野鳥

キジを追いかけて

GSに洗車を依頼した後、遠回りして鳥撮りのフィールドへ。農道へ入ると直ぐ、はるか先の道端のシロツメグサの中にキジがいるのを見つけ、ゆっくりと間合いを詰めた。 キジに近づいているとキジの手前の道にカワラヒワが舞い降りてきた。老爺の眼の前でしきり…

オオヨシキリを追いかけて

ドラッグストアへビタミン剤や亜鉛を買いに行った帰り道、ふとオオヨシキリのことが気になり鳥撮りのフィールドへ寄り道した。Cブロックと名付けている耕作放棄地のヨシ原に今日は複数羽のオオヨシキリがいるようだった。ゲゲッチ、ゲゲッチ、チッチッチッ、…

久しぶりの鳥撮り

30度近い夏日だったり肌寒い日だったり、これが繰り返されると、老いの身にはなんとも堪える。鳥撮りのフィールドへ出掛けず、ブログも書かずの2週間が続いていた。今日やっと重い腰を上げる。 路肩に車を停めた時、ゲゲッチ ゲゲッチ チッチッチ、とオオヨ…

キジの夫婦を追いかけて

路肩に車を停めた時、遠くからキジの甲高い声が聞こえてくる。幸先良しと田んぼ道をゆっくり啼き声の方へ、草に足を取られて転びそうになったこともあって、老爺は随分と用心深くなっているのだ。キジは農道の横の畦にいた。 母衣打ちの後、老爺が少し近づい…

トビは抱卵中だろうか

耕作放棄地の中でカワヤナギが大きく枝を伸ばしているその一つにトビの巣がある。その巣を再び利用するため、木の枝などを運び込み、巣の補修をしている様子を4月の初め頃から何度か見ていた。今日はその巣にトビが座り込んでいるのを見掛ける。 1ショット…

トビと赤いトラクターそして物怖じしないキジ

玄関先の階段の上に伸びる木蔦の実を啄みに今日も朝早くからヒヨドリが来ていた。時には3羽が同時に来ることがあり、けたたましい啼き声がする。厄介なのはヤツラが木蔦を食った後、青黒い糞を階段の上に点々と落としていくことだ。乾いてこびり付いた糞は…

カワウの獲物とヒヨドリ

キジ撮りのフィールドからの帰り道、キジ撮りが不作だったこともあり、小さな漁港に立ち寄る。駐車スペースに車を止め持参のコーヒーで一休み。フロント越しにカワウが潜水を繰り返しているのを眺めていて、浮上してきた時に獲物を呑み込んでいるらしき様子…

ホオアカと波乗りするオオバン

昼下がりのフィールドへ出掛けたが、ヨシ原と周辺の田んぼにキジを見かけることはなかった。見かけたのはムクドリの小集団とケリ、空の高みで囀っているヒバリ、カラス、ファインダーを覗き込む気にもなれずだ。いつもの眼の痒みが治まっていたこともあり、…

ヨシ原で見たベニマシコほか

湖岸の旧い在所の中にある老木の梅が満開になっている頃だ。この梅の花にメジロなどが花びらを啄みに来ていることを期待して出掛けた。「桜切るバカ、梅切らぬバカ」こんな俚諺がある。梅の実を毎年きちっと収穫するためには剪定が必要なのだが、この老木は…

オオジュリンだろうか

今日は二十四節気のの一つ啓蟄の日だ。この「啓蟄」という字をカレンダーで見つけると決まって旧い知人のMさんのことを思い出す。Mさんからは3月のこの頃になると、虫撮りに夢中になっている私のことを承知していたから「貴兄の待ちかねていた虫撮りの季節…

鳥撮り不作

JR湖西線堅田駅の近くにある春日山公園でベニマシコを最近よく見かけるよ、そんなメールを貰っていたので出掛けるも残念ながら収穫はなかった。フィールドスコープにカメラをセットした老夫婦が東屋で休憩していた。野鳥撮りだと思い、収穫はありましたかと…

カワセミとカワウと

ランチは少し遠いが小さなフレンチの店へ行く。この時、隣の席はオバサン3人連れ。食事の後のコーヒータイムのようだ、結構にぎやかな会話が繰り返されている。よくもまあ話題が尽きないものだと感心する。その賑やかさに負けて早々の離席だ。運転席に腰を…

コガモ・水上の舞い

琵琶湖に流れ込む小川の河口で小さなカモの集団がいるのを見つけ、驚かさないようにそっと近づく。カモの小集団はカモ類の中で最も小さいコガモだった。しきりに水中に逆立ちして水草を食べていた。暫く見ていると小集団の中の2羽が水浴びを始め、華麗な水…

チュウサギの獲物

寒風の吹く中、運転免許証更新のための認知機能検査を受けに行ってきた。”「認知症のおそれがある」基準には該当しませんでした。”という検査結果だったから、次の高齢者講習に進めそうだ。受検の帰り道、車の後部座席に長いヤツがあるのを幸いに和邇川河口…

トビの獲物は何だろうか

安曇川南流の右岸をゆっくり走っていて、トビが川中へ向かって急降下するのを見つけ車を停めた。浅瀬の水の中に舞い降りたのだ。何事やあらんと150-600mmを持ち出した。トビの様子から見て水中で何かの獲物を抑え込んでいるようだった。 1ショットしてモニタ…

アオサギと青いトラクター

キジのフィールドへ出掛けたがキジ撮りは不作だった。 キジのオスの場合は相当に遠くからでも、その赤い頭部や頬、暗緑色と紫色をした首筋や胸周り、黒と茶色の肩羽、などから見つけることが出来るのだが、メスの場合は全身が黄色みのある褐色で黒い斑をつけ…

小さな漁港にて

予約していた本が用意できましたというメールを貰っていたので久しぶりに図書館へ行く。借り出した本は、安田喜憲著「森の日本文明史」・古今書院。市の図書館に無かったので県立図書館から借り出してもらっていたのだ。 総ページ数399ページ、借り出し期間…

ヒヨドリとシロハラを見た。

キジ撮りは今日も不作だった。風は少し冷たいが素晴らしい陽射しが降り注いでいたこともあり、琵琶湖に注ぐ小さな川沿いの道を歩く。3月の初め頃コハクチョウの一群が北へ帰ったという新聞記事を見たが、コハクチョウと同時にカモたちも北へ帰ってしまった…

トビが舞う

キジ撮りは不発だったが、耕作放棄地の近くの田んぼでトビがやって来るのを撮る。 トビ撮り後の帰り道は傾斜した細いあぜ道を近道する。綱渡りするピエロよろしくと言った感じの歩きだ。すぐ近くの田んぼの中からキジのメスが3羽けたたましく鳴声を上げて飛…

揚げヒバリ

あっという間に今年も2ヶ月が過ぎてしまった。明日から3月だ、何という時間の速さなんだろうか。・・・・・一寸の光陰軽んずべからず・・・・こんな漢詩の一節を思い出している。いつの間にか八十歳も半ばの頃になってしまっているのだ。 早春の素晴らしい…

小さな漁港にいたコサギたち

曇天の鳥撮りにはあまり芳しくない光を承知で湖岸へ行く。 今日は何故か、遥かに遠い渚近くにユリカモメらしヤツとオオバンと思える混群の遊泳を見かけるだけで、見渡す湖面に鳥の姿が見当たらないのだ。白と黒の混群は2Kmほど向こうだ。被写体に恵まれてい…

トビと赤いトラクター

今日は少し遠回りしてキジ撮りのフィールドへ入る。遠くの田んぼで春耕をしている赤いトラクターを見かけ、その上空を複数のトビが回っているのを見る。作業をしている田んぼの近くにはトビの小集団がいた。 一昨日のキジの飛翔体撮りのこともあり、飛びもの…

ヒヨドリと南天の実

地に落ちることもなく途中でふわっと消えていく小さな雪。こんな雪片が舞ったりやんだりの一日だった。読書(スティーヴン・ジェィ・グールドの「ワンダフルライフ」)に集中することも出来ずの終日の呆け暮らしだった。昼下がり、そんな老爺にヒヨドリの甲…

トビとチュウサギ

風もなく陽射しの暖かい昼下がり、読書の眼休めにと鳥撮りに出掛ける。最近は電子書籍を専らにして読書をしている所為だろう、紙の本の時と比べて眼の疲労が重くなっているのだ。それに運動不足、何とも不健康な日々が続いている。 小一時間、重いヤツと三脚…

アオサギと青いトラクターそしてドジな奴

見渡す限りの田んぼと田圃道には人っ子一人いない、それと同時に鳥たちの姿も見当たらないのだ。見かけるのは空の高みでゆっくりと舞っている3羽のトビだけだった。フィールドを一周りしていてやっと見つけたのがアオサギ。アオサギの近くにある青いトラクタ…

ヒクイナを見た

草深い田んぼ道は未だ十分に乾ききっていないから老爺は歩くのに難儀していた。凸凹した道の少しでも乾いていそうな所を探しながらそろりそろり歩いていて、草むらの中に小さな赤っぽい色をした鳥を見付ける。随分長い間見ることのなかった鳥、ヒクイナだっ…

トビの獲物

キジ撮りは不作だったが珍しいシーンを見た。空の高みから1区画向こうの休耕田の草むらにトビが舞い降りてきて、何かを掴んで飛び上がり、少し離れたコンクリート製の畦に降りたのだ。トビはかなり長い獲物を獲っていた。遠目に見た時は蛇かと思ったがモニタ…

タマネギ畑のキジ

昼下がりの田んぼ道、田植えの頃の賑わいはまったく無い。ただあの頃と異なるのはオオヨシキリの啼声が、時に耳をつんざくほどの大きさで聞こえてくることがあることだ。そんな啼声のするヨシ原の中の草道を歩いていて、刈り払われたEブロックの隣のタマネギ…

トビとカラスそしてバトル

早朝のフィールドへ行く。トビとカラスの争いを見た。 カラスが何かを啄んでいる所へトビが飛来してくる。 何かの食べ物をトビが独占し始めるとカラスはトビに追い払われても執拗に戻ってくる。そんなことが何度も繰り返される。 地上での争いの後トビが飛び…

コチドリを見た

昨日と打って変わって今日は快晴、田植えの終わった田んぼのコンクリート製の畦にいるコチドリを見た。今季の初見だ。どこから渡ってきたのだろうか。 コヤツはヒナを連れている時に天敵が近づいたりすると、ヒナを守るため翼などが傷ついているかのようにバ…