2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤマトシジミの不完全羽化

ITOU昆虫園でミツバの葉の上の羽化に失敗したヤマトシジミを見つけた。 蛹から羽化する時体液を翅脈の中に流して翅を完全に伸ばしきるが、このシジミチョウは何らかのアクシデントで後翅を伸ばしきれていないのだ。 この不完全な翅では飛ぶことも出来ないだ…

トラフジシジミ

重装備で虫撮りに出掛けたが思わぬ渋滞で目的のフィールドに行けずだ。 連休初めということである程度の渋滞は予想していたが、161号線今津方面行きは161バイパスの最終出口びわこ成蹊スポーツ大前の交差点から渋滞だ。 目的地は高島市鵜川から鵜川村井広域…

キバラケンモン

ITOUさんの菜園の土手にあるイチジクの木に若芽が伸び始めているのを見つけ、菜園に入ってみる。 ITOU昆虫園と名付けているこの菜園で、昨年はいろんな虫を撮ったが、中でもキボシカミキリの飛翔を撮るために3時間近く粘ったこともあった。 そんなことから…

講座「仏教伝来・第三の道」初講

「仏教伝来・第三の道」(6回講座)の第1回目は ”「シルクロード」の登場 ー史書に現れる古代交易路ー”だった。インドで生まれた仏教が長い年月をかけて各地へ伝播していく過程で、各地の気候風土、習俗、在来の信仰などの影響を受け変容し成長をかさねる…

赤い革のブックカバー

明日から楽しみにしている山田明爾先生の講座が始まる。 「仏教伝来・第三の道 ー熱帯雨林シルクロードと海洋シルクロードー」。 会場は久しぶりの龍大瀬田キャンパス、構内に雑木林があり虫探しも出来る。 帰り道の琵琶湖畔でも虫撮りができるのだ。 講座へ…

キアゲハとリンゴドクガ

3日間のドライブはたかだか750kmほどの距離だが結構疲れた。 それに思っていたものが撮れなかったこともあり疲労感だけが残っている。閉めきっていた3日間の空気を入れ替える為、窓を開けようとして、カーテンにキアゲハが止まっているのを見つけた。 それ…

橋杭岩・昇陽

「橋杭岩と昇陽」これを撮るのも目的の一つ。 前日のスケジュールの押せ押せで目的地のロケハンも十分出来ずだったが、なんとかなるだろうと4時起きでホテルを出た。日の出前の僅かな明るさから日の出の方向の見当をつけて車を停めたが、やはりロケハンをき…

那智の滝無慙

南紀への2泊3日の小旅行の初日、雨の中の出発になってしまった。 近畿南部の天候も午後からよくなるという気象情報だったので、当初の出発時間を2時間ほど遅らせての出発だ。 家を出る時はそんなに酷い雨降りでもなかったが、鈴鹿越えでは土砂降りの雨、…

キアゲハ羽化の後

チョウの羽化の様子を撮った後は必ず放蝶することにしているが、今日は生憎の雨空だ。 雨が上がるまで書斎に居てもらうことにする。 それにしても羽化の後の長い休息が続いている。 羽化してから16時間近く経っているが羽を閉じ姿は最初のままだ。 これまで…

キアゲハの羽化

昨夜0時少し回った時、本箱の中でキアゲハが羽化しているのを見つけた。 昨年10月19日、庭の片隅に生えているミツバの葉を囓っている終令幼虫を見つけ、書斎に来てもらった。その終齢幼虫は22日夕方にはサナギになる準備の為か、与えておいたミツバを囓らな…

暗鬱な一日

雨のち曇の天気、終日書斎に閉じこもっていた。 今日の天気のように晴れ間の見えない暗鬱な気分の一日だった。その原因の一つが写真仲間たちと5月に開く写真展の作品作りだ。 候補作の現像やプリントはもう終わっていなければならないのに一日延ばしにして…

ガガンボの仲間

朝のPUKUさんとの散歩の折、ガガンボの交尾を撮る。 図鑑で調べたがなんというガガンボなのか同定できないでいる。 調べる範囲をガガンボモドキにまで拡げてみたがそれでもうまく見つからない。 Webで調べていた時、ガガンボモドキに関する思わぬ発見をした…

雑踏の中で(2)

会社のOB会懇親会があり半年ぶりに大阪に出掛けた。 キャノンとニコンのギャラリースペースを覗いた後、目的の会場に向かって御堂筋を歩いたが、5時半過ぎの退社時刻とぶつかった所為で酷い目に遭った。 駅に向かう群衆と逆方向への歩きだ。用心しながら歩…

桜日和

桜吹雪が見られるかもしれないと仰木の棚田の一本桜に行ってみた。 桜は今が満開だ、桜吹雪は今週末あたりだろうか。 桜の花の下でフルートを吹く人がいたので声をかける。 昼下がりのポカポカ陽気、桜が散っていれば近接で面白い構図になっただろう。桜吹雪…

映画鑑賞

カミサンと映画を見にゆく。 孫と一緒の映画鑑賞は何度もあったが、カミサンと二人だけというのは初めてだ。 時々は映画に誘っていたがどうぞお一人でと断わられていたのだ。 写真展などには嫌な顔もせず付き合ってくれるのに不思議と映画だけは駄目だった。…

スズバチの幼虫

スズバチの巣の一室を解体してみた。 スズバチが何重にも塗り固めた土の巣はラジオペンチとピンセットを使わなければならいほどの硬さだった。 育房のなかには想像していた以上の大きさの幼虫がいた。 育房いっぱいの大きさだ、約2センチある。 この育房の中…

イタドリ

近くの住宅地に、仏教系大学の教授をなさっていたAさんのセカンドハウスがある。 長い間Aさんが大学教授だとは存じ上げなかったが、キャンパスプラザ京都の会場での連続講座に参加した折の講師紹介で大学教授だと知った。 今日も散歩の途次Aさんの庭を覗きこ…

虫達の飛翔体

チョウやトンボの飛翔体を撮りたいという思いは、今も変わりなく持っているが、思いの丈ほどの枚数も撮れていないし、自分を褒めてやりたいようなそんな一枚もない。 なんとかゴミ箱行を免れたものもごく僅かだ。 視力の衰えとMFでのピント合わせの機敏さが…

シロバナヘビイチゴ

虫撮り日和なので久多(京都市左京区)へ出掛けるつもりで機材を用意していたが、起きられずだ。10時過ぎの起床では戦意喪失だ。久多行きは諦めて、「銃・病原菌・鉄」を読み始めるが虫撮りのことが気になって読書に専念できない。午後から気分転換も兼ねて…

ボケの花

ボケの花を撮っていてジョロウグモの幼体を見つけた。 このボケの木の下で越冬していたのだろうか。 今年初めて見たジョロウグモだ。 昨年はジョロウグモのチョウやバッタなどを捕食する様子を何枚も撮らせてもらったものだ。 ボケの花のことを調べていて、…

ツバメと春蘭と....

読書疲れの眼を上げた時窓の外の電線にツバメを見た。初見だ。 湖国へはいつ頃やって来たのだろうか。 我が家ではツバメの巣造りに適した場所はないが、毎年のようにご近所の車庫や玄関先にツバメの子育てを見る。そんなツバメの数がここ2・3年減っているよ…

パンを焼く(4)

6時50分に目覚めた時一日の好天を感じさせる真っ赤な太陽が出ていた。 特別な行動予定もなかったので取り敢えず一枚撮っておいて再び蒲団に潜り込む。 午前3時過ぎまで読書していた所為もあり眠いのだ、これが早朝の桜撮りでも計画していればいくら眠くても…

春蘭甘酢漬け

昨夜は十七夜の月が見事だった。 (書斎の窓から) 月の出の頃も素晴らしい月だったが、午前3時前の西の空の月は煌々と輝いていて、月の光の これほどまでの明るさに息を呑んだ。 写真家の名前は思い出せないが、「月光浴」という写真集のことを思い出して…

ドロバチの仲間と竹筒トラップ(2)

ドロバチの仲間や狩りバチ、ハナバチ等の営巣の様子が見たいと竹筒トラップを造ってみた。 Webでこの竹筒トラップのことを調べていると竹筒の太さの大小を組み合わせることで、営巣にやって来るハチの種類が増える可能性があるとのこと。 太めの竹を切り取っ…

カブの花

ITOUさんの菜園の片隅に放置されているカブに花が咲いていた。 もう少し暖かくなり暖かさが続くとモンシロチョウなどがやって来るだろうが、花冷えの肌寒さが続いていて蝶の姿はない。 ハナアブが居たが寒さに縮こまっていて指先で軽く触れても飛び立たない…

山菜散歩

昨日夕方の散歩の折見つけたワラビのことから、季節になると山菜採りによく出掛けた昔のことを思い出し、その頃山菜採りの参考にしていた本を書棚でさがす。 「山菜散歩」丸山尚敏・文、イズミエイコ・写真 調理、 東京新聞出版局 本に挟まれていた走り書き…

ミモザの花

散歩の道すがらミモザの木を何箇所かで見かけるが、中でもHさんの庭のミモザは立派だ。 花が咲き始めている、遠くからも黄色く盛り上がった見事な姿がそれと判る。 一昨年の秋の半ば川向こうのある住宅地の庭で、ミモザの木に沢山のキチョウが止まっているの…

月時雨

4月では観測史上初という猛烈な雨風で列島各地でいろんな被害だ出ているようだ。 大津市でも午後2時過ぎには瞬間最大風速が25m近くなり、大型トラックの横転事故もあったという。 そんな荒れた一日だったので、午後からは読書とCookingに専念だ。 読み残し…

小さい春

素晴らしくいい天気なので、マキノ(高島市)の雑木林に行って来た。 カタクリの花をきちっと撮ってみたいと思いその下調べだ。 何年か前写真仲間と一度撮りに来たことがあるが、その雑木林は様変わりして荒れ果ていた。その林はクヌギ、コナラ、ミズナラな…

沈丁花

今頃の時期だと散歩の折にあちこちで沈丁花の香りを嗅ぐことがある。 今日もIさんの庭の垣根にある沈丁花の花ざかりを見つけて近づいたが、花の香が感じられないのだ。花びらぎりぎりに顔を近づけても香りがない。花粉症の所為だろうか、老いた身の感覚の劣…