ツヤアオカメムシと本の購入

琵琶湖西岸では強風注意報が出ていることもあり、時折、思わぬ突風に遭う。買い物帰りの荷物を運び下ろしていて、よろけそうになる強風に一瞬見舞われた。JR湖西線は強風警報が発令されると電車の運休がしばしばあるのだ。そんな風の中で、擁壁に這うツタの紅葉の上にしがみつくようにしているツヤアオカメムシを見つけ、コンデジを引っ張り出した。

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我が国には1300種ほどのカメムシがいるようだ。身の危険を感じると強烈な臭いを放出するが、くさいヤツを出すカメムシはそう数は多くないという。ほんの一部のようだがそのくさいカメムシの代表格がコヤツ、ツヤアオカメムシなのだ。

コヤツを見ていて、その悪臭ということから、アニメ「風の谷のナウシカ」の腐海のシーンをふと思い浮かべ、このことから先日新聞の書評欄を見て気になっていた本(「スタジオジブリの想像力」三浦雅士 講談社)のことを思い出す。

電子書籍で入手可能だったので衝動買いしてしまった。

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紙の本だったら購入しなかっただろうに。

ツヤアオカメムシは成虫で越冬するという。コヤツは何処に潜り込んで一冬を過ごすのだろうか。