2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画を観に

カミサンと映画「エクソダス:神と王」を見に行ってきた。 二人での映画鑑賞は「ノア・約束の舟」以来だから半年ぶりだった。 本当に久しぶりだ。 カミサンとは映画でもTV番組でも関心の対象がかなり違っている、だから二人で一緒になどということは殆ど無い…

月時雨

午後8時過ぎ玄関先で月時雨に逢う。 空を覆っていた雲が風に流され、時雨が通り過ぎると十二夜の月が貌を出した。 雲間から出た月は意外なほど明るく冷たく澄み渡っている。 雨に閉じ込められた日は読書が専らだが今日は呆け暮らしだった。 呆け暮らしの全…

西本願寺唐門

龍谷大大宮キャンパスへ来るようになって10年以上になるが、直ぐ近くに在る西本願寺唐門は遠目に見るか、足早にその門の前を通り過ぎながら見るかで、何故かじっくり観たことがないのだ。 通りすがりに何ショットかカメラに収めてはいるが撮りましたという程…

冬いちご

雑木林の入り口で冬いちごを見付けた。 いつもの年だったら沢山の実が見られるのだが、林の中に通じる道の手入れが昨年の暮れ頃に行われたのだろうか、冬いちごの木も周辺の熊笹も刈り取られている。 赤い実が僅か残っているだけだった。林道入口が手入れさ…

七つ下がりの雨

講座が終わって正面玄関に出てみると大粒の冷たい雨が路面を叩いていた。龍谷大瀬田キャンパスでは、工事中のため駐車スペースが限られていて、タイミングが悪いと教室近くの駐車スペースが無くなり、遠くまでスペースを探しに行かなければならなくなる。 今…

オツネントンボを探しに

暖かい日中だったのでオツネントンボを探しに出掛けた。 JR湖西線蓬莱駅近くの棚田の中に、イトトンボの仲間をよく見掛ける場所があるのだ。 そこは小さな石の祠を雨風から守るように背の高い木が覆いかぶさり、周囲を藪椿の生け垣が取り囲んでいる所なのだ…

蓑虫

今日は人間ドック受診の日、小雨の降る中少し早めに家を出た。人気のまばらなロビーの椅子にもたれ小さな中庭を見ていて、柱にルリタテハらしきものがいるのを見付ける。 ガラス越しに見る限り越冬中のルリタテハと思えた。 受診の間中、このルリタテハのこ…

衝動買い

欲しい本がある時は躊躇なくAmazonに注文するのだが、今回の「インド仏教史」著者 平川彰ばかりは購入に妙な躊躇いが有る。 それというのも、”仏教研究の第一人者が初学者でも容易に通読できるように平易・明快に語るインド仏教史”などとセールスコピーには…

湖(うみ)の荒れる日

龍谷大瀬田キャンパスでの講座からの帰り、今年も草津市志那湖岸にコハクチョウが飛来していたことを思い出し寄り道してみたが、その姿を見ることは叶わずだった。 西からの強い風で湖は随分荒れている、荒れた波間に僅かばかりの鴨が漂っているだけだった。…

醤油醸造元を訪ねて

冷たいみぞれの降る中、高島市商工会が企画している「発酵するまち、高島」ゼミに出掛ける。 今回訪ねたのは、安曇川町の創業明治八年という老舗のお醤油さんマルイ醤油醸造元。 講師は六代目当主岩佐浩治さん、Handoutもしっかり作ってくれていたから面白く…

橘の実

龍谷大深草キャンパス紫光館に来た時には必ず覗き込む所がある。 構内に植栽されている橘の木だ。今日も丹念に覗きこんでいた。 これまでにこの橘の木にナミアゲハが来ているのを何度も見たことがある。 それに昨年の秋口にもカラスアゲハが来ているのを見て…

老いのかたち(20)

頂戴した年賀状に再度目を通す。 現役時代の頃は400枚近く貰っていた賀状も、年々減り今では100枚足らずになっている。 リタイアして13年目を迎えるのだ、歳月の経つのとともにそれぞれが疎遠になっていくのも道理だ。今年は頂戴した年賀状の中に幾つか気に…

年初の満月

書斎のカーテンを閉めに2階に上がった時、琵琶湖の上におぼろな満月が出ているのを見る。 曇り空でなければ年初の素晴らしい満月になっていただろうに残念だ。 この時季の満月を見ると大潮のことを想像し、旧い知人だったMさんのことを思い出す。 Mさんには…

ほしい物リスト

Amazonに頼んでおいた本が届けられた。 最近では書籍を購入するのは殆どがAmazonか電子書籍Kindleになっている。 そんな関係で、Amazonのホームページのほしい物リストには、いつの間にか20点近い書籍が登録されている。今日届いた「二千七百の夏と冬」萩原…

神頼み

初詣は比良山麓に引っ越して来て以来、還来神社など三社が恒例になっている。 昨年は孫達が大学や高校受験だったから合格祈願を祈ったが、今年は簡単な参拝だった。 本来だったら、孫達の合格のお礼や一年間無事に過ごすことが出来た事の感謝を言上しなけれ…