2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

トマト

AKIYAMAさんから朝採りの完熟のトマトを頂いた。 冷やしておいて丸ごとかぶりつく。 流通過程で赤くなったトマトと違って、濃厚な味とプリッとした歯ごたえがあり、それにさわやかな酸味が久しぶりに味わえた。 美味いと感じながらも一つだけ私が持つトマト…

変貌

一年ぶりの故郷だ。 小高い場所にある墓の掃除をしながら眺める風景は一年前と同じでは無い。 昔ながらの田園風景は年々少なくなり、去年は見られなかった道が田圃の中に造られている。 それに最も変化の少ないはずの墓地の様子も変わっているのだ。 新しい…

月見草

「もう歳ですから車での長距離旅行は控えて下さいよ」そんな娘の注意を聞きながらも、車で帰省することにした。 高速道路ではついアクセルを踏み込むことがあり、カミサンに何度か注意される。 そんな注意の後、走行車線をゆっくり走っていて、道路脇の斜面…

呆けた日が続く

朝から暑さに参っていた。 帰省の手土産を買い求めに出掛けた以外は終日呆けていた。呆けた日が続いている所為で、読み直そうと思い書棚から取り出してある本も一向にその数が減らないでいる。 取り出してある本の一つが司馬遼太郎さんと林屋辰三郎さんの対…

庭の虫たち(1)

連日の猛暑日にバテ気味だ。 久多(京都市左京区)の北山菊が見頃では、と想いながら今日も出掛けられずにいる。 暑さの所為で積極的に何かをやろうという気力が萎えている、それに涼しい所でゴロゴロしている日が続いているから体も生ってしまっているのだ…

アブラゼミ羽化に失敗

一昨日はクマゼミがうまく羽化できず飛び立てない姿を見たが、今朝も門扉の側でアブラゼミが上手く羽化できずにいるのを見つけた。 このアブラゼミも木に登らず地上で羽化したため、殻から抜け出す時何らかの原因で翅を完全に伸ばしきれず、奇形になったよう…

トカゲ

庭のオニユリに三日前からトカゲが来るようになった。 昼間はオニユリの上にトカゲを見ることはないが、夕方六時頃になるときているのだ。 このトカゲの模様などからみるに日本固有種のトカゲ、和名ニホンカナヘビのようだ。 昼間行動し、主として昆虫やクモ…

クマゼミ飛び立てず

早朝の散歩の折、道端で羽化したクマゼミを見つけ持ち帰った。 本来木によじ登って羽化するセミが何かの原因で方向感覚を失ったのだろうか、人通りの多い道端で羽化しているのだ。 様子からみるに羽化は昨夜遅くにおこなわれたのだろう、少し離れた所に抜け…

オニユリ無残

昆虫写真家海野和男さんのブログ「小諸日記」(7月23日)に「無残な草刈り」という記事をみつけた。 海野さんがお住まいの小諸に在る「最も誇るべき自然があるため池」の土手の草が容赦なく刈り払われてしまったことを嘆かれている内容なのだ。 そこはヒ…

疲れた一日

「一神教と国際政治・・・米大統領選挙を中心に」こんなタイトルの講演会が、同志社大今出川キャンパスで開かれることを知り潜り込んだ。演題は、「米大統領選挙と宗教要因」講師 渡辺将人 北海道大学大学院准教授 「アメリカの中東政策」講師 宮家邦彦 キャ…

写真・タイトル

深草キャンパスでの講座の後は決まって写真展会場を三ヶ所廻っているが、昨日の雨の中では四条大橋を渡る気もせず、ギャラリー古都(河原町通)のみにした。 「京都丹平5人展」を観る。久しぶりに おっ! という写真に出逢った。 野崎佳子さんの「憶」とい…

篠突く雨

折にふれて手にする本に「雨の名前」(小学館)がある。 「風の名前」という本との二部作だ。 どちらも趣きのある写真が豊富に挿入されていて、名前を調べるだけでなく、気分転換の時などに取り出しては眺めている。今朝、地下鉄くいな橋駅の階段を上がった…

オケラ

早朝のAさんの菜園でオケラを見つけた。 田植え前の田拵えしている田んぼの土手などでオケラを見かけることがあるものの、余り眼にすることのない昆虫の一つだ。 素手で押さえつけるようにして捕まえ持ち帰った。 手の中で暴れ回り握った手から逃げ出そうと…

オニユリ

庭のオニユリが咲きはじめた。 ノウゼンカズラは全く駄目になり蝶の訪花は期待できなくなったが、オニユリにはこれからアゲハやクロアゲハ等が来るだろう。飛翔撮りが楽しみだ。 散歩の途次立ち寄る空き地の露草とオニユリの群落も今のところ無事に残ってい…

らっきょの甘酢漬け

午前中は風があったからなんとか過ごせたが、午後からは真夏日の暑さに参っていた。 こう暑くては虫撮りもならず、エアコンを効かせて呆けることにする。6月の半ばに漬けたらっきょを床下の収納ボックスから取り出してみる。 らっきょを漬けるのは始めてのこ…

柚子の落果とノウゼンカズラ

庭の柚子の落果が一時止っていたが3日前ほどからまた多くなった。 急に暑くなったそんな天候の所為だろうか。 木に残っているのはもうほんの僅かだ、自然落果のことは承知しているがここまで多いとは。 Webで柚子のことを調べていた時、木に咲いた花の実と…

アゲハの羽化(2)

飼育箱の中の最後の一個のサナギが羽化の準備を始めている。 8時28分 昨日は買い物に出掛けたお陰で羽化の様子を撮るチャンスを失っているのだ。 今度はきちっと羽化の状況をおさえようと万全の準備をして待つ。羽化が始まるまでの時間は落ち着かないほど長…

アゲハの羽化

飼育箱のアゲハのサナギの一つが羽化の前兆をみせている。 腹部が大きくなり胸の辺りが少し黒っぽい感じなのだ。 まだ体をピクンピクンさせたり、ブルルンと体を震わせる行動は見えないから、羽化にはもう少し時間がかかるだろう、そんな事を思いながら、ど…

キイトトンボの産卵

講座の始まるまでの時間にトンボを撮ろうとびわこ文化公園の遊水池へ行った。 少し窪地になっているそこは湿度の高い不快な暑さの場所になっていた。 風でもあれば多少はしのぎやすかったのだろうが、風もなく、ファインダーを覗く額に汗が吹き出す不快感で…

歳月の流れ

「仏教伝来・第三の道」(山田明爾・龍大名誉教授)の講座も明日が最終講だ。 正直言って講義の大半は咀嚼出来ないでいる。 スケールの大きい内容の話を豊富な写真や図版や地図を用いて説いてくださったが、理解する為の前提知識を僅かしか持ちあわせていな…

夏草の荒々しい庭

散歩の途次必ずといっていいほど立ち止まり覗きこむ場所がある。 もう随分長い間放置されたままの空き家の庭だ。 今朝早く散歩に出た時この庭の門扉の内側にキアゲハが止まっているのを見つけた。 逆光の中にいるキアゲハの羽が燦めいて見えるのだ、それに貌…

アカトンボ 色の謎

「アカトンボの雄が、成熟するにつれ真っ赤になるのは、体内の色素の化学反応が原因であることを、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)のチームが見つけた」 こんな記事を今朝の新聞で読み、どんなことが研究の出発点だったのだろうかと、その点が知りたく…

羽アリ

午後8時過ぎ沢山の羽アリの襲来に逢う。 初めて経験する大量の羽アリなのだ。 風通しのため各部屋の窓は開け放してはいるが網戸はきちんとしまっているのに、何処から侵入してきたのだろうか。 私が初めてだからカミサンも初めての経験だ、怖い、怖いと言い…

クマバチ

今日の自治会の一斉草刈りで虫撮りのフィールドにしていた草叢が幾つも姿を消した。 住宅地の美観という観点からは草刈りはいい事だが、虫撮り人の気持は何処か妙に寂しくなっていた。こんな寂しさは草刈りが始まる度に毎年感じていたことだが、遠くまで出掛…

「アカトンボ」の調査

大津市が10年ぶりにアカトンボの調査をするという。 その調査員を募集していたので応募した。 今日は午前10時から ”身近な環境市民調査員「アカトンボ」勉強会”が開催される。 アカトンボに関する講師は南尊演(みなみたかのぶ)氏(元高校教諭、志賀むしの…

地下鉄の中で

深草キャンパスでの講座が終わるといつものコースでギャラリー3会場を廻る予定だったが、湿度の高い蒸し暑さに閉口して1ヶ所だけにした。 地下鉄四条駅から目的のギャラリー古都まで汗だくで歩く、途中休憩のために喫茶店で涼をとってはいたが普段にない疲…

マダラヒメバチが生まれる

6月15日夕刻にアゲハの幼虫が蛹化した、今年最初のアゲハのサナギだ。 そのサナギからアゲハが羽化する時期も近いと思い、観察しやすい本箱の棚に移して朝夕注意して観ていた。 今朝ガラス越しに見ると様子がおかしいのだ。 棚から取り出してみるとサナギの…

雨上がりの草叢で

PUKUさんとの今朝の散歩は半ズボンに素足にサンダルだ。 それというのも雨上がりの草叢に入り草露の冷涼感を楽しみたかったのだ。 PUKUさんは濡れた草叢に入るのを最初のうちは嫌がっていたが、入ってしまうと私よりも嬉々としていた。 予想していた通り早朝…

アゲハ幼虫の脱走

昨日の朝早く飼育箱の中を覗いた時、蛹化の前兆行動をしている幼虫がいた。 その幼虫の様子が気にかかっていたから寝る前に覗いてみると飼育箱の中にいないのだ。 飼育箱の中には四匹の幼虫がいたが、残っているのは二匹、一つは柚子の葉の上に、もう一つは…

クサグモの獲物

昨日とは打って変わって素晴らしい晴れ間、絶好のトンボ撮り日和だ。 先日撮り切れなかったイトトンボを撮りにびわこ文化公園にある小さな遊水池へ行く。 遊水池の流れに沿って行きつ戻りつしながら一時間近くトンボを追いかけていた。キイトトンボは止まっ…