万事億劫な一日

昨日の素晴らしい陽射しは身も心も軽やかにしてくれたが、今日の冷たい雨が時折降る陽射しのない薄暗い日は、何とも気分が滅入ってしまう。万事これ億劫と終日呆けていた。八十路も半ばに近づいているから、億劫という状況に陥ってしまうとそこから抜け出すのが容易ではない。気分転換にと、昨日かなりの枚数を撮っていたのでその整理を老爺にけしかけた。

荒起しが始まっている田んぼにツグミが10数羽、散らばって餌探しをしていた。随分長い間ツグミの集団を見かけることが無かったので、しばらく眺めていた。ツグミの飛翔が狙いだったのだ。飛び立ったり着地するところを数撃ちゃ当たる式にシャッターを切る。フイルム時代だったらとても考えられない撮影だ。僅かに幾つか拾いものがあった。

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田んぼ道を一周りした後は和邇川河口へ行く。和邇川河口を塞ぐように出来た砂州が湾処を作っている。そこにカモたちやサギの仲間が餌取りに来ているかもしれないと思い寄り道してみたが、鳥たちの姿は全く無かった。砂州には5人ほどのアングラーがいた所為だろう。バスボートも近くに居たのだ。

雪を冠った伊吹山を遠望する。

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