2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

つくし

夕方の散歩の折、空き地の法面でつくしを見つけた。 つくしが顔を出すのは3月に入ってからだと思っていただけに、おやっという思いだった。 つくしのほろ苦さを喰ってみたくなっている。 軽く茹でたつくしに細切りにしたベーコンを加えて炒め合わせ、アンチ…

豆菓子

写真仲間のTさんから豆菓子を頂戴した。 よく煎った丹波産黒豆に大豆粉を幾重にも重ね、青のりをかけた豆菓子だ。 「真盛豆」と名付けられている。 指先で抓んでみると青のりをまとっている感じが小さなマリモにも見えるのだ。 しっとりとした甘さをもつ大豆…

ローズマリー・サトクリフ(4)

ローズマリー・サトクリフの作品2冊がAmazonから届く。 「闇の女王にささげる歌」(評論社)と「ヴァイキングの誓い」(ほるぷ出版)。何かの拍子に堪らなく読んでみたくなる作家の一人がローズマリー・サトクリフなのだ。 彼女の作品を初めて読んだのは30…

ヤママユの繭の中

少し遠出をした雑木林でヤママユの空繭を見付け、繭の中を見るために持ち帰った。 先日はウスタビガの空繭を見付け持ち帰る途中で失くしてしまったのだ。ハサミで切り裂いてみる。羽化した後のサナギの抜け殻が中に入っていた。 ウスタビガなどは自分が抜け…

アシナガグモ

びわ湖大津館の庭でクモ2態を見つけた。 足を伸ばして木の枝に伏せている茶色い個体はアシナガグモだと思うが、うす緑のクモの名前は判らない。 指先で触れてみると思いのほかの早さで2匹とも葉裏へ逃げていった。 明るい陽射しだったが冷たい風が吹き付け…

梅の蕾

時折出掛ける棚田の斜面にある梅の老木に僅かだが蕾が付いているのを見付ける。 蕾は未だ硬い。 棚田に人の手が入り、いろんな作物が植えられていた頃は、この梅の木も剪定などがきちんと行われていたから、蕾の数も多く、大粒の実を付けていたが、棚田が放…

ウスタビガの繭

雑木林への道筋にあるコナラの大木の根元で、ウスタビガの繭を見付ける。 以下のような記事を誰かのブログで読んだことを思い出し、この繭を持ち帰ることにした。ウスタビガは卵で越冬し、四月頃孵化して幼虫になり、6月中旬頃繭を造って蛹になり、11月頃に…

沈丁花

1月の終わり頃から呆け暮らしの日々が続いている。 買い物に出掛けるカミさんに付き合う以外は外出することもなく、全くの冬眠状態なのだ。 穴蔵の中で年老いた熊が冬眠している状態を想像しながら、自分の状態もかくやあらんと、老熊のイメージを自分の上に…

霧の朝

午前10時過ぎに起き出し書斎のカーテンを開けた時、霧の光景を眼にして臍を噛む。 カミサンの言によれば、早朝は10メートル先も見えないような凄い濃霧だったようなのだ。 霧の光景を撮りたい、そんな思いをずっと持ち続けている。 霧が出れば出掛けたい撮影…