2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

庭の柚子の実を収穫する時はその鋭い棘に刺されないように細心の注意を払っている。 用心に用心を重ねていたにも関わらず今日は収獲の時、左手薬指の腹を刺されてしまった。 背丈よりも高い所にある実を採り入れようとして、つま先立った状態で葉の茂みに手…

読むと聴く

昨夜は午前3時近くまでの読書だったが久しぶりの早起きをする。 ぐずついた天気が続いていたが今朝は明るい陽射しの好天だ。 気象予報によれば夕方頃から天気も崩れるとのことだったから、晴れ間のうちに家の周りの片付けや窓拭きなど、年の暮れの大掃除を…

上質な甘さ

ご近所のMさんから小布施堂(長野・小布施)の栗鹿の子を頂戴した。 栗だけで練り上げた栗あんに大粒の栗の実が入った栗きんとん、上質な甘さの信州の銘菓だ。 これまでにもMさんからはいろんなものを頂戴している。 思い出せるだけでも「むらすずめ」橘香堂…

蛾の仲間

昨日に引き続いて庭の柚子の実をポリバケツ一杯分収穫する。 半分は冬至の柚子湯にと孫娘の所に届けた。 その帰りに門扉の近くの壁にこげ茶色の蛾がいるのを見付ける。 エダシャク亜科の一種チャエダシャクのようだ。11月の半ば頃から寒さに負けて書斎に引き…

柚子の収穫

「明日は冬至ですね」カミサンのつぶやきから柚子湯のことを思い出し、庭の柚子の収穫をする。 柚子が青い小さな実を付けた頃は自然落果が多かった。 そんなこともあって収穫量をあまり期待していなかったが、今年も結構な量が採れそうだ。 第1回目の収獲は…

呆け暮らし(2)

12月に入ってから呆け暮らしが続いている。 寒さの所為で外出が億劫になっているのだ。 昨日の講座「歴史家たちの群像ー歴史のはじまりとは何かー」もサボってしまった。書斎から見る早朝の雪景色は素晴らしかったから、これまでだったらカメラザックや三脚…

我儘な味覚(5)

食べ物の味に関するる記憶はどんなふうに記憶されているのだろうか。 美味かったとか不味かったとかという記憶、ある料理に対する味そのもの(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)あるいは風味といった味覚の記憶、これらの記憶は不変のものではなく記憶域の中…

プリンターが壊れた

長い間使ってきたプリンターCanonPIXUS ip9910が壊れた。 写真展用の写真も自前で焼こうと思い入手したものだ。 A3ノビ対応、8色刷り、現役時代は8色インクの減りなどさほど気にすることもなかったが、昨今ではちょっとしたプリントアウトにも8色が使われ…

狗肉を売る

羊の肉はこれまで何度か喰ったことはあるが、犬の肉は喰ったことがない。 だから犬の肉はどんな味がするのか、どんな料理なのか全く想像も出来ない。 「羊頭を掲げて狗肉を売る」などという言葉があるくらいだから、羊の肉に比べて狗肉は相当に不味いのだろ…

早朝の堅田漁港

外付けのハードディスクに溜まっているファイルの整理する。 よくも溜め込んだと思うほど未整理のままファイルを抱え込んでいるのだ。 一度の撮影行で何十ショット何百ショット撮ろうと、残しておくべきシーンはそれ程ある訳でもないのに、溜まりに溜まって…

講演会に参加する

滋賀県教育委員会が主催する講座「近江の山寺を探る」に参加する。 寒空の中出掛けただけの価値はあった。 特に基調講演に当たる冒頭の講演、山本義孝(袋井市歴史文化館)さんの「中世の山寺(山岳寺院)ー多様な様相とその成立背景ー」は、中世という時代…

呆け暮らし

寒風が吹き荒れている。半ば呆けたように書斎に閉じこもっていた。写真仲間たちと開催している写真展出品作品の一次選定作業が近々行われるから、その候補作の選び出しやプリントアウトの準備などに取り掛からねばならないのだが、今日も作業する気になれず…

土釜

伊賀焼の窯元長谷園から「かまどさん(土釜)」が届いた。 先日の伊勢志摩への一泊旅行に行く途中、寄り道して立寄った窯元で注文していたものだ。 ”土鍋の使い始めは目止めが必要です ”という注意書きに従って粥炊きの準備をする。 これは、伊賀土鍋は蓄熱…

師走のルリタテハ

買い物に出ようとして玄関の扉を開けた時、背後からチョウがいますよとカミサンの声。 翅を広げたルリタテハが扉の内側に止っていた。 薄暗がりだった所為で気が付かなかったのだ。 寒気の中で鮮やかな翅を拡げているルリタテハに驚く。 三週間ほど前、ITOU…

オオカマキリ卵鞘

冬用のタイヤに履き替えてもらった帰り道、田んぼの一角にある植木栽培の圃場の側に菊の花がまだ残っているのを見つけ車を停めた。 車載温度計は5度C、この寒空に虫探しとは酔狂なと思いながらも虫撮りの習性だ。 丹念に探していて、風の当たらない陽溜りで…