花いろいろ

キジを追いかけて

買い物からの帰り道、小雨のぱらつく田んぼの畦道にキジがいるのを見つける。夫婦連れだ。後続車がいなければ道端に車を停め1ショット試みるのだが、いかんせん大型の観光バスが続いているのだ。キジ撮りは買い物荷物を冷蔵庫に放り込んでからと思い直し、…

野菜の花と虫たち

長い間虫撮りに夢中だったが、野菜の花に来る虫たちを虫撮りの一つのテーマとして撮るということはなかった。こんなことから、野菜の花とこの花に来るチョウたちを撮った写真集「野菜の花写真館」・植松國雄著 敬文舎 を新聞の書籍広告欄で見つけ手に入れた…

白い彼岸花

Aさんの菜園の草深い斜面で白い彼岸花が咲いているの見つける。 例年だったら彼岸花が芽を出す前、9月の初め頃には斜面の草刈りを終わっているのだが、今季は厳しい残暑が続いたこともあり草刈りをしなかったのだ。道路際からコンデジを指し出すようにして…

シュゼンジカンザクラ

滋賀県立総合病院近くの小さな用水路の土手で咲き始めている緋桜のことが気になって、カミサンの病室を出た後駐車場へは遠回りだが見に行った。シュゼンジカンザクラと種名を説明するプレートが桜の木に吊るされていた。 カンヒザクラとオオシマザクラの雑種…

黃水仙

比良連山は五合目近くまで雪に覆われている。その雪山が明るい陽射しを受けなんとも綺麗なのだ。カメラを持ち出し琵琶湖大橋を渡って向岸から狙いたいところだが体が思うように動き出してくれないのだ。 小さな庭の片隅で黃水仙が一輪花開いていた。 カミサ…

晩秋のタカサゴユリ

晩秋のタカサゴユリ、門扉の前で一輪花開いている。 8月の中旬頃には玄関先などあちこちで咲いたが、この時季にタカサゴユリが咲くのは初めての経験だ。今日の最高気温は17度だった、真夏と違い肌寒いこの季節に花開くとは。2本在るうちのもう1本にも小さな…

スターゲイザー

庭先で赤いユリの仲間が一輪、今朝花開いた。コヤツは出所不明の不思議な花なのだ。この花の球根を庭先に埋めたという記憶はカミサンには無いという。私にも球根を何処かで手に入れたという記憶は無い。いつの頃からか時季になるとヤツデの葉の茂みの下から…

トキワツユクサにいたホソヒラタアブの仲間

季節季節の野菜を熱心に育てていたAさんの菜園が、今夏はなんとも寂しくなっている。トマトの苗が一畝、カボチャが一畝植え付けられているだけで、その外は雑草に覆われているのだ。Aさんも菜園を維持していく体力を失い始めているのだろうか。 そんなAさん…

カタクリの花を見に

カタクリの花を見にマキノの雑木林まで遠出をした。 雑木林には既に二人のカメラマンがいた、いずれも70歳代と見受けられる方。 ひとりの方はローポジションにした三脚に望遠ズームのカメラを載せていた。膝をついてアングルファインダーを覗いている。時…

スイレンの花

今日で5月も終わりだ。 終日、雨降り止まず、霧雨だったり篠突く雨だったり、時に雷鳴が混じったり。定期検診から帰った後は書斎の大掃除をする。 読みたい本は電子書籍にするか図書館で借りることにしているのに、気がつけば机の下や横にいつの間にか、雑誌…

花撮り不作

びわこ大津館のバラ園でバラのアップを撮りたいと思い、180mmマクロ、100mmマクロ、12-24mm広角ズーム、三脚、レフ板、リモートスイッチ、それに膝をついてもいいようにとニーパッド等を用意していたが、想像していた以上の人の多さに戦意喪失、バラの花に来…

野ダイコンの花

今津町深清水の柿畑へ野ダイコンの花を見に行く。 華やかな花ではないがこの野ダイコンの花が妙に好きなのだ。 人気がないのを幸いに柿畑の片隅に持参のビニールシートを拡げ、野ダイコンの花を眺めながら暫くの間寝転がっていた。 柿の実が熟し始めると柿畑…

啓蟄の日

今日が二十四節気の一つ「啓蟄」の日だということを思い出して小さな谷間の畑へ行く。 段々畑の斜面には点々とタンポポが咲き誇っていたが、花に訪れる虫の姿は全く無かった。 空き地の一角ではオオイヌフグリやホトケノザの群落もあったが、ここにも虫の姿…

フキノトウ

昨日スーパーの野菜売り場でフキノトウを見掛けた。 そんなこともあって、小さな谷間の南斜面でフキノトウを見られるかもしれないと思い出掛けてみたが、所々に先日の雪が残る斜面は冬枯れのままで、フキノトウの姿を見付けることは叶わずだった。 野菜売り…

酔芙蓉

ご近所のYさんの庭に街路に突き出すように枝を伸ばしている酔芙蓉が花盛りだ。 この花にオオスカシバが来ているのを時々見掛けたことがある。 今朝涼しいうちにと、オオスカシバが来ていることを期待して出掛けてみたが姿を見ずだった。 酔芙蓉といえば、芙…

オニユリと桃

庭のオニユリ10株ほどが一斉に咲きはじめた。 昼過ぎ黒いヤツが来ているのを見付け急いで庭に廻ったがチャンスはなかった。 暑さに負けて、虫撮りにも行かず読書もせずの呆け暮らしが3日間も続いていた、そんなことからも呆け覚ましに一枚欲しかったのだが…

ネギ坊主

写真仲間のKさんを自宅まで送り教えられた帰り道で道順を一つ間違えたことから、旧い在所の集落の中に迷い込んだ。 歩いて見て廻るには趣のある家並みや露地があったりしていいのだが、なにせ道幅が狭いのだ、老躯の運転は極度にスローになっていた。 そんな…

シロツメクサ

テントウムシを探しに入った空き地でシロツメクサを見る。 この空き地は3年程前までは年に2回きちんと草刈りが行われていたから、シロツメクサ、アカツメクサ、ヘビイチゴ、コスミレなどのすみれの仲間、ネジバナ、ホトケノザなどが見られた。しかし草刈り…

タンポポの群落

気になっていたJR湖西線小野駅の近くの田圃の斜面へタンポポの群落を見に行く。 急斜面から滑り落ちないように気を付けながら、タンポポの群落で虫探しを試みたが見付けられずだった。 モンシロチョウやテントウムシなどの今年の初見はいつ頃になるのだろう…

ホトケノザ

虫撮りに行くつもりで小さな谷間の畑へ向かったものの途中で左腰に痛みを感じ引返す。 1キロもない道のりだが自宅までは上り坂、何度も何度も休みながらの帰り道だった。 何度目かの長い休憩をとろうと腰を下ろした縁石の近くでホトケノザを見付け1ショッ…

タンポポの綿毛

虫撮り用の機材一式を取り揃えて小さな谷間の畑へ行く。 畑や雑木林の燐辺、段々畑の斜面など注意して見て廻ったが、虫の姿は全く見掛けずだった。 虫達が出現してくるのにはもう少し時間がかかるのだろう、15度を越える暖かい日が続いて欲しいものだ。 歩き…

つくし

高島の農家から週に一度イチゴを届けてくれる、朝採りの完熟のイチゴだ。 味も香りもプリンとした新鮮な果肉も素晴らしく、カミサンのお気に入りの一品、届けてくれるイチゴを食べ始めてからスーパーのイチゴに手を出したことがない。孫娘のところへイチゴの…

ネコヤナギ・花穂

比良川の源流域を小1時間近く歩く。 比良スキー場が営業していた頃は麓から登山リフトとロープウェイを利用して、八雲ヶ原湿原やスキー場周辺の山へ虫撮りに出掛けたが今は行くことの叶わぬ場所になっている。 リフトが廃止されて20年以上になる、リフト乗…

沈丁花

ITOUさんが沈丁花を一枝届けてくれた。 毎年のように届けてくれる、嬉しいかぎりだ。 蕾が堅い所為もあり香りはほんの僅かばかり。川向うの旧家の庭先で沈丁花の大きな木を見たことがある。 歩くには遠いが頃合いをみて一度訪ねてみたいものだ。沈丁花に虫は…

フキノトウ

「春の使者 目覚めの時 きょう啓蟄」こんな見出しの記事が写真入りで、京都新聞朝刊の一面に掲載されていた。 この記事に触発されて小さな谷間の畑へフキノトウを探しに行く。 段々畑の斜面にぽつりぽつりとフキノトウが顔をだしているのを見付ける。 3年程…

茶の花

湖岸沿いの菜園で花盛りの茶の一畝を見付け虫の姿が見られないかと思い近づく。 遠目には白い花がきれいに見えたが近づいて見ると花の盛りは過ぎていて傷んだ花が目立った。 半月くらい早く来ていれば見事な茶の花の一列が見られただろう。 虫の姿は全く見当…

皇帝ダリア

花の少ないこの時季住宅地を歩いていると皇帝ダリアが眼を引く。 夕方の散歩に出た折も、段々畑の一角で4・5mはあろうかと思われる背の高いヤツを見た。 虫が来ていることを期待して見上げていたが虫の姿はなかった。 皇帝ダリアには種も出来るがどんな虫が…

茶の花

雨の一日、書斎に閉じこもっていた。 虫撮りも鳥撮りも連写をすることが多くなっている、そんな所為でファイルの整理が大変だ。 最近は一回出掛けると2・300ショット、時には7・800ショットも撮っているのだ。 ファイルを整理していて、茶の花のショットが残…

ザクロ

薄日も差さず終日曇天、肌寒い陽気、それに昨夜から風邪気味なのだ、そんなこともあって虫撮りにも出掛けず読書もせずの暗鬱な一日を過ごしていた。3度目のコーヒーを淹れていて、何の脈絡もなく、昨日虫撮りの折見たザクロのことを思い出す。 硬い外皮がは…

小さな宝石

今日は虫撮りがならずだったので、バラの花びらの上の小さな宝石を探す。 水滴に映り込む花や風景が欲しいが、屋外では余程の条件に恵まれるか、人為的にセット(演出)した条件下でないと容易ではない。写真仲間のTさんはマクロレンズを駆使して造形的な花…