2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒラタグモの獲物

昨朝の散歩の折、葛の葉の上にテント型のクモの巣を見つけた。 造られたばかりではないかと思われる新鮮な白い糸のきれいな巣だ。 視線を下げて横から覗き込んで見ると小さなクモがいる。 そのクモの姿をよく見るために細い草の茎を摘み取り、そっと巣の中に…

ウラナミシジミ

昨日は木枯らし1号が吹いたという、1日1日秋が深まっているのだ。 確かに今日も早朝は肌寒かったが日当たりの好い南斜面の畑の縁では、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリなどが日向ぼこしていた。 ウラナミシジミは越冬するが越冬できるのは九…

初冬のバラ園

湖西浄化センター(大津市苗鹿)敷地内にあるバラ園が見頃だという新聞記事に誘われて見に行ってきた。 開園間無しに入園したが、既にファインダーを覗いている人が4名ほどいた。 バラ園はよく管理されていて見事なバラが咲いている。風は少し冷たいが初冬を…

雨の中へ

雨の終日書斎に閉じこもっていた。 旧いポジフイルム時代の写真をスキャナーで取り込む作業にかかる。 ライトボックスとルーペで見るのは老兵にはかなりの負担なのだ、スキャナーで取り込んだものをモニターの上で拡大して見るほうが負担も少なかろうとの思…

トゲナナフシ

昨日草刈りがされていた草叢のあとの様子を見に行った。 きれいに後片付けもされていて虫撮りの格好の場所は消え去っていた。草刈りのあったすぐ近くでトゲナナフシを見つける。 普段は木の上などで木の枝に擬態して敵の目を欺いているのに、石垣の上では直…

秋の草刈り

一週間ほど前から冬に備えて空き地の草刈りがあちこちで始まっている。 住宅地では伸び放題の雑草が枯れたまま放置されると景観の問題や防火対策上のこともあって、刈ることが義務ずけられているのだ。 今朝も草刈りの現場を見た。 そこは私が虫撮りを楽しみ…

オオフタオビドロバチ

道端の縁石の上でオオフタオビドロバチを見つけた。 活動時期も終わりかけているのと寒さの所為もあって相当に弱っている。 指先で突いてみても飛び立つこともなくヨロヨロと動くだけだ。 このオオフタオビドロバチは次の世代のために何処かに卵を産み付け終…

ノウゼンカズラの実

庭のノウゼンカズラの木に実が生っているのを見つけた。 毎年のように二つ三つの実がなるが特に気にもせず初冬の剪定の折切り取っていたが、今回は実が熟れるのを待つことにした。 この実(莢)の中の種子がどんな形状をしているのか残念ながら見たことがな…

雨の中で

「晴撮雨読」などと称して、晴れの日は虫撮りに雨の日は読書を専らにしている日々だが、最近は虫撮りにも読書にも集中力を欠くようになってきている。 呆けていたり、本を読みながらいつの間にか居眠りしたりしているのだ。 今朝も午後からの講座に備えてこ…

読書と虫撮り・2

「銃・病原菌・鉄」(ジャレド・ダイアモンド著 倉骨彰 訳 草思社文庫)上下2巻をやっと読み終えた。読了するのに半年近くかかっている。一気に読み通せば一週間もあればこと足りただろうに、いつもの癖で気になる言葉や事件が出てくるとそれを調べるのに横…

シジミチョウ・3態

午後から昨日見つけておいた空き地の草叢に行く。 そこはススキやイネ科の雑草に混じって背の低いフジバカマが小さな群落をなしている所だ。 毎日のようにその空き地の横を歩いているが、道路より少し高い所の所為でその草叢には今まで足を踏み入れたことが…

秋日好天

風も無く穏やかな秋晴れの一日、日蔭は少し肌寒いが日当たりのいい場所では気持ちの好い陽気だ。PUKUさんといつものコースを外れて遠回りの散歩に出る。日当たりのいい南側の畑の斜面で思いがけず多くの虫たちに出逢う。 キアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ…

ルリタテハの幼虫受難

寒くなって虫撮りの機会が少なくなってきたら一度はやってみたいと考えているのが、「JR大阪近郊区間大回り乗車の旅」だ。 その準備のために図書館へ時刻表を借りに行った。 その帰り道いつもの癖で、フエンス越しに覗き込んだ空き家の庭のホトギスの葉の上…

夕焼け空

半年ぶりに大阪に出る。 リタイアして比良連山山麓に引っ込んでしまってからは、春と秋の二回の会社のOB懇親会に出るくらいで、大阪まで足を延ばすことはほとんどない。新快速が淀川鉄橋を渡る音を耳にして読んでいた本から目を挙げた時、真っ赤な夕焼け空を…

アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ

終日雨降り止まず、時に激しい雨脚で通り過ぎる。 そんな雨の中、美味いパスタの店が在るということでランチに栗東市小柿まで出掛けた。注文したのはぺペロンチーノだ。 久しぶりに美味いと思った。 アルデンテに茹で上がったスパゲティ、少し厚手に切ったニ…

雑踏の中で(4)

一週間ぶりの京都だ、講座の始まる前、雑踏の中を歩くことにして早めに家を出る。 雑踏の中を歩いていて必ず覗き込むショーウインドウが幾つかあるがその中の一つが壺中堂という文具雑貨のお店だ。 今日も河原町通りを三条から下がって目的のぎゃらりー古都…

モズの早贄

小さな谷間の畑へ行く途中、雑木林の林辺でモズの早贄を見つけた。 カエルが早贄になっている。 秋になると頻繁に昆虫類、カエルや小型のトカゲ等を捕えてきては木の枝に突き刺す行動をするが、何のために行われるのかはよく分かってはいないようだ。 冬の食…

ウスバツバメ

JR湖西線蓬莱駅の近くにある中学校の校庭の桜の木でウスバツバメを見つけた。 3年前に偶然通りかかって見た時はえっ!と驚くほどのウスバツバメが桜の木にいたが、今回は僅かな数しか見当たらない。 羽化の全盛期は既に終わったような感じだ。 関西では多く…

小さな命の終わり

「京都市内は13日、最低気温が10.7度となり、今秋最も冷え込んだ」こんな記事が今日の京都新聞夕刊に出ていた。琵琶湖湖西のこのあたりでも同じような冷え込みだったろうと思う。 そんな冷え込みの所為だろうか、朝の散歩の折道端で小さな命の終わりを二つ見…

肌寒い朝

少し風のある肌寒い朝だ。 朝の散歩に出ようとして階段でトカゲを見る。 寒さの所為か近づいても逃げようとしないのだ。体温を上げるために日向ぼこしているようだった。昨夜の気象予報では最低気温は15度だったが恐らくそれ以下のように思える。 トカゲが活…

食用菊

散歩からの帰る道、ITOU昆虫園と勝手に名付けているITOUさんの菜園に入る。 この菜園では四季折々にいろんな虫たちを見てきた。 キアゲハ、ナミアゲハ、ツマグロヒョウモン、カラスアゲハ、ヤマトシジミ、ベニシジミ等の蝶。 フタモンアシナガバチ、コガタス…

花梨の実

朝夕の散歩の折時々立ち寄る所の一つに報恩寺という天台真盛宗の小さな寺がある。 お寺は無住だが熱心な信者の方がいらっしゃるのだろう、いつ見ても掃除が行き届いている。 この寺の庭に花梨の大木があり、毎年たくさんの実をつけるのだ。 3年ほど前だった…

居眠りもならず

「無常から刹那滅へ」の2回目の講座のある日だ、講座の始まる前に龍大ミュージアムを見学するつもりだったので早めに家を出た。訪ねてみると展示品の入れ替えに当たっていて休館日だった。 講座まで2時間近くあるのだ。欲しいレンズを見に駅前のヨドバシカ…

アカトンボの連結飛翔

天気が好いので近くの棚田へトンボ撮りに行く。 アカトンボの連結飛翔を狙う。 連結したままでの打泥産卵などの産卵行動も見たかったが、生憎と田圃は乾き切っていた。 産卵行動を見るためには谷地の棚田へ行かねば、それも出来るだけ早い機会に。トンボ撮り…

ジグモ

二本の大きなな鋏角を持つ黒褐色のクモを撮る。 図鑑で調べてみるにこのクモはジグモのようだ。石垣や塀などの壁際に穴を掘り袋状の網の巣を造る、何処にでもいるクモのようだが私には初見のクモだった。これまでにも恐らく何度も見ているのだろうが、ハエト…

ナツメの実

いつもの散歩コースにある一軒のお宅の庭に大きなナツメの木がある。 枝もたわわに沢山の実を付けていて、熟しすぎたものは落果を始めている。 落果したものを一つ拾い齧ってみた。 ほんの僅かな果肉だったがリンゴに似た甘みがあり舌触りがあった。 古代よ…

ハエトリグモと彼岸花

彼岸花に来るクロアゲハ等を期待して桂浜園地へ行って来た。 蝶たちは全く見かけず、赤トンボの飛翔もほんの僅かだった。 期待していたものが見当たらないといつもだったらさっさと切り上げて帰るところだが、今日は彼岸花を丹念に見て歩いた。 お陰でいい拾…

白い彼岸花

夕方の散歩の折、AKIYAMAさんの菜園の斜面に白い彼岸花が咲いているのを見る。 今日は桂浜(高島市今津)の彼岸花と虫たちを撮るつもりで昨夜から器材一式をザックに詰めていた。眼デジ2台、この他に75-300mm望遠、12-24広角、28-70標準ズーム、ストロボ等だ…

ツマグロヒョウモンの交尾

ベニシジミやヤマトシジミの交尾行動はよく見かけるが、ツマグロヒョウモンの交尾を見たのは今日が初めてだ。 嬉しくなって小一時間菜園の中で追いかけていた。 畝を踏まないように野菜類を踏まないようにと用心しながらの行動だから、追いかけるのも大変だ…

ナガサキアゲハの幼虫

台風の後片付けをしていて庭の柚子の木に、ナガサキアゲハの終齢幼虫がいるのを見つける。 これまでにナミアゲハやキアゲハの幼虫が柚子の葉を囓っているのは何度も見てきたが、ナガサキアゲハの幼虫を見るのは初めてだ。 それに蝶の幼虫を見るのもこれが今…