2021-01-01から1年間の記事一覧

ふと思い出して

昨日たくさん収穫した柚子を持て余して今夜も柚子風呂にした。少し熱めにした湯に浸かっていて、これまでにブログに書き入れていた俳句(?)は幾つくらいあるだろうかとふと思い、書き出してみることにした。 なにかの拍子に頭を過ぎって行ったものを書き留…

柚子と野猿と

今日は冬至の日だ。いつものように冬至の柚子風呂にと思い、庭の柚子の収穫をする。 青い小さな実の頃にかなりの落果があったから、今年は収量も少ないだろうと思っていたが思いの外の数がある。 脚立に登って実を収穫していた時、Mさん宅のブロック塀の上を…

ヤツデの花にいたハナバエの仲間と師走のジョロウグモ

今朝、カミさんと並んで朝食を摂っていて、庭先のヤツデの花にメジロが来ているのをカミさんが見つける。急いでカメラを持ち出すも1ショットも出来ず飛び去られる。ヤツデの花にハナバエの仲間が吸蜜に来ているところから見るに、小さな小さな花にも蜜がある…

トビとチュウサギ

風もなく陽射しの暖かい昼下がり、読書の眼休めにと鳥撮りに出掛ける。最近は電子書籍を専らにして読書をしている所為だろう、紙の本の時と比べて眼の疲労が重くなっているのだ。それに運動不足、何とも不健康な日々が続いている。 小一時間、重いヤツと三脚…

ツヤアオカメムシと本の購入

琵琶湖西岸では強風注意報が出ていることもあり、時折、思わぬ突風に遭う。買い物帰りの荷物を運び下ろしていて、よろけそうになる強風に一瞬見舞われた。JR湖西線は強風警報が発令されると電車の運休がしばしばあるのだ。そんな風の中で、擁壁に這うツタの…

師走のジョロウグモ

ベランダの庇のすぐ横にジョロウグモが巣網を掛けたのは、秋の初め頃だった。コヤツの成長や獲物の捕獲などを見るのを楽しみに巣をそのままにしておいた。幾つかの巣網に掛かった獲物の痕跡があるが、残念ながらその捕獲の様子を見ることはなかった。師走の…

姫リンゴとハチの死

キジ撮りのフィールド、耕作放棄地の一つに、長い間放棄され原野に還り木々の生い茂った一区画がある。キジの重要な営巣場所になっているのだ。この林の中にひょろひょろと伸びた背の高い姫リンゴの木が一本ある。鳥の落し物が大きくなって実をつけるように…

ウインドサーファーとコサギ

昼下がりの湖岸を小一時間歩く。和邇浜近くの湖面で見られる水鳥の姿はほんの僅かばかりだった。湖北の山本山に今年もオオワシがやって来たという新聞記事を3日ほど前に見ている。鴨たち冬鳥の飛来ももう間無しだろう。冬鳥たちの賑わいが待ち遠しいものだ。…

アオサギと青いトラクターそしてドジな奴

見渡す限りの田んぼと田圃道には人っ子一人いない、それと同時に鳥たちの姿も見当たらないのだ。見かけるのは空の高みでゆっくりと舞っている3羽のトビだけだった。フィールドを一周りしていてやっと見つけたのがアオサギ。アオサギの近くにある青いトラクタ…

トビと赤いトラクター

初冬の野面で鳥を撮りたい、そんなことをしきりに考えながらも、10月の終わり頃から、長いヤツを持ち出すことがなかった。ブログも半月以上更新せずだ。今日は風もなく穏やかな陽射しが降り注いでいることを幸いにキジ撮りのフィールドへ出掛ける。 田んぼの…

サザナミスズメの若齢幼虫と小さな小さなアリ

今日は24節季の一つ霜降の日だ。近畿地方では1955年以降で最も早い木枯らし一番が吹いたという。風の当たらない陽だまりにいるとさほどの寒さでもなかったが、風の吹きすさぶ場所に出ると寒さにうまく順応しきれていない体は身震いしていた。そんな寒さの中…

老爺とコガタスズメバチ

階段の上り下りの時手摺を持つようになったのはいつの頃からだろうか。下り階段を踏み外しそうになったことがあり、それ以来用心深くなっているのだ。午後3時過ぎ、細かい日照り雨の降る中、買い物帰りの重い荷物を手摺に掴まりながら体を引き上げようにして…

ヒメカマキリ

何処からやって来たのだろうか、テーブルの上をゆっくり這っているカマキリを見つける。最も遅いこの時期に出現してくるヒメカマキリだ。 鳥撮りにも虫撮りにも出掛けずの呆け暮らしが続いている老爺のために、コヤツは姿を見せてくれたのだろう。もう虫たち…

ナナホシテントウとセミの抜け殻

比良連山から吹き下ろしてくる風が冷たくなり始めた。今朝は比較的穏やかで陽射しも暖かかった所為か、ブロック擁壁の隙間から葉を伸ばしているアザミの仲間にナナホシテントウがいるのを見つけた。買い物に出掛けようと車庫に向かっている時見つけたのだ。…

日野ダリア園へ行く

カミサンの体調が良かったことと素晴らしい陽射しだったことから、日野ダリア園へ出掛ける。幾種類ものダリアが見頃だったから、ベッド暮らしのカミサンには気分転換になったようだが、園内の通路はがたぴし凸凹道で車椅子がスムーズに動けずで、かなりまい…

トビと稲刈りと

買い物からの帰り道、稲刈りをしているコンバインの上空に10羽近いトビが弧を描いているのを見つける。幸いにもカメラ(EOS7D+35-350mm)と一脚を積んでいたことから寄り道した。 鳥撮りのテーマの一つが ”鳥と人” 、こんな事もあって4半時、トビとコンバイ…

小さな小さな田んぼの稲刈り

稲刈りが終わった後の田んぼの水溜りで、アカトンボなどの打水産卵が見られるだろうか、そんなことがふと気になってキジ撮りのフィールドへ出掛けるも、トンボの姿が全く見当たらないのだ。僅かにシオヤトンボを見かけただけだった。 アカトンボの打水産卵や…

虫撮り不作

昼前、比良連山の南端権現山から流れ落ちる小さな川沿いの道を半時ほど歩いた。土手に咲く彼岸花にやってくるチョウが目当てだったが全くの不作だった。盛時を過ぎたキバナコスモスにキアゲハやキタキチョウなどが来ていたが、コヤツらは翅がボロボロ、レン…

ヤマトシジミの求愛行動だろうか

昼下がりのITOUさんの菜園へ行く。ヤブ蚊対策を念入りにしていたがそれでも首筋と左耳をやられる。ニラの花にアゲハなどが来ているのを期待して行ったが、大半の花がちょん切られてなくなっているのだ。ニラの花は今夜はどんな一品になるのだろうか。僅かに…

行きはよいよい帰りは怖い

小さな谷間の向こうの段々畑へ虫撮りに行く。黒いヤツやツマグロヒョウモンが畑の上を高速で横切っていくのを眼にしたが、撮影のチャンスは無かった。妙にチョウたちの姿を見ることのない日だった。 今日撮った虫たちの一覧 山裾の薄暗がりの木の下でキノコ…

アゲハの求愛行動だろうか

買い物帰りに寄り道する道筋に放置された畑がある。その畑の土手にニラの群落が今年も健在だ。そこにアゲハが来ているのを見つけ車を停めた。カメラを持ち出しソヤツを抱え僅かな段差を飛び下りる。着地した時よろけて手を着きそうになった。いつもだったら…

佐川美術館へ行く

小雨の降る中、昆虫写真家・今森光彦の作品展が開催中なのを思い出して見に行く。これまでだったら写真展などにはカミサンとの二人連れがならいだったが、カミサンが昨年の初めに体調を崩して以来同伴もならず、一人ぽっちの外出になっている。 「いのちめぐ…

コスズメの幼虫を見た

今日から9月、暑さが少しづつ和らいで来たので老爺は一息ついている。暑さにかまけて掃除することもなかった車の室内を丹念に掃除した。小さな庭も夏草が猛々しくのびている。こちらも除草しないとなんとも見苦しい様なのだが、涼しさを待つと、暫くの間は…

セスジスズメの幼虫を見た

2・3日前から30度を越える暑さがぶり返している。少しでも涼しい朝のうちに虫撮りに出掛けてみたいのだが、今年の春の終わり頃から午前中に一眠りするという妙な習慣がついてしまっているのだ。午後からは暑さに負けて出掛けられずの状態だから虫撮りもまま…

小さな命の終わり

車のトランクから買い物の荷物を取り出し、17段ほどの階段を玄関先まで運び上げる。3・4年前だったら18リットルの灯油缶を両手に持って難無く階段を上がったが、最近では僅かばかりの荷物でも、のったりのったりとした足取りでの上りになっている。今日も僅…

小さな小さなカタツムリ(2)

料理の準備をしていて、スーパーで買い求めた水菜に小さな小さなカタツムリがくっついているのを見付ける。地元産の水菜とは言え、収穫されてから店頭に並びそして我が家に来るまでには、少なくても3日ほどはかかっていただろうに、小さな小さなコヤツは至っ…

南天の青い実とカメムシ

雨上がりの玄関先で南天の青い実にクサギカメムシがいるのを見付ける。単に止まっているだけかと思ったがよく見ると青い実に口吻を突き刺して汁を吸っているようなのだ。 クサギカメムシの成虫は貪欲で、野菜、豆類、果実など何でも食う(口吻を突き刺して汁…

キアゲハを狙うカマキリ

連日降り続いた雨は所によっては記録的な大雨のようだった。雨は各地に河川の氾濫や土砂崩れなどの被害をもたらせている。この停滞していた前線も今日は南に下り久しぶりの快晴。陽射しに誘い出されて半月ぶりの虫撮りに出掛ける。小さな谷間の虫撮りのフィ…

高速で翔ぶアオスジアゲハ

書斎の遮光カーテンを半ばまで開けた時、手すりにアオスジアゲハが止まっているのを見る。今期はこれまであまり見かけることがなかっただけに嬉しくなり、カーテンをそろりそろりと開けた。この行為がよくなかったようだ、ヤツは敏感に反応して翔び立つ。眼…

羽化に失敗したセミと小さなアリたち

擁壁に這うツタが連日の猛暑に手酷く痛めつけられ、秋を待たずに茶色く枯れはじめている。数日前に枯れ始めた葉っぱは乾燥しきって落下し風に吹き飛ばされ、甚だしくご近所迷惑な状態のなっているのだ。枯れ始めた葉っぱを壁から一斉に払い落とす作業を朝の…