2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

キアシナガバチ

雨上がりのITOUさんの菜園に行く。 腐り始めたイチジクの実にキアシナガバチが来ていた。 このキアシナガバチは何処で営巣しているのだろうか、この時季巣は随分大きくなっている筈だ、どんな様子なのか覗いてみたいものだ。晴れ間が続き熟したイチジクの実…

かめのぞき

読書の途中あまりの眠さに座椅子の背もたれを倒し横になる、そのまま寝入ってしまった。 2時間ほどの長い午睡、書斎の窓は開け放っていたが目覚めた時薄っすらと寝汗をかいていた。 呆け放ちにと庭に出る、ナツアカネだろうか10数匹のトンボの翔ぶのを見る…

老いのかたち(35)

書斎の片付けをしていて机の下からAmazonから届けられた郵パック2個を見付け出す。 中に入っていたのは「古代文明と気候変動ー人類の運命を変えた二万年史」B・フェイガン著 河出文庫、「蛇と十字架ー東西の風土と宗教」安田喜憲著 人文書院 の2冊。 郵パ…

立ち読み

これから暑さが厳しくなってくるとそうめんを食する機会が多くなる、そんな折の一人前用の大振りなガラスのそうめん鉢が欲しい、それに星野道夫の「Alaska」など一連の写真集も見てみたい、そんなことから京都に出掛けた。JRの最寄りの駅に向かう途中道端の…

キジを追いかけて(13)

耕作放棄地のフィールドでほぼ毎日のようにキジを追いかけてきたが、一時中断だ。 葦やガマや雑草が背を高くしたことと繁殖期を過ぎたため啼かなくなったこと等から、その姿を見付け出すのが容易でなくなったのだ。 それに5月の終わり頃までのキジたちと異…

雨の中の釣り人

午前中一時間、町内一斉清掃の草刈りに参加、午後からは自主防災組織の消防訓練、何とも落ち着かない状態だったこともあり、午後四時過ぎ、気分転換にと長いヤツを持出した。 田圃道の途中で小雨がぱらつき始め、鳥撮りの収穫はなかった。帰り道、雨脚が強く…

稚鮎釣り

昨日の呆け暮らしの埋め合わせにと早朝のキジ撮りに行く途中、JR湖西線鉄橋下の和邇川に釣り人がいるのを見付け車を停めた。 先日の雨のお陰で水嵩が増し稚鮎の遡上が活発になってきている、その稚鮎狙いの釣り人だ。 サビキ仕掛けの竿だ、竿の動きを見てい…

ダイサギたち

昨夜来降り続いていた雨が小止みになったのを幸いに、午後一時過ぎ鳥撮りを試みる。 雨が上がると思って車を出したが、田圃道を歩き始めた間なしに雨脚が強まり車に引返す。 75-300mmなどの軽いレンズを装着したカメラなら雨の中でもそれなりに扱えるが、150…

トンボエダシャク

高齢者肺炎球菌予防接種を受けた帰り道、ITOU昆虫園と名付けているITOUさんの菜園に寄る。 例年だったら菜園の一角では半夏生の一叢が大きく広がっているのだが、今年は随分と小さくなっていた。 半夏生の葉の上でトンボエダシャクを見る。 この半夏生の上で…

コミスジ

雑草が伸び放題になっている家の周りの草取りをしなければならないのだが、年々腰が重くなっていて、動き出すのに時間が掛かる。 いつの頃からか、何か改まって作業をしようとする時には、「さぁ〇〇をやりましょう」と言うふうに自分に命じなければならなく…

公開講座に潜り込む

虫撮りも鳥撮りも休んで京都へ出掛ける。 目的の場所は立命館大学・衣笠キャンパス。 たまたま新聞で「縄文から弥生へ・環境変化が与えた影響」という講座の情報を見て来たのだ。講師 矢野健一教授(考古学)の遺跡発掘や遺物などからの知見に基づく縄文時代…

スズメたち

キジの雛のことが気になってフィールドへ行く。 2時間近く田圃道にいたが鳥の姿を見掛けぬ日だった。 見掛けたのはスズメの小集団、グループによってはカワラヒワも数羽混じっていた。 カワラヒワとの混群の1ショットが欲しいと間合いを詰めようとするが容…

草叢で出逢った虫たち

朝の一刻小さな谷間の畑へ行く、久しぶりの虫撮りだ。 今日は草叢で出逢った虫たちを撮った。 草叢に転がっていた落ち梅を手に取ってみる。 甘酸っぱい香りだ、果肉も少しだけナイフで削り取って口にする。 少年時代の思い出につながる懐かしい甘み、半世紀…

イタチ

耕作放棄田が点在する田圃の中に、ガマが群生している放棄地が一区画ある。 このガマの群生地と隣接する草叢でよくキジ・♂を見掛けるのだ、11日(日曜日)の朝はキジの雛も見掛けて1ショットしている。 今朝もガマの茂みから頭を出しているキジを見付ける。 …

湖岸を歩く

書斎のカーテンを開けた時、早朝の眼下の湖面に一隻の漁船がいるのを目撃する。 舟の様子から見て、稚鮎とりの舟のように思える。 舟のスピードからして、一仕事終え帰途についているようだ、帰港先は堅田漁港だろうか。 今年の春先は、アユの稚魚(ヒウオ)…

キジを追いかけて(12)

午前9時過ぎの草叢でメスのキジを見掛けた直後、待望のキジの雛を見付ける。 草叢で動き回る様子からキジの雛は複数羽いるようだが、確とは視認できない。 やっと1羽が姿を表してくれたが一瞬だ、すぐさま草陰に入ってしまう、連写で1ショットするのがや…

翔ぶ

早朝のフィールドは奇妙に思えるほど静かだった。 いつものオオヨシキリの啼き声もうるさいほどのカエルの合唱もほとんどしないのだ。 それにそれぞれの縄張りにいたキジも機嫌が悪いのか2羽とも無愛想なのだ、さっさと草叢に隠れ姿を現すことはなかった。 …

草叢に隠れて

昨日に続き今日も小1時間縄張りBのキジと向かい合っていた。 最初に見付けたのはオス、朝の挨拶という感じで草叢からぐいっと貌を出して来た。 暫らくの間身動きもせずこちらを凝視していたがすーっと身を草叢に沈め、時間をおいてから意外にも私のすぐ前の…

キジを追いかけて(11)

昨日は降ったり止んだりの雨空、近畿地方は梅雨入りしたとのこと、鳥撮りにも行かず読書にも集中できず、終日呆けていた。 そんな昨日の鬱陶しさとうって変わって今日は格好の鳥撮り日和、長いヤツを持出した。フィールドではそれぞれの縄張りにいる3羽のキ…

鳥撮り遠征不発(2)

宿を出た時「金沢へは何度も来ているのですから観光よりも金沢へ来た目的の鳥撮りに再挑戦しませんか」カミサンのそんな一声で普正寺の森へ向かう。 普正寺の森では2時間近くいたが全く収穫は無かった。 森の中で出逢った鳥撮りさんに朝の挨拶をし話しかけ…

鳥撮り遠征不発

金沢市の普正寺の森(健民海浜公園)でサンコウチョウやヒレンジャク等が見られるという情報をもらったので、カミサンを誘い出して北陸自動車道をぶっ飛ばした。森の中で出逢った年配のバードウォッチャーにサンコウチョウの事を尋ねてみるも、昨日は見られ…

群雀

朝早く和邇漁港の駐車スペースに車を停めて湖岸を歩く。 かなりの距離を歩いたが、漁港近くの小さな川の河口でアオサギを一羽見ただけで、鳥の姿を全く見ることが無かった。 鳥たちのいない湖岸を離れ田圃道に入った時、休耕田の草叢にスズメがいるのを見付…

キジを追いかけて(10)

半月ぶりにキジの夫婦に出会う。 最初に見付けたのは背の高い草叢に身を潜めているオス。 草叢から姿を現すのを待ったが一向に動く気配もなく、じっとこちらを見ているのだ。 手持ちで1ショットした後、草叢の中での母衣打ちがあるかもしれないと思い、三脚…

ツバメの幼鳥だろうか

12ヶ月点検で車をディラーへ持って行った帰り道、みさき自然公園(守山市)に立ち寄る。 鳥撮りが目的だったがオオヨシキリの啼き声やムクドリ、スズメを僅かに見聞きしただけだった。 昼下がりの園内は人っ子一人いないのだ、人影のないのを幸いに、木陰下…

飛翔体撮り練習

今朝のフィールドは何故かケリの姿が多かった。 早朝の田圃廻りをしている人や散歩者が通る度に、遠近あちこちでケリが甲高い声を上げて翔び立つのだ。 しかも遠くまで飛び去ってしまわずに弧を描いて翔び立った休耕田の近くに舞い戻って来る。 お陰で格好の…