きにも飛び立って行くから、確とその姿を見たことがな…

ツワブキの花

少し早めの夕方の散歩にPUKUさんと出る。 運動不足が続いているので遠回りのコース、小さな谷間の畑の方へ向かいたいのだが、PUKUさんはそちらへ向かうのを嫌がって道端に腹ばいになり抵抗するのだ。 夏の初めころまでは、谷間の畑へ降りる草道も先頭で進ん…

食用菊

散歩の帰り道ITOUさんの菜園へ行く。 食用菊が二畦、食べごろを迎えていた。 菊を鑑賞するというよりも、酢の物にしたらとか天婦羅にしたらとか、軽く湯通しして野菜サラダに加えたらとか、食べることばかりを考えていた。我ながら風流心のない食い意地にあ…

カメムシ

午後3時過ぎベランダにマットを持出し横になる。 ベランダの手摺に布団などを干しているとそれが風除けになり、格好の午睡の場所になるのだ。 雲一つ無い青空だが澄み渡ったすがすがしい秋の空という感じではない。 黄砂がやって来ているようにも思える空の…

ドクガの仲間

擁壁に這うツタが黄色くなり落葉し始めた。 落葉が風に吹き飛ばされたりすると近所迷惑になるということで、毎年十月の終わり頃には全ての葉を取り払うことにしている。 この作業をするためにはハシゴを上り降りしなければならない、今年はこの上り降りが相…

アキアカネ

写真仲間のTさんのメールに秋のバラを撮っているとあったのを思い出し、湖西浄化センターのバラ園へ行く。 見頃のバラを鑑賞するというよりも虫撮りの性だ、虫探しに夢中になっていた。 見付けたのはアキアカネとハナアブの仲間だけ。 真赤なバラの花の上に…

旅に出たい

どんよりと曇った空、思い出したようにやって来る時雨、暗鬱な一日だった。 読書に倦むと眼を上げ、ボケーッと輝きを失った灰色の湖面を眺めていた。 灰色の湖面を眺めながら、旅に出たい、それも冬の日本海を見たい、そんな思いが募っていた。冬の日本海、…

オオカマキリ

フェンスの上で日向ぼこしているようなオオカマキリを見る。 至近距離にレンズを近づけ、鎌を持ち上げ威嚇のポーズをするのを待ったが、うるさいなという感じで貌を上げるだけだった。摘み取った茅の葉先で軽く触れてみたが動く気配が無いのだ。 いのちの終…

ツマグロヒョウモン 幼虫

朝の散歩の折、空き地の草叢に入ってみた。 風の当たらない陽溜りの草叢の一角に意外なほど沢山の虫たちの姿を見かけた。 ベニシジミ、ヤマトシジミ、ホソヒラタアブ、オンブバッタ、アキアカネ、セセリチョウの仲間、キタキチョウ、カマキリ。 ツマグロヒョ…

トゲナナフシとウラギンシジミ

ツタの這う石垣でトゲナナフシを見付けた。 日中でも陽が陰ると肌寒く感じるようになったから、陽当りの良い石垣に来ていたのだろうか。 トゲナナフシの体色は黄褐色や黒褐色だが一度だけ緑色のヤツを見たことがある。 もう随分以前だが、安土城考古博物館近…

ホシホウジャクの死

台風の後、朝夕めっきり肌寒くなってきた所為で起きづらくなっている。 2ヶ月に一度の定期健診の日だったがカミサンに起こされるまで布団に潜り込んでいた。病院からの帰り道、ホシホウジャクが死んでいるのを見つける。 虫撮りのシーズンが終わりに近づき…

メスを巡って

台風19号が吹き荒れた13・14日は終日ボケーッと呆け暮らしをしていた。 二日間の埋め合わせをしようと虫撮りに出る。ヤマトシジミの珍しい交接行動を見た。 一組のヤマトシジミのカップルを巡って複数のチョウが絡み合っていたのだ。最初は一頭のチョウがカ…

カマキリの共食い

イチジクの切り株の上でカマキリが共食いしているのを見た。 交尾が終わった後でメスは相手のオスを喰うというが、このシーンもそんな状況を表しているのだろうか。 ライオンやヒョウなどが獲物を倒すシーンをTVなどで見ていると、決まって獲物の息の根を止…

祭りの一コマ

苗村神社(滋賀県竜王町)の三十三年式年大祭を見に行く。 苗村神社の氏子三十余郷(旧村三十三ヶ村)が三十三年に一度開催するお祭りだ。 各地区から山車や太鼓踊り、釜踊り、田刈り踊り、しっほく踊り、甲胄武士の行列などが奉納される大祭ということで、…

スズメバチの採餌

読書にも集中できず、呆け暮らしの気分転換にAさんの菜園へ行く。 菜園の斜面にあるイチジクの木で、スズメバチ、ウラギンシジミ、ヒカゲチョウ、キタテハなどを見る。 いつもの年だったらイチジクの熟れ過ぎた実を噛じりに、スズメバチの仲間やタテハの仲間…

空を見上げる

空を見上げる、殊に夜空を意識して見上げたなどという記憶は数えるくらいしか無いが、昨夜は皆既月蝕の夜だったこともあり、暫くの間夜空を見上げていた。 当夜は皆既月蝕を近くの漁港から撮影しようと計画していたのだが、そのことを全く忘れてしまっていて…

ウスバツバメガ

素晴らしい好天だったので久しぶりにPUKUさんを誘って朝の散歩に出る。 いつものコースから外れ、小さな谷間の畑などを見に行く。 ヒヨドリバナの咲く斜面の近くでウスバツバメガを見付ける。 櫛状の触角を持っているところからするにオスのようだ。今の時期…

十三夜の月とルリタテハ

「アビダルマから「空」の仏教哲学へ」の第3回目「三世実有と刹那滅論争」の講座に出るつもりで、ザックに幾つかの資料や電子辞書、外出時には手放したことのないコンデジEX-10などを詰め込み、玄関先まで出たのだが何故か足が重いのだ。 講座に出席する時…

読書のかたち(2)

昨日、「誰が星の王子さまを殺したのか」という本の書評を新聞の書評欄で見たことから、数年前に「星の王子さま」の文庫本を買ったのを思い出し、読み直してみようと書棚を探すも見つけ出せずだ。我ながら整理の行き届かない書斎の有り様にあきれ、苦味を味…

ヨコズナサシガメの幼体

コンクリート製の小さな祠の庇裏でヨコヅナサシガメの幼体を見付ける。 庇の裏だから雨露をしのぐことは出来るだろうが、越冬には不向きな場所のように思われる。 雨や寒風を避ける事が出来る木の洞や樹皮の隙間を探しにこれから移動を開始するのだろうか。…

カワラハンミョウ

苗村神社の三十三年式年大祭(10月11〜13日)を撮りたいと思い、午後から下見に行った。 その帰り道、日野川河口近くで松林越しにパラグライダーが上がっているのを見つけ車を停めた。 台風18号の影響で波が高くなっている湖面に10人近いカイトボーダーがい…

読書のかたち

今年の初め頃Kindleを手に入れてから、読書は電子書籍を利用することが多くなつた。 Kinndle1台あればどんな分厚い本もこれに収まり、持ち歩くのにも便利だったし、判らない語句はわざわざ辞書を引かなくてもその語句をタップすることで検索出来るというこ…

コスモス畑にて

百日草やオミナエシそれにタデの花は完全な終末期だ。 花々は色褪せ干乾び始めている。 それらと交替するようにコスモスが満開になっているのを見掛け、虫撮りに行く。 そこは放棄された菜園。菜園のコスモスは小さな群落だがいろんな虫たちがやって来るのだ…

ルリタテハの蛹化(2)

玄関先に一本だけ生えていたホトトギスの葉を食い尽くしてしまったルリタテハの幼虫は、9月15日にサナギになり、9月27日に羽化して飛び立っていった。 これが第一陣、二陣めの二匹は蛹になって今は飼育箱の中にいる。 驚くことにルリタテハの幼虫は三陣めと…