2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

セグロアシナガバチの巣に変化あり・3

陽射しが強くなり始めると雨上がりの庭先では、むっとした温気が立ち上がってくる。肌にまとわりつくような湿った暑さが何とも気持ちが悪い。そんな中セグロアシナガバチの巣を覗きに出た。セグロアシナガバチの巣に大きな変化があった。数えてみるに10匹の…

ナナホシテントウの捕食

近畿地方も梅雨入りしたようだ。雨の降り出す前にと思い午前8時過ぎいつもの草むらへ行く。背の高いススキや セイタカアワダチソウをかき分けていて、セイタカアワダチソウにいるアブラムシのコロニーでナナホシテントウが捕食しているのを見つけた。 コロニ…

樹液を舐めるセグロアシナガバチ

ITOUさんの菜園では、野菜畑を取り囲むようにして10数種類の樹木が植えられている。その木のうち名前の分かるものはイチジク、柿、挿し木で随分数の増えたタラ、ランタナ、桜、タニウツギ、カエデ、ハナズオウなど。他の木々の名前は全く判らない。 そんな木…

ITOU昆虫園にて

陽射しが厳しくなる前にと思い9時過ぎITOUさんの菜園へ行く。昨日オニユリの葉の上で見たゴマダラカミキリのことから、イチジクの木にキボシカミキリが出現していないだろうかと思い出掛けたのだ。足元に拡がるカボチャやウリの蔓に注意しながら、丹念にイチ…

ゴマダラカミキリ翔び立つ

セグロアシナガバチの様子を見に行った時、柚子の木の下のオニユリにゴマダラカミキリがいるのを見つける。 ゴマダラカミキリを見るのは今季は初めてだ。これも虫撮りの行動範囲が狭くなっている所為だろう。小さな谷間の段々畑などへ出掛ける回数も随分少な…

セグロアシナガバチの巣に変化あり・2

今日もセグロアシナガバチの巣に変化が見られた。昨日昼過ぎに見た時は女王蜂と働きバチ2匹だったのが、今朝10時過ぎに覗きに行くと、働きバチが4匹になっているのだ。 新たに2匹が羽化してきたのだ。 働きバチが4匹にもなると女王蜂は、巣作りの材料や幼虫…

セグロアシナガバチの巣に変化あり

土曜朝市ということもあって、カミサンはダイコン、ニンジン、ジャガイモ、キャベツなどと買い求めていたからおいおいと思うほど重たいのだ。その重い荷物を運び上げるのに階段の途中で一休みする、玄関までの16段ほどの階段を一気に上がれないのだ。そんな…

羊頭狗肉

山科の笠原寺で面白そうな講座 ”「釈迦の生きたインド 仏教を生んだ古代インドの宗教的土壌」講師・天野恭子京都大学人文科学研究所 特定准教授” が開かれることを知り湖西道路をブッ飛ばし行ってきた。会場は笠原寺の本堂、ほぼ満席の人だった。 「仏教を生…

キリギリスの若齢幼体

ブロックの穴で営巣活動をしているセグロアシナガバチのことが気になり覗きに出た時、草の葉の上にいるキリギリスの若齢幼体(♀)を見つける。 キリギリスは大きく分けてヒガシキリギリス(青森県~岡山県)とニシキリギリス(近畿地方~九州地方)の2種に分…

キイロホソガガンボの交尾体

久しぶりにITOUさんの菜園へ行く。ここはITOU昆虫園と名付けているほどの格好の虫撮りの場所なのだが、出掛けたのが午後遅くからということもあってか、虫たちの姿は見つけられずだった。僅かに見たのは、椿の葉の上にいたキイロホソガガンボ(交尾体)とハ…

ヒバリ

田んぼ道を歩いていて妙に人慣れしたようなヒバリに出会つた。1ショットしてはそろりと近づく、そんな接近の仕方だったが3mほどの至近距離になっても飛び立たなかったのだ。驚きだった。 飛び立ったのは数呼吸してからだ。それもすぐ近くの草むらへだった。…

6月のキジ

早朝、キジのフィールドへ行く。 昨夜は遅くまで「薔薇の名前」を読んでいたが4時間も寝ればいいだろうと5時半にアラームをセットしておいたのだ。「薔薇の名前」上巻は読み終えた。 5月初旬頃に田植えされた早苗は随分大きくなっている。稲田の若緑が朝陽に…

ショウリョウバッタとアリグモ

午後から虫撮りに出掛けるつもりで、100mmマクロやツインフラッシュ、三脚などを準備していたが出掛けられずった。昼食の後の眠気がいつになく酷いのだ、椅子の背を倒すなり眠ってしまった。そんなこともあって今日の虫撮りは、玄関先のタカサゴユリの上にい…

セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシとナナホシテントウ

セイタカアワダチソウにナナホシテントウがいるのを見付ける。 よくよく見るとセイタカアワダチソウには翅のある成虫や極小の幼体など合わせて10数匹の赤いアブラムシがいるのだ。どうもこのアブラムシ(セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ、北米原産、…

ヒメヒラタアブの仲間

数年前まではご近所の住宅地にいくつもの空き地があった。それぞれの空き地に植生の個性があり絶好の虫撮りの場を提供してくれていたが、今では3ヶ所ほどになってしまった。これと比例するように空き家の数が増えているのだ。空き家の大半が放置状態のため庭…

コクワガタ

買い物の荷物を運び上げていて、玄関先の玉砂利の上にコクワガタがゆっくり這っているのを見付ける。気付くのが一瞬遅ければ踏みつけるところだった。 つまみ上げようとして牙(大あご)に指先を挟まれる。あっという痛さだ、結構強いあごの力に驚かされた。…

雨の一日

雨の一日、書斎に閉じこもって昨日手に入れた「薔薇の名前」を読む。 「薔薇の名前」に夢中になっている間は呆け暮らしをせずに済みそうだ。 雨の日もまた好としよう。

稚鮎釣り

早朝のフィールドへ行くも鳥撮りは全くの不作だった。三脚の脚を一本伸ばして杖代わりにし足元を確認しながら背の高い雑草の生い茂るあぜ道を歩いたが、キジの姿も啼き声も無かった。耕作放棄地のフィールドから湖岸に廻ったがここでもレンズを向けるような…

ササグモの獲物

オニユリの葉の上でササグモが獲物を捉えているのを見る。獲物はガガンボ、キリウジガガンボに似ているが同定は出来ない。 レンズを近づけると獲物を咥えたまま葉裏へ廻り込む。葉裏から表へ、表から裏へと逃げ回るのだ、獲物は決して放しませんという感じだ…

セグロアシナガバチ

庭に出ると必ずブロックの穴に巣作りしているセグロアシナガバチの様子を覗き込んでいたが、この1週間ほどは女王蜂の姿を見ることがなかった。炎天下の陽射しに曝されているブロックは手で触れてみるとおっ!と感じるほど熱いことがあるのだ。こんな状態だ…

絵を描く人

早朝のキジを見にフィールドへ向かう途中のJRの駅前で、イーゼルと絵具類が入ったと思われるトートバッグを持った二人連れの老婦人を見かけた。イーゼルが眼に入っておっ!と思ったのだ。タクシーを待っているようだった。今日も暑くなりそうだ、何処へ向か…

アリグモ

新聞を取りに出た時、門扉の塀の上で妙な動きをしている体長5-6mmほどの真っ黒なアリを見る。お尻を起点にして円を描くというような動きだ。こんな動きを見たのは初めてだった。よくよく見るとアリではない、アリに擬態したアリグモだった。 妙な動きをしな…

水際のキジ

水が張られたまま未だ田植えが行われていない田んぼの縁にキジがいるのを見付け、光とアングルを探して湿田のあぜ道をそろりそろりと移動する。草の茂るあぜ道は平坦ではないのだ、重いヤツを抱えての移動は老躯には結構負担だった。 1ショットした後再び移…