2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

翔ぶ

霜月も今日で終わりだ。 曇り空の下、2時間近く湖岸を歩く、風が強いこともあって肌寒かった。 不思議なほど鳥の姿が稀だった、バサーも見なかった。鳥撮り初心者、飛翔体が未だうまく撮れないのだ。 見かけたヤツで飛翔体撮りの練習をする。 カワラヒワの…

何という蛾だろうか

擁壁に這うツタも僅かばかりの紅葉した葉が残っているだけになった。 この僅かばかりの葉も落葉し風に吹かれ飛び散ると、ご近所迷惑になるので厄介なのだ。 そんな落ち葉を掃き集めていて今まで見た記憶のない蛾を見つける。 擁壁に這うツタの間から落ちてき…

小さな鳥たち

冬の渡り鳥アトリが飛来していないだろうかと思い、湖岸沿いの道や田んぼ道を歩く。 アトリの飛来は年によってその数が大きく違い、時には大集団がやってくるとのこと。 一週間ほど前の京都新聞にアトリ飛来の記事が出ていたから、湖西地方にもやって来てい…

カワセミ

琵琶湖に注ぐ小さな川の河口近くにある民家の庭先でカワセミを見た。 河口付近にはカワセミが2羽いる、しばしば見かけるのだが高速で飛ぶ姿ばかりなのだ。 今日は幸いにも近くで見ることができた。 偶然にも猫とカワセミというシーンも撮れたがアングルがも…

チョウゲンボウとスズメ

古い知人たちとの会合が終わった午後遅く田んぼ道を歩く。耕作放棄地が連なる一角に背の高い木がある。 この木の梢にチョウゲンボウがいるのを見つけゆっくり近づく。 チョウゲンボウは木の高みから周囲のヨシ原を見渡しているようだ。 チョウゲンボウの飛び…

漁り火

日の出まえの琵琶湖、眼下の湖面で漁り火が三つゆっくり動いているのを見る。 遠目にも煌々と輝く光だったが漁を終えたのか二つの光はまもなく消えた。 何を獲っているのだろうか、氷魚の漁期は12月に入ってからだから、この時季の狙いは沖びき網漁でのワカ…

老いのかたち(42)

予約しておいた本が準備できましたというメールを貰っていたので図書館へ行く。 いつもは車なのだが日頃の運動不足解消にと歩くことにし、少し遠回りして図書館へ向かう。 歩いたことで、見慣れていた風景がいろいろと変化していることに驚く。 時の流れに全…

ヤツデの花にいたキアゲハ

穏やかな小春日和の昼下がり長いヤツと三脚を持って田んぼ道を歩く。車を路肩に止め、背の高いヨシの群落横から田んぼ道に足を踏み入れた時、そのヨシの群落の中からキジが一羽とび出しものすごい勢いで田んぼを横切り向こうの草むらに駆け込んだ。レンズを…

狂い咲き

読書の眼休めにと思い湖岸を歩く。 風が強くなり、陽が厚い雲間に隠れてしまうと、湖岸の道は相当に寒かった。 そんな寒々とした道端で、皇帝ダリアとタニウツギの仲間ハコネウツギを見る。 皇帝ダリアはこの時季に咲く花だから寒風に揺れていても驚くことは…

覗き込む人

京都へ行くと決まって立ち寄るところがある。 ギャラリー古都をはじめとする写真ギャラリー数か所、河原町通りの丸善の本屋さん、お昼は三条の蕎麦屋さんかトンカツ、その日の気分によってはイタリアンか鰻、コーヒーはいつの間にかスターバックスになってし…

五大明王壁画を観に

御室仁和寺で、秋の特別拝観として金堂裏堂の板壁に描かれた五大明王像が初公開されていることを知り、観に行く。 不動明王をはじめとする明王像はいずれも息をのむ素晴らしいものだった。 中でも金剛薬叉明王には圧倒される思いで拝観していた。 薄暗い明り…

野焼きする人

晩秋のこの頃になると田んぼのあちこちで野焼きの煙を見かけることが多くなる。 今日もいつものフィールドで野焼きを見た。 こんな光景を見ると決まって思い出す一枚の写真がある。 仕事の関係で知り合い、仕事を離れてもいろいろと付き合いのあったMさんの…

キタテハ

穏やかな晩秋の陽射しが降り注ぐ昼下がりの庭先に、キタテハが来ているのを見る。 今日は朝から万事億劫という感じでボケッとしていたことから、庭に出た時に見つけたキタテハのこの1ショットが一日一虫の全てになった。 呆け暮らしがしばらく続きそうだ。

晩秋の野面でキジを見た

「冬鳥のアトリの大群が飛来」そんな記事が4・5日前の京都新聞にでていたことを思い出し、田んぼ道を歩く。アトリにはお眼にかかれなかったがカワラヒワを見る。 セイタカアワダチソウと葦が混生する草むらの中にカワラヒワの集団がいた。 草むらの穂先部分…

カマキリのシルエット

葛葉の密集する草むらを藪漕ぎしていて、カマキリのシルエットを見つけた。 [ 貌も入った全身のシルエットが欲しくて、カマキリが動き出すのを辛抱強く待っていたが全く動き出す気配は無し、しびれを切らして突っついてみる。 これが失敗だった、思わぬ方向…

カマキリの卵嚢

庭の草むしりをしていて、ススキの茎にくっついているカマキリの卵嚢を見つける。 オオカマキリの卵嚢のようだ。 草木の高い場所にカマキリが卵を産み付けるとその年の冬は雪が多い、などという説を唱える人がいたが、この説に従えば今冬は大雪になりそうだ…

きのこ展を見に

東近江市能登川博物館で開催中の ”めっちゃかわいい きのこ展”を見に行ってきた。 34種類のキノコの写真と解説パネルなどがあり、面白い企画だと思った。 博物館近くの猪子山で夏と秋に採取したキノコの標本や観察記録も展示されており、いろいろと参考にな…

スズメとホシヒメホウジャク

昨日は長いヤツなどを持って、松の木内湖、安曇川河口、今津の柿畑、畑の棚田へと遠征するも、不作だった。 長いヤツを取り出したの1度だけ、湖畔の集落の中を歩いていてスズメの集団を見た時だ。 かなり大きな集団だったからいろんな様子を撮りたかったが、…