2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

高速で翔ぶアオスジアゲハ

書斎の遮光カーテンを半ばまで開けた時、手すりにアオスジアゲハが止まっているのを見る。今期はこれまであまり見かけることがなかっただけに嬉しくなり、カーテンをそろりそろりと開けた。この行為がよくなかったようだ、ヤツは敏感に反応して翔び立つ。眼…

羽化に失敗したセミと小さなアリたち

擁壁に這うツタが連日の猛暑に手酷く痛めつけられ、秋を待たずに茶色く枯れはじめている。数日前に枯れ始めた葉っぱは乾燥しきって落下し風に吹き飛ばされ、甚だしくご近所迷惑な状態のなっているのだ。枯れ始めた葉っぱを壁から一斉に払い落とす作業を朝の…

カタグロチビドロバチを狙う小さなハエトリグモ

電気温水器の隔壁にぶら下げている竹筒トラップの近くで、カタグロチビドロバチとそれを狙っている小さなハエトリグモ(オオハエトリの若齢体だろうか)を見付ける。 1週間ほど前から玄関を出入りする時、しばしばまとわりついてくる黒い小さなハチがいたが…

書棚の奥から見つけ出したもの

連日の暑さに負けて完全に呆けはじめている。万事億劫ということが極まっているのだ。カミサンの体調が元気な時の状態であれば全て放り出して夏眠に入るところだが、それもならずだ。呆け暮らしの防止薬にと思いある本を探していて、書棚の一番下の棚の奥で…

アリグモとセミの抜け殻

我が家のノウゼンカズラは今が最盛期、落下した花を暑さにかまけて1日掃除しないと翌日は相当な量になっている。コヤツが道行く人に踏みつけられたりすると見苦しい状態になり、ご近所迷惑になるのだ。涼しいうちの掃除を終わり階段を上がっていて、門扉の…

クマゼミ

新聞を取りに出た折、門扉の前のひょろひょろと伸びたタカサゴユリにセミの抜け殻がくっついているのを見つける。最初はアブラゼミの抜け殻のように思ったが、よく見ると抜け殻の下のユリの葉隠にクマゼミがいるのだ。 玄関先のシロダモの根元から這い出して…

里芋の葉にくっついていたアブラゼミの抜け殻

ITOUさんの菜園に足を踏み入れた時は、風があったから暑さをさほどに感じなかったが、風がそよともしなくなると湿度の高い暑さが襲ってくる。イチジクの葉にいるキボシカミキリを見つけカメラを構えてからほんの僅かな間だったが、上半身がじっとりと汗ばむ…

カミキリ翔び立つ

虫撮りの重要なテーマの一つが、カミキリやテントウムシ、ジョウカイボン、コガネムシ、カナブン等の甲虫類の翔び立つシーンを撮ることだった。コヤツ等を見つけると随分辛抱強く翔び立つのを待つこともあったが、いつの頃からか待ち続けるということが出来…

野菜の花と虫たち(2)

昨日手にした「野菜の花写真館」の作者植松國雄(元小学館取締役)さんは、退職後「野菜の花」の撮影を開始、13年間の成果が本書であるとのこと、178種類の野菜の花を撮るだけでも容易ではなかっただろうに、花に来るチョウやハチなどが写し込まれているのだ…

野菜の花と虫たち

長い間虫撮りに夢中だったが、野菜の花に来る虫たちを虫撮りの一つのテーマとして撮るということはなかった。こんなことから、野菜の花とこの花に来るチョウたちを撮った写真集「野菜の花写真館」・植松國雄著 敬文舎 を新聞の書籍広告欄で見つけ手に入れた…

梅雨空の下の物憂い日々

からっとした爽やかな晴れ間のない梅雨空の下の日々、肌にまとわりつく湿度の高いべとつくような暑さにまいっている。万事億劫なのだ。虫撮りにも行かず、読書もせず、呆け暮らしの日が続いている。今日もそんな一日で終わりそうだったので、呆け暮らしにピ…

スズランが毒草とは

玄関先のシロダモの木の下のスズランに、ポッンと青い実が1個ついているのを偶然見つけた。この青い実がどんなふうに変化していくのか、その様子を見たいとそのままにしておく。赤くなればどんな味がするのか味見しようと思っていたのだ。 植えた覚えのない…

夕立に逃げ帰る

昨日の蚊の襲来にこりていたから今日は蚊除け対策も十分にして、ITOUさんの菜園に行く。キボシカミキリの飛翔が再び見られるかもしれないと思い、撮影に万全を期すようにと、三脚、リモートレリーズ、マクロツインストロボ、100mmマクロ、180mmマクロ、35-35…

キボシカミキリ翔び立つ

梅雨の晴れ間の陽射しが少し明るくなり始めた昼下がり、ITOUさんの菜園へ行く。 イチジクの葉っぱの上にキボシカミキリがいるのを見つけ近づく。老爺は目的の場所へ接近するのに一苦労した。畑の畝から畑の端の草むらまで伸び放題で伸びている、カボチャの蔓…