2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

牡丹を見に

牡丹を見たいと思いカミサンを誘い出して牡丹の寺として知られる総持寺(長浜市)へ行く。 境内一面の牡丹は見事だったが花の見頃は過ぎていると感じられた。 ゆっくり見て回ったがレンズを向ける気にもなれずだった。カミサンの撮ったのを借りて掲載する。 …

竹筒トラップ

狩りバチの仲間、ミカドドロバチ、アジアキタドロバチ、オオフタオビドロバチなどが来てくれることを楽しみにして、竹筒トラップを新しくした。 昨年の7月中旬にはミカドドロバチが泥を運んで来ているところはなんとか撮れたが、幼虫のエサにする青虫の搬入…

雑踏の中で

雨の中京都へ行く。 仏教大四条センターで「大乗経典の不思議な世界」という講座が始まる、今日はその初講の日。これまで般若経、維摩経、法華経については何度か聴く機会もあったが、今回の全12回の講座の中には、三昧経典、文殊経典、浄土経典、如来蔵経典…

赤いヨコヅナサシガメ

桜の老木で赤いヨコヅナサシガメを見付ける。 脱皮した直後ではと思える鮮やかな赤い色、しばらく眺めていた。 桜の老木の洞でヨコヅナサシガメの幼体の集団を見たのは4月19日。 この集団の最初の変化を見たのが23日、脱皮をして成虫になったヤツを一匹見付…

ニホンカワトンボとクロハネシロヒゲナガ

小さな谷間の段々畑の斜面でカワトンボを見掛け追いかける。 雑草の茂る急斜面、カワトンボは至近距離まで近づけさせてはくれない、100mmマクロで追いかけるのに一汗かいた。 カワトンボはニホンカワトンボだ、今年の初撮り、急斜面を右往左往しながらの数シ…

ジョウカイボンの獲物

昨日は雑木林の林縁の草叢でマガリケムシヒキの捕食を見たが、今日は放棄された畑でジョウカイボンの捕食をみる。 小さな畑の大半はカラスノエンドウが繁茂している、その中にソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーがあり、ナナホシテントウの幼虫もたくさん…

マガリケムシヒキ

雑木林の林縁の草叢で、スイバの花にぶら下がっているムシヒキアブの仲間を見る。 交尾行動をしているとは分かっていたが、近づいて見ると交尾行動をしているメスが黒いアブを捕まえているのだ。 長い口吻を黒いアブに突き立てている。 交尾中のアブは頭の上…

小さな小さな虫達

小さな谷間の畑へ下りる坂道の途中で、タンポポの綿毛の上に小さなカメムシの仲間がいるのを見付け、斜面を滑り降りた。 肩口に白い二つの斑紋を持っている、ムラサキシラホシカメムシのようだ。 体長5mmほどのムラサキシラホシカメムシを撮ったことから、今…

クサイチゴの花の上で(2)

クサイチゴの花も終末期に入った、花のあるうちにと思いクサイチゴのある草叢へ行く。 クマバチやシジミチョウの仲間が来ていることを期待していたが見掛けずだった。 見掛けたのは、ミツバチ、ハナグモ。 クサイチゴに来る虫を狙うのもこれが最後だろう。 …

アメンボとガガンボ

雨の一日は、読書(「聖女の遺骨を求む」エリス・ピーターズ著 光文社文庫)と未整理と名付けてたファイルに放り込んだままの写真の整理、これで一日が潰れた。写真を整理していて、アメンボとガガンボを同じ日に撮っているのを見付ける。 荒れ果てた段々畑…

ケリを追いかけて(2)

久しぶりに重いヤツを持ち出し田植えの準備が始まっている田圃道を歩く。 買い物帰りの道すがら一瞬だがケリの飛ぶのを見て、家へ着くなりケリを追いかけてみようと150-600mm望遠ズームを持ちだした。 持ちだしてはみたが、虫撮り用の100mmマクロや17-70mm広…

繁殖行動

陽気に誘われて、小川沿いの田圃道や春拵えのまだ終わっていない草叢、旧在所の集落を歩く。 3時間ばかり歩いたが不思議と人に出会わない昼下がりだった。 お陰で道端に腹這いになることもしゃがみこむことも気儘だ、嬉しくなっていた。繁殖行動を5態ほど…

キアシナガバチの巣作り(2)

午後から昨日見付けたキアシナガバチの巣作りの進行状況を見に行く。 よく見ると産室が一つ増えていた。 今にもポツポツ来そうな空模様だったがカメラをセットして三脚を据えた。 キアシナガバチがどんな行動をするか、長期戦の構えだった。 巣の上の女王蜂…

キアシナガバチの巣作り

小さな祠の軒下で、キアシナガバチが巣作りをしているのを見付けた。 女王蜂単独の巣作り、やっと2室出来たばかりのようだ、卵が産み付けられている。 この卵が時を経て働き蜂として飛び立つまで、女王蜂単独の巣作りや子育てが続くのだ。 第1陣の働き蜂が…

ソラマメヒゲナガアブラムシ喰われる

先日見付けておいたソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーのことが気になり、虫撮り用の重装備で出掛けた。 100mmマクロ+EOS5D MarkⅡ、50mmマクロ+7D MarkⅡ、三脚、マクロスライダー、ツインストロボ、レフ板、リモートスイッチ、それに180mmマクロとコン…

方向感覚を失う

カタクリの花のことをふと思い出し、マキノの雑木林へカタクリの花を見に行く。 雑木林に点在する花は遠目には見頃だったが、近づいてよく見るとどこかが傷んでいたり色褪せている、4月の初め頃に来ていれば新鮮で色鮮やかな花が見られただろうに。林の中を…

ヤマガラ

虫撮りの帰り道、僅かな急坂を上っただけなのに息切れがして公園のベンチに座り込む。 座り込んだベンチのすぐ近くのカイズカイブキの木で、茂みに出入りする小鳥が2羽いるのに気付く。小鳥は2羽ともヤマガラ、茂みの中で虫探しをしているようだった。鳥撮…

ソラマメヒゲナガアブラムシとフタホシヒラタアブ

小さな谷間の畑へ行く途中の草叢で、カラスノエンドウにアブラムシのコロニーを見付ける。 かなり広い範囲にアブラムシのコロニーが拡がっている、ソラマメヒゲナガアブラムシだ。 ナナホシテントウがアブラムシの捕食に来ていることを期待して、草叢の中を…

クサイチゴの花の上で

午後一番空き地のクサイチゴの群落に行く。 ハナグモ一匹しか見掛けなかった一昨日と違って今日はクサイチゴの上で、ツバメシジミ、ナナホシテントウ、ヒゲナガハナバチ、ハナアブ、ハムシの仲間、クロアリ、それにカナヘビも見掛けた。 クサイチゴの近くで…

クサイチゴ

例年だったら年に2回夏の初めと冬前に草刈りされていた空き地が、持ち主が変わったのだろうか昨年は2回とも草刈りがされずだった。 今も背の高いカヤの枯れ草に覆われている。 そんな空き地の一角にクサイチゴの群落が出現し、白い花が咲き誇っている。 ク…

ルリタテハ

長い午睡の後散歩に出る、目的地は小さな谷間の畑と近くの竹林。 畑への急坂道を下りていて、春ジャガイモが蒔えられた3畝ほどの畑の上で、モンシロチョウを追いかける褐色のチョウを見付ける。 モンシロチョウが畑の上から飛び去ると褐色のチョウは畑の畝…

オオバン

夕方の散歩で湖岸を歩く。 今日の京都新聞朝刊に「オオバン最多8万5千羽」という見出しの記事が出ていた。 毎年冬場に琵琶湖一帯で「ガンカモ類等生息調査」が実施されており、今年も日本野鳥の会滋賀などが湖岸と内湖、河川など計180地点で調査し、42種約…

雨の一日

終日雨降り止まず、花冷えで肌寒い。 各地では春の嵐になり被害も出たようだ。 雨の日は雨を聞くそんな心境で書斎に閉じ籠っていた。 ボケ防止のためにと、途中で放り出したままになっている「徒然草」を最初から読む。 久しぶりの古文、辞書やWebで調べなが…

切られた夏蜜柑の木

虫撮りの行動範囲が年々狭まっている老爺には、自宅からそう遠くない小さな谷間の畑は虫撮りの格好のフィールドだった。 今日その畑へ行っておっ!となる、段々畑の様子が変わってしまっているのだ。 時季になると白い花を咲かせていた夏蜜柑の木が、無惨な…

クロボシツツハムシ

陽気に誘われていつもの草叢へ虫探しに行くが、期待していた虫の姿は無かった。 タンポポの咲き誇る草叢に座り込んで暫くの間呆けていた。 草叢で見付けたのは、クロボシツツハムシ、ナナホシテントウの幼虫、ベニシジミ。 クロボシツツハムシは今年の初見、…

タラの芽にいた虫

ITOUさんからタラの芽を頂戴した。 タラの芽を広げていてハナグモがいるのを見付ける。 虫撮りにも行かず呆けていたから虫の方からやって来てくれた、そんな思いがしていた。 タラの芽には今の時季ヒメシロコブゾウムシが来ていることを思い出し、ITOUさんの…

花桃(2)

病院の駐車場で花桃を見た時、花桃の里へカミサンと出掛けたことを思い出すも、それが何年前だったのか思い出せずにいた。 今日も朝から、あれはいつだったかないつだったかなと妙に気になっていた。 イメージとして構成される空間軸は確りしているが、記憶…