2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

サトクダマキモドキ

Aさんの菜園にあるプルーンの木は、どうした訳か今年は全く実をつけていない。 プルーンにも当たり年とそうでない年が有るのだろうか、それとも昨年の秋に剪定などの作業をしていなかったからその所為だろうか。 プルーンの実を探していて、サトクダマキモド…

ミドリグンバイウンカ

庭の柚子の木でミドリグンバイウンカを見掛けた。 透明な翅、黄緑色の体に水色の縞模様、体長5mmほどのきれいなウンカだ。 我が国で見られるウンカの仲間は約100種ほどのようだ。これまでウンカの仲間を撮影対象としてこなかったが、少し注意して観察してみ…

眠りにつくアゲハ

午後5時前、外出から帰った玄関先でタカサゴユリに泊まっているアゲハを見る。 小雨がぱらついているにも関わらず翅を開いたり閉じたりしているのだ。 小雨の降る中でチョウを撮ったことは何度もあるが、その時は決まって翅を閉じていた。アゲハが翅を開いた…

シマケンモン

昨夜、車を出そうとして車庫の壁に灰色の蛾がいるのを見付ける。 最初はヨトウガの仲間ではと思っていたが、写真に撮って見るに蛾はシマケンモン(ヤガ科、ケンモンヤガ亜科)だった。この車庫では、カマドウマ、アシダカグモやシモングモ、それにヤモリなど…

柚子の葉の上の卵

庭の柚子の木に卵が産み付けられているのを見付けた。 時折ナミアゲハが柚子の木に来ていたからアゲハの卵ではと思ったりもするが、見慣れているアゲハの卵とは様子が違うのだ。 今までの経験では、アゲハはやわらかい葉に一粒産卵しては飛び立ち、次の産卵…

キマダラセセリとコアオハナムグリ

長い午睡の後ITOUさんの菜園に行く。 台風や集中豪雨などの天候不順の所為もあってか、菜園は手入れが行き届かず荒れ気味だった。キマダラセセリ、コアオハナムグリ、カマキリ、ショウリョウバッタ、ヨコバイ、アオバハゴロモ、などを見掛ける。 イチジクの…

色の名前

老齢化とともに語彙の数も減少していくのだろうか。 つい最近も、書斎の窓から朝焼けの空と琵琶湖を眺めていて、その色合いを上手く表現する言葉・色の名前が思い出せず、我ながら苛ついていたことがある。そんなこともあって、角川書店から出ている「色の名…

写真展にて

草津市図書館3Fギャラリーで開催中の写真展、第9回NIKA写真展(二科会写真部滋賀支部展)に行ってきた。 秀作ぞろいで見応えのある写真展だった。 カミサンも先のNPN写真展よりも今回の写真展の方にお気に入りのものが多かったようだ。 お気に入りの1点を…

クロヤマアリの獲物

擁壁に這うツタも老樹になっているのと一夏の炎暑に痛めつけられた所為で、秋に先駆けて落葉が多くなっている。 夕方、日陰になったのを幸いにツタの落ち葉を掃き集めていて、小さな枯れ葉が動いているのを見付ける。しゃがみこんでよく見ると小さなアリがジ…

シオヤアブ

早朝の草叢でシオヤアブを見た。 シオヤアブがカナブンやアシナガバチなどの獲物を抑えこんでいるところを撮ったことがある。 肉食性の強靭な嘴をアシナガバチに突き刺しているのを見た時などは、TVなどでよく見るハイエナの捕食の様子を連想したものだ。 こ…

ツユムシ

ベランダの屋根裏にバッタがいますよ、カミサンの声で目が覚める。 録画しておいた「生きもの地球紀行」を見ていたが、いつの間にか寝てしまっていたのだ。 最近こうした転た寝が多くなっている。時には長い午睡になってしまうこともあるのだ。 ベランダの屋…

トマト

Aさんの菜園でよく熟れたトマトを見る。 流通過程で赤くなったものと違い、木の上で赤く熟したものだ、収穫期も晩期だから皮は硬いかもしれないがそれでも美味いだろうな。美味いだろうな、美味いだろうな、そんな思いに囚われていた。 美味いトマトが喰いた…

落ち蝉(2)

夕方の散歩の折、道端に転がる落ち蝉を幾つか見た。 アブラゼミの初鳴きを耳にしたのは7月の23・24日頃だったと思う。 それから約一ヶ月、早くも、落ち蝉を幾つも見掛けるようになっているのだ。落ち蝉を見ていると時の流れの早さを感じ、心落ち着かぬ寂しさ…

雨の一日

終日降ったり止んだりの憂鬱な一日、書斎に閉じ込められていた。 雨の日は読書と決めているのだが半ば呆けていた。 咀嚼するのに時間のかかる本は読む気にならず、先日図書館で借りていた「世界一の昆虫」リチャード・ジョーンズ著(日経ナショナルジオグラ…

イトトンボ

小さな谷間の畑へ行く道筋でイトトンボを見付けた。 モノサシイトトンボのように思えるのだが、Webの図鑑などで調べて同定する気が失せている。 暑さにやられていて万事億劫なのだ。

ナツアカネ(2)

午後、時折降る細雨をものともせずナツアカネは玄関先をパトロールしていた。 休憩は昨日も見たタカサゴユリの上だ。 午後9時半頃、このナツアカネのことが気になり様子を見に出る。 雨の当りにくい壁際のユリの葉に掴まっているのを見付け、リモートスイッ…

ナツアカネ

今朝も早くから玄関先にナツアカネが来ていた。 玄関先に来ているのを見たのは8月6日、その後台風11号襲来の前後には見かけなかった。 久しぶりの来訪だ、妙に嬉しくなっていた。縄張りを見廻るように玄関先をゆっくりと2・3度往復すると、決まって同じタカサ…

ショウリョウバッタ

午前6時前、寝室の窓を開けるとけたたましい蝉の声が飛び込んでくる。 台風一過の爽やかな朝だ。 台風11号は各地に甚大な被害をもたらしたようだが、比良連山山麓では幸いな事に大きな被害もなかったようだ。家の周りの後片付けをした後、いつもの草叢へ入っ…

ヤマトシジミとカタバミ

朝の散歩に出掛けるのは何日ぶりだろうか。 夜更かしなど不規則な生活が続いていたから出掛けられずにいたのだ。散歩の途次いろんな虫たちに出逢う。 階段下の犬走りにはカタバミの一叢がある。 このカタバミにヤマトシジミがよく来ているのだ。カタバミはヤ…

写真展を見に

第1回NPN写真展が草津市図書館で開催中という新聞記事を見付け、カミサンを誘い出して見に行った。 NPNというグループはどんな写真集団なのだろうか、メンバー27名という結構大きなグループだ。 それぞれが自信作を待ち寄っての発表だろう、その中に、おお…

我儘な味覚(4)

久しぶりに図書館へ行く。 電子書籍(kindle)で購入したヘミングウエーの「老人と海」訳・祭谷一斗を読み終えたが、 何かしらこなれの悪いざらざらしたものを喰ったようで後味が悪く、その悪さの一端を調べてみようと思い立ち図書館へ行ったのだ。中央公論社…

落ち蝉

外出から帰った時、玄関先の階段でアブラゼミが落ちているのを見る。 階段の上に枝を伸ばしている金木犀の木から落ちたようだ。 落ち蝉になってまだ間がないのだろう、骸は乾ききってはいなかった。 レンズを至近距離まで近づけていて、ふと、いのちの一片が…

ヤブキリ

夕方近くなって雨上がりの草叢に入ってみた。 雨に濡れたシジミチョウなどの姿を期待していたのだ。 だが見掛けたのはヤブキリとマメコガネだけだった。 マメコガネは今が繁殖の時季なんだろうか、かなりの数を見かけたがほとんどがカップリングしていた。 …

マツヨイグサ

早朝、庭の片隅でマツヨイグサが咲いているのを見付ける。 背の高い雑草に混じってマツヨイグサが2本、ひょろひょろとした感じで伸びている。 種を蒔いた覚えもないから鳥が落としていったのだろう。このマツヨイグサには花の咲く時間帯に合わせて、夕刻に…

老いのかたち(18)

午前5時を少し過ぎ二階の書斎の窓を開け放つ、爽やかな朝が始まっていた。 撮り溜めた写真の整理やRAW現像をやった後、ヘミングウェイの「老人と海」を読む。 文庫本の「老人と海」を持っていたと思い、書棚を探しまわったが見当たらない。 以前だったら見当…

オオフタオビドロバチの営巣活動

竹筒トラップにオオフタオビドロバチが来ているのを見付け、急いでカメラをセットする。 時刻は午前6時を僅かに過ぎた頃だが、ドロバチの活動は早くから始まっていたのだろうか、竹筒トラップの一つは既に泥で塞がれていた。 作業が終わってそんなに時間が…