2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ギンヤンマの死

五感劣化、このことを最近しばしば感じる。 眼や耳、足腰が老化していることは自覚していたが、今朝は嗅覚が劣化していることに気付く。 「ああ、いい香り、キンモクセイが満開ね」カミサンは窓を開けながら呟いているが、私には全くその甘い香りが感じられ…

フタツボシテントウ

芙蓉の花にいるフタツボシテントウを見つける。 芙蓉の花の上をゆっくり動き回っているところをファインダー越しに追い続けていたが、カメラを下ろし肉眼で見た瞬間テントウムシは飛び立っていった。 カメラを下ろす時間をほんの数秒長くしてファインダーを…

ルリタテハ飛び立つ

玄関先のホトギスの葉裏で見つけていたルリタテハの幼虫が、本日羽化し飛び立つ。 9月7日 撮影 9月15日17時30分蛹化完了 9月27日羽化の状況は判らない。 書斎の窓から飛び立っていった。 飼育箱には9月22日に蛹化を始めたヤツが二ついる。 コイツはもうそろ…

アサギマダラ

絶好の虫撮り日和、アサギマダラを撮りに遠出する。 目的地は嵯峨水尾(京都市右京区)、柚子の里として知られている山間の集落だ。 JR保津峡駅からは自治会のバス、集落までの曲がりくねった細い山道に肝を冷やす。 自分が運転していればさほどにも思わない…

ザリガニ

トンボ撮りの絶好の場所にしていた琵琶湖湖畔の湿田と養魚池の様子が気になり出掛けてみた。 湿田の一部が養魚池に改修されて以来、車で通りすがりには眺めていたが、近づいて見たことは無かったからだ。 稲刈り後の湿田ではアキアカネの交接飛翔や打水産卵…

時季不知

階段の石垣の石と石の隙間に根を下ろしていたタカサゴユリが花開いた 門扉の近くには大小とり混ぜて十数本のタカサゴユリが生えているが、いずれも花期はとっくに終わり、今では実鞘が大きく膨らんでいる。 こんな時季に仲間はずれのように咲くと、時季不知…

虫撮り不発

彼岸花が一部群生化し始めたことで知られるようになった桂浜(高島市今津町)へ虫撮りに行く。 午前九時頃、現地へ着くなり、あっ!なんじゃこれは、そんな思いにとらわれる。 路傍は割り込む隙間もない程の車の列。 大勢のカメラマンが思い思いの格好で彼岸…

イトトンボの獲物

小さな川の土手で、彼岸花に来るアゲハやツマグロヒョウモンを追いかけていた。 アゲハが飛び去った後、彼岸花の下の草叢で、妙な翔び方をするイトトンボを見る。イトトンボはもともと敏捷に翔ぶトンボではないが、目の前の草叢から飛び立ったイトトンボは、…

カラスアゲハ

絶好の虫撮り日和だ、JR湖西線蓬莱駅近くの棚田へ彼岸花を見に行く。 棚田は獣除けの電気柵で囲われていて土手に咲く彼岸花に近ずけない。 以前(2年前)はところどころに未整備な箇所があり、其処から稲刈り後の棚田に入ることも出来たが、今では完全に整…

イチジクとスズメバチ

Aさんの菜園のイチジクの木は、昨年の秋に枝落としされなかった所為か、一段と大きくなっている。 この大きな木は今年も沢山の実を付けており、ヒヨドリなどがやって来ては実を啄んでいる。 野鳥対策のためにネットを木に掛けているがそれでもヒヨドリたちは…

アゲハ蛹化始める

予約しておいたスマホを貰いに行こうと車庫のシャッターを開けた時、シャッターガイドレールにアゲハの終齢幼虫がいるのを見付けた。 急いでいたのでそのままにして車を出す。 スマホ一台入手するのに待ち時間も入れて4時間近くかかっていた(こんな買い物は…

風に吹かれて

朝の散歩に出た折、路傍の犬走りにキアゲハがいるのを見つける。 傷ついたキアゲハのようだ、翅をパタパタさせている。 小走りに近寄ろうとすると、突然スィッスィッと動くのだ、おやっと思った。 動き方が可怪しいのだ。 遠目に見た時は傷ついたキアゲハが…

カノコガ

玄関先にカノコガが来ていた。 先日もニラの花畑で吸蜜しているところを見かけた。 庭にもよく来るのだ。私のこれまで見た限りでは、カノコガが止まっている姿は決まって翅を開いている。 Webの画像検索で調べてみても翅を閉じて止まっている姿は全く見掛け…

アカハラゴマダラヒトリ

山科駅の構内でカードをチャージしている写真仲間のTさんを見掛ける。 友達との待ち合わせがあるようだったから二言三言話しただけで別れたが、この偶然な出会いには白い蛾が絡んでいたと思い、虫撮りの性が偶然を生み出したとおかしみを感じていた。 龍谷大…

ルリタテハの蛹化

ルリタテハの幼虫が本日午後5時31分蛹化を完了しサナギになった。 このルリタテハの幼虫は玄関先のホトトギスにいたヤツだ。 9月10日午後5時36分 見つける。 玄関先のシロダモの木の下でタカサゴユリに混じって、ひょろひょろとした背の高いホトギスが一本だ…

ヒメアカタテハ

「たかしま発酵食文化カレッジ」(主催:高島市産業連携推進協議会)の開校される日だ。 開校記念の講演会が午後2時からだったので、会場への道すがら比良山麓の棚田でトンボ撮りをしようと早めに家を出る。 目的の棚田への道が一部陥没していて通行不能、…

奇形のカマキリ

草叢でアゲハを追いかけていた時、クズの葉の上で奇形のカマキリを見付けた。 これまでアゲハ、ルリタテハ、アブラゼミ、カブトムシなどの奇形を見たことがあるが、これらはいずれもが羽化するときに何らかの原因で翅脈に体液が行き渡らず翅が変形したものだ…

コミスジ

雑木林の一角にクズで覆われた斜面がある。 五年ほど前までは熊笹が生い茂っていたが、今では分厚くクズが覆い被さっている。 このクズの斜面で最近よくコミスジやウラギンシジミを見掛けるようになった。 コミスジなどは日によっては7・8頭見掛け、コミスジ…

ホシホウジャク

午前9時過ぎニラの花畑へ出掛ける。 ニラの花に来るチョウの飛翔をジャスピンできちっと撮りたい。 お気に入りの一枚が欲しいのだ。雨上がりの急斜面を何とか登ったが、ニラの花畑には期待していた虫たちは見当たらずだった。 急斜面は登るより降りるほうが…

コガタスズメバチの採餌

夕方の散歩の折、オオスカシバの幼虫の食草がクチナシの葉だったこと思い出し、いつものコースを変えてYさんの菜園に向う。 Yさんの菜園には季節毎の野菜が育っている他、栗の木、柿の木、イチジクなども植わっている。 そんな菜園の角にかなり大きなクチナ…

キアゲハの交接行動

昨日アオスジアゲハを見たニラの花畑へ午後から出掛ける。 キアゲハの交接行動を追いかける。 カメラはEOS・5D MarkⅡに180mmマクロを装着、70Dには75-300mmを付けていたが、夏草の生い茂る急斜面では手持ちでの180mmマクロは老兵には重すぎ、専ら75-300mmだ…

アオスジアゲハ

散歩の途次、放棄された畑にニラの花が咲いているのを見つけ、夏草の茂る斜面を登る。 急斜面とはいえたかだか5m程の斜面なのに一息で登れないのだ。 何度も滑り落ちそうになリながら登ってみると、畑の一角は思いもかけぬ白いニラの花畑だった。 アオスジ…

オオスカシバ

大津市生涯学習センター・ギャラリーで開催されている写真展(日写連 写遊おうみ支部展)からの帰り道、ついふらふらと湖周道路をはずれて旧い在所の細道に入ってしまった。 何年か前、北山田漁港(草津市)近くの集落の路地に入り、通り抜けられずにバック…

アゲハの飛翔

午後から虫撮りのフィールドの一つにしている菜園に出掛ける。 老婦が一人で熱心に野菜作りをしていた菜園に入らせてもらっていたのだ。 菜園の周りにはいろんな草花も植えられており、虫撮りには格好の場所だった。 それが2年ほど前から菜園の半分以上が草…

ネコハエトリ

雲間から陽がさすこともあったが、突然の激しい通り雨や遠雷の響き、突風などと変な一日だった。 すっきりした青空が見たいそんなことを思いながら、今日も終日書斎に閉じ込められていた。呆け防止用にと、青空文庫の中から中島敦の「李陵」「山月記」を見つ…

書斎に閉じこもって

昨日から書斎に閉じこもっていた。 読書半分呆け半分という状態だった。 読書の方は「下天を謀る」安部龍太郎著(新潮文庫)上下2巻を読了した。 戦国時代の武将藤堂高虎については、七度も主家を変え、最後には豊臣側から寝返って徳川に仕えた「世渡り上手…

トンボ撮り

買い物からの帰り道、湖岸近くの田んぼで稲刈りが始まっているのを見る。 その田んぼは放棄された湿田が近くにあることからトンボが結構多いのだ。 トンボの連結飛翔や打水産卵などがよく見受けられる。 頃合いを見計らって撮りに行こう。 (撮影:2013.9.2)

ショウリョウバッタ

雨上がりの玄関先にショウリョウバッタが来ていた。 玄関先にはこれまで、テントウムシ、ナツアカネ、アオメアブ、ダイミョウセセリ、アゲハ、アシナガバチやドロバチの仲間...等など、いろんな虫たちの訪れがあるが、ショウリョウバッタがやって来たのは今…