2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

稚鮎捕りの人

早朝のキジの活動を期待して久しぶりに早起きしフィールドへ行くも、望みは叶わずだった。フィールドでは甲高いオオヨシキリの囀りが聞こえてくるだけで、複数羽のケリがいたがいつものようにスクランブルをかけてくることはなかった。 朝の散歩をする人が近…

稚鮎を釣る人

和邇川の土手道を走っていて稚鮎を釣っている人を見かけ車を停めた。サビキ仕掛けに丸ウキをつけた竿を出している。見ていると結構いいテンポで釣り上げていた。 稚鮎釣りを見掛けると決まって思い出すものに、この時季の琵琶湖での風物詩の一つ「追いさで網…

トビの獲物

キジ撮りは不作だったが珍しいシーンを見た。空の高みから1区画向こうの休耕田の草むらにトビが舞い降りてきて、何かを掴んで飛び上がり、少し離れたコンクリート製の畦に降りたのだ。トビはかなり長い獲物を獲っていた。遠目に見た時は蛇かと思ったがモニタ…

キジが翔ぶ

田植えが終わった後、田植え機が植え残した田んぼの角や畦沿いの箇所に人の手で補植が行われる。反収を少しでも上げるための作業なのだ。腰をかがめ這いつくばるようにしてのこの作業は相当に厳しいに違いない。そんな補植作業を行っている老農婦をしばらく…

老兵走る

梅雨の晴れ間の素晴らしい陽光に誘い出されて昼下がりのフィールドへ行く。数日続いた薄暗い雨空から開放されたことが何もまして気持ちよかった。それにフィールドに入るなり甲高い啼声を上げてケリがスクランブルをかけてくるのだ。歓迎してくれているよう…

小雨の中のキジ

近畿地方が梅雨入りしたと発表のあった16日以来、雨に閉じ込められたように書斎でくすぶっていた。佐藤洋一郎の「イネの文明」を読んでいたがこっくりこっくりしている時間のほうが長いという、半ば以上呆け暮らしだった。どこかで区切りをつけなければ呆け…

天人五衰

「天人五衰」という言葉が何かの拍子にふいと頭をよぎることがる。今日も午前11時前午睡から目覚めた時、完全に目覚めきらない頭の中をこの言葉がよぎっていったのだ。朝の日課を終えてコーヒーを淹れ新聞を読んでいたが、物凄い睡魔に襲われこっくりこっく…

キジとカルガモのコラボを見た

朝のフィールドでキジの夫婦を見つけ追いかけていて、珍しい光景を見た。キジとカルガモのコラボ、草むらから頭を出したり引っ込めたりするシンクロダンスのようだった。動画で撮って編集すれば面白いものが出来たに相違ない。 キジを最初に見つけたのは水田…

タマネギ畑のキジ

昼下がりの田んぼ道、田植えの頃の賑わいはまったく無い。ただあの頃と異なるのはオオヨシキリの啼声が、時に耳をつんざくほどの大きさで聞こえてくることがあることだ。そんな啼声のするヨシ原の中の草道を歩いていて、刈り払われたEブロックの隣のタマネギ…

畦道を行くキジの夫婦

早朝、鳥撮りのフィールドに到着した時、一昨日キジの砂浴びを教えてくれた老爺は既に一仕事終えたのか道端の縁石に腰を下ろし休憩していた。 おはようございますと声を掛け、一昨日はあまり眼にすることが出来ないキジの砂浴びが撮れましたと、そのお礼を言…

キジの砂浴びを見た

Eブロックと名付けているキジ撮りのフィールドで最も大きかったヨシ原が刈り払われたのが4月の末頃、その刈り倒されたヨシ原に火が入っていた。バーナーで焼き払われたようだ。 この耕作放棄地Eブロックはキジの営巣場所だった。夫婦連れが草むらに出入りす…

赤い手押しの田植え機を見た

フィールドに入ると間なし2度ほどケーンケーンと啼くキジの声を聞く。その声を目当てに草むらに入り、あちこちと丹念に探したが姿は見つけ出せずだった。20分近くも経った頃、思いがけない草むらにいるのを見付ける。ヤツは一定の間隔で草むらから頭を出し周…

キジの夫婦とツグミ

畑の草むらに急降下してきたヒバリを探し出し数ショット。「見返り美人」の1ショットが撮れていることをモニターで確認して歩き出した時、2区画ほど先の田圃の畦にキジの夫婦がいるのを見付ける。これだけだったらこれまでに何度も撮っているからさほど面…

トビとカラスそしてバトル

早朝のフィールドへ行く。トビとカラスの争いを見た。 カラスが何かを啄んでいる所へトビが飛来してくる。 何かの食べ物をトビが独占し始めるとカラスはトビに追い払われても執拗に戻ってくる。そんなことが何度も繰り返される。 地上での争いの後トビが飛び…

ナナホシテントウが来た

雨の一日、午後2時過ぎには雨も上がり明るくなってきたのでフィールドへ出掛けたいと思いながらも、老いた体は動き出しそうにないのだ。いつの頃からか意識と肉体が別行動する、そんな状態がしばしばあるのだ。思いが昂じても体が動いてくれない、こんな状態…

野良仕事をする人たち

オオヨシキリやケリのけたたましい啼声、それと揚げヒバリの囀りは聞こえてくるが、目的のキジの啼声は全く聞こえてこずだった。キジ撮りを諦め、田植えなどの野良仕事をする人を狙って田圃道を歩くことにした。普段の鳥撮りの折には出掛けることも殆どない…

コチドリを見た

昨日と打って変わって今日は快晴、田植えの終わった田んぼのコンクリート製の畦にいるコチドリを見た。今季の初見だ。どこから渡ってきたのだろうか。 コヤツはヒナを連れている時に天敵が近づいたりすると、ヒナを守るため翼などが傷ついているかのようにバ…

遠廻りして縄張りへ帰るキジ

雲間から明るい陽射しが射してきたのでキジのフィールドへ行く。遠くの田圃の畦に黒いヤツがいるのを見つけ、600mmにズームアップしてキジだと確認して、水溜りが多くなり始め歩きにくくなった草道へ入る。 近づいていて一瞬だがオスの側にメスがいるのを見…