2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

キリギリスの幼体

道端でキリギリスの幼体を見付けた。 迂闊にもこのキリギリス(バッタ目キリギリス科キリギリス属)に二つの種群(ヒガシキリギリスとニシキリギリス)がいるとは、今日この瞬間まで知らなかった。 (ヒガシキリギリス:青森県〜岡山県、ニシキリギリス:近…

トノサマガエル

ハッチョウトンボが見たい。 それに時期的には羽化が始まる頃だ、もしかしたら羽化のシーンも見られるかもしれない、そんなことを想像しながら早朝の山門水源の森へ出掛けた。 管理事務所「森の楽舎」の前にある小さな湿地でハッチョウトンボを見ることが出…

庭に来た虫たち

柚子の木にいたアゲハの幼虫が気になり庭に出てみる。 旅行に出かける日(24日)の朝見た幼虫は脱皮して前日の黒っぽい姿から緑色に変わっていた。 4日ほど留守にしたから幼虫の様子にも変化があるだろうと思って探したのだが、姿を消していた。 丹念に探し…

熊野磨崖仏

旅の終わりの昨日はアサギマダラをもう少し撮りたいと、姫島へ向かうつもりだったが断念した。 姫島へ早朝に到着するためには、高速道や国道31号線の山道をぶっ飛ばしたとしても由布院の宿を午前5時前には出て、7時30分のフェリーに乗らなければならないのだ…

バラに来た蜜蜂

旅の二日目、くじゅう花公園(竹田市久住町)へ行く。 花々の観賞というよりも虫探しだったが、暑さに負けて早々にギブアップした。 今日は、やまなみハイウエーや羅漢寺(中津市本耶馬渓町)へ向かう山道をぶっ飛ばした所為で相当に疲れた。 宿は湯布院の草…

アサギマダラ

国東半島の沖合に浮かぶ姫島へアサギマダラを見に来た。 今朝早くはたくさんのアサギマダラが見られたとのことだったが、姫島へ到着したのが10時過ぎだったためアサギマダラの群舞は見られずだった。 見回りに来た地元の人に、明日の朝早くもう一度来なさい…

アゲハの幼虫

庭の柚子の木でアゲハの幼虫を見付けた。 今年初めて見る幼虫だ、ナミアゲハの幼虫、4齢くらいだろうか。 例年この時季には柚子の木で5・6匹の幼虫を見掛けるのだが、今回は他に見当たらないのだ。 今年の初めに伸び放題だった柚子の枝を半分以下に間引いた…

オオシオカラトンボ

佛教大四条センターで講座(インドの大地と神々の世界:講師・田中典彦 佛教大学長)のある日だ、3時半からの開講だったので早めに家を出て、京都御苑のトンボ池に立ち寄ることにした。 このトンボ池は自然環境保全の観点から普段は閉鎖されているのだが、今…

ホソヒラタアブ

もりやまバラ・ハーブ園へバラを観に行く。 園内では82品種のバラが咲き誇っているが、バラの鑑賞もそこそこに虫探しに夢中になる。 素晴らしいバラの中にいながら花より虫とは、我ながら無粋なと思いながらもファインダーを覗いていた。 バラの花粉を喰って…

ウスベニアオイ

ウスベニアオイの花にアゲハが来ていた。 この花の蜜はどんな味がするのだろうか、アゲハが吸蜜に来ているのをよく見掛ける。 それに執拗なと思えるくらい花から花へ渡り歩き滞留時間が長いのだ。 アゲハの好みはどんな甘みなのだろうか、一度舐めてみよう。…

ヒゲナガハナバチ

午後6時過ぎ雨上がりの草叢に入る。 こんな時間から虫撮りですか、そんな眼付きでカミサンに睨まれているがお構い無し。 妙に空き地の草叢が気になっていたのだ。 ジーパンの裾が濡れるのも気にしないで草地を歩き廻ったが、全く虫の姿を見掛けない。 やっ…

ミツバチ

風車村(高島市)のルピナスの花が盛りだという記事を思い出し見に行く。 狙いはルピナスの花に来る虫たち、トンボやチョウ等を期待していたのだが全くの空振りだった。 ミツバチが思いの外沢山いたので飛翔体を狙って追いかけた。 ここの花苑に早朝から入る…

羽アリ

昼過ぎの草叢で羽アリを見付けた。 頭の形や触角の形からハチの仲間と言うよりはアリの仲間だろう、と思いながらレンズを向けていた。 それにしても、もしアリだとすれば今まで見たことのない大きさ、20mm近い体長なのだ。 この大きさ故に遠目で見た時はハチ…

アサマイチモンジ

雨上がりの後のトベラの花に来る虫たちのことが気になって出掛ける。 まず最初に眼についたのがアサマイチモンジとコガタスズメバチ、暫くしてツマグロヒョウモン。 アサマイチモンジの飛翔を狙うが足場の良い草叢からは逆光なのだ。 光の良い南側はトベラの…

トベラの花

夕方の散歩の折、空き地のトベラの花が満開になっているのに気付く。 このトベラの花にはいろんな虫たちがやって来る、絶好の虫撮り場所なのだ。 ただ難点は、トベラのある場所が急傾斜の法面にあり、老体にはかなり厳しい場所。 急斜面の雑草に足をとられて…

ガの仲間

昼過ぎブロック塀に居たガを撮り、Webの図鑑でその名前を調べていたが途中で放り出す。 ガの名前を調べる時とても重宝しているのが、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」の「全成虫縮小画像一覧」(注意:10.000枚以上あります!)と注意書きがあるほどの大部な…

アカガネサルハムシ

買い物帰りの重い荷物、15段ほどの階段を運び上げるのが大変だ。 やっとこさ運び上げて門扉に手をかけた時、眼の前のシロダモの葉に玉虫色をした小さな甲虫がいるのを見つける。 葉の揺れ加減によって木陰になったり、陽を受けて鮮やかな緑と赤銅色の翅が輝…

コミスジ

小さな谷間の畑への道すがらコミスジを見つけた。 雑木林の林縁を羽ばたきしては滑空する、時には滑空時にひょいと「く」の字にターンするのだ。 羽ばたきと滑空を交互に繰り返すこの翔び方は、特徴的なコミスジの飛翔のようだ。 翅を閉じているところ(翅裏…

アザミに来た虫たち

昼前久しぶりに小さな谷間の畑へ出掛けた。 畑の斜面にある夏みかんの満開の花が見たかったのだ。 残念ながら満開ではなかった。蕾が大きく膨らんでいたが花開いているものは僅かだった。 この大きな夏みかんの木が真っ白くなるほどの花をつけるといろんな虫…

シオカラトンボ

雑木林の入り口でシオカラトンボを見た。 滋賀県は国内の半数の種が生息する「トンボの宝庫」とも言われている。 また、南北両系統の種が混じり、産卵や幼虫が生息する水流が豊富なことから、トンボの多様性も全国トップクラスだという。 こんないい環境を有…

シラヒゲハエトリ

朝の間小さな裏庭の草むしりをした。 作業は僅かな時間だったが、しゃがみこんでの草取りだったから腰やら背中が痛くなる。 物置に立てかけた板切れの上にシラヒゲハエトリがいるのを見つけ、作業を中断する。 シラヒゲハエトリはハエの仲間を捕まえていた。…

アサヒナカワトンボ

昨日、オオスズメバチを撮った後、トンボを探して雑木林の外れの用水路沿いを歩き廻った。 背の高い夏草に覆われ始めた道では二度ドキッとする事があった。 長いヤツに出食わしたのだ。 一度目は用水路の中にいるアサヒナカワトンボを見つけ近づこうとした時…

オオスズメバチ

オトシブミを見たいと思い比良山麓の雑木林へ出掛けた。 新緑の雑木林はなんとも言えず心地良い、林の中を歩き廻った。 雑木林林縁部のコナラやアベマキの木々を丹念に見て歩いたが、オトシブミも切り落とされた揺籃(落し文)も見つけることが出来なかった…

ニワハンミョウ

途中(大津市)権現谷の棚田道へハンミョウを探しに行った。 色鮮やかな紋様のナミハンミョウが目当てだったが、今回も空振りだった。 此処では、2012年5月5日にナミハンミョウを見たのを最後に見ることが出来ないのだ。 今回撮ったのはニワハンミョウ。 人…

雨の一日

晴撮雨読、雨の日は読書を専らにしている。 一週間前にAmazonから届けられていた「反知性主義」・アメリカが生んだ「熱病」の正体、森本あんり著 新潮選書 を読み始めるも、冒頭から50頁くらい読んだところで栞を挟んでしまった。 老いの身の悲しさ、読書も…

オビカレハガの終齢幼虫

桜の木にオビカレハガの終齢幼虫がいた。 成虫は地味なガだが幼虫の紋様は終齢に近づくにつれカッコ良くなる。 同じ桜の木で発生するイラガの終齢幼虫も緑色の美しい毛虫だが、イラガはデンキムシとかオコゼなどの別名を持っている有毒の毛虫、毒毛針にやら…

赤いヨコヅナサシガメ

びわ湖大津館へ向かう桜並木で、脱皮直後と思われる赤いヨコヅナサシガメを見付けた。 時間の経過とともに赤い色から黒い体色に変化していく。 そんな変化の様子を見たいと思うが今日は写真展の当番の日、会場の準備などをしなければならないのだ、諦める。 …

擬態するクモ

ITOUさんの菜園の片隅でゴミグモの巣を見付けた。 名前の通り円網を張ったその中央に獲物の食べかすやゴミなどで隠れ場所を作り、身を潜めている。 相当注意して見ないと何処に潜んでいるのか判らない。 クモに興味のない人だったら、クモの巣にゴミが架かっ…