2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

花桃

定期検診に行った病院の駐車場の片隅で花桃が咲いているのを見付け、コンデジを取り出した。 花桃の木はひょろひょろとした若木、何とも頼りなげな幹から細い枝を伸ばし花を付けている。 僅かばかりの花桃の花を眺めながら、この花の咲き誇る風景を見に信州…

鳥撮り不作

たいざんじ風花の丘(高島市)の農道を歩き廻る。 広い牧草地の丘ではヒバリの鳴き声もウグイスの鳴き声もキジの甲高い鳴き声もしていた。牧草地を仕切る笹藪の向うからは、キジの鳴き声が複数羽いると思える鳴き方で聞こえてくる。 笹薮を突っ切るわけにも…

ウメスカシクロバ

花粉の飛散量が多いのだろうか、朝から眼の痒みが酷いのだ、外出することもなかった。 夕刊を取りに出た時、門扉の上にいる黒い蛾を見付ける。 Webの図鑑で調べてみるに、ウメスカシクロバ(マダラガ科クロマダラ亜科)のようだ。 幼虫で越冬し羽化は5月の後…

ケリを追いかけて

洗車を依頼した後時間潰しに田圃道を小1時間歩く。 田拵えの準備があちこちで見られる。 歩き始めた間なし、赤いトラクターの近くから白い羽根裏とその先の黒い模様を持つ鳥が飛び立つ。ケリだ、しかもペアだろうか2羽が同じ方向に飛ぶ。 さい先の良い鳥の…

ユキヤナギの小径

ユキヤナギの咲き誇っている天神川(大津市堅田)の河口付近を歩いてみた。 川向うの木々の間からウグイスの鳴き声がする、声を頼りに探すも見つけ出せない。 少しづつ移動しながら何度も何度も啼いてくれる、600mmにズームアップして丹念に木々の間を探し続…

カンムリカイツブリ

鳥撮りにも虫撮りにも出掛けず半ば呆け気味、ボケ防止にと撮りためた画像の整理と外付けハードディスクへバックアップの作業をする。 虫撮りの時と違って鳥撮りを始めてから高速連写を多用していることもあり、何日分か整理を怠けているとおっ!というほどの…

湖の荒れる日

午後から魔法瓶に詰めたホットコーヒーとショコランタンを持って湖岸へ出た。 今日は琵琶湖も荒れ模様、湖面に鳥の姿は僅かばかり、砂州に数匹のマガモを見付ける。 マガモももう北へ帰る頃合いだなと思いながらマガモを見ていて、マガモに超小型の発信機を…

スズメ

今日はなんとも眠い一日だった。 遅い朝食(チーズを載せて焼いたバケット、カリカリに焼いたベーコンと半熟の卵のベーコンエッグ、バナナ、牛乳、黒酢を入れた野菜ジュース、ジャムはカシスコンポート、遅い起き出しだからカミサンに頼めず自分で用意した)…

ミツバチ

昆虫写真家今森光彦さんの著作に「昆虫記」という名著がある。 昆虫の世界をダイアリー風にまとめ1年間にわたって記録紹介したものだ。 私が虫撮りを始めたのも20数年前この昆虫記を手にしたことが発端だった。この昆虫記の中に、巣箱から飛び出してこちら…

ユリカモメ

小さな漁港近くで沢山のカモメが舞っているのを遠目に見掛け車を急がせた。 漁港の空きスペースに車を頭から突込み急いでカメラを取り出すも、ほんの僅かな時間差、カモメたちの姿は沖合遠くになっていた。 もう5分も早く漁港に着いていたら、5・60羽もいた…

ミモザの花

朝夕の散歩がこのところ極端に少なくなっている。 今日は少しばかりの散歩、ミモザの花が咲き誇っているのを見る。 昨年夏の初めころまでは孫娘の愛犬PUKUさんがお供をしてくれたからほぼ毎日の散歩だった。。 散歩の途次、季節の移り変わりの兆しを見つけ出…

懐かしい方言

野洲川下流域左岸を走っていて、砂防堰堤の水落口で釣りをしている人を見付け車を停めた。 川原の中に3人、岸辺の柵から竿を出している人が5人、いずれの人も渓流竿に赤と黄色のツートンの丸いウキ、ハヤかウグイなどを狙っているようだった。 堰堤下の水…

五月人形を見る二人連れ

日本風景写真協会京都支部展(第14回)がぎゃらり西利で開催中なのを思い出して京都へ行く。 72点の出品作、見応えのある作品が多かった、中でも、和束町の霜の降りた早朝の茶畑を撮った住山博さんの「冬の陽射し」、向日市の初夏の竹藪のそよぎを切り撮った…

テングチョウ

雑木林の林辺で木の高みにいるテングチョウを見付けた。 越冬明けのテングチョウだが翅の傷みは見られない、どんな所で一冬を過ごしたのだろうか。 越冬明けのチョウを見ると決まって、どんな所で越冬しているのだろうかと思い、その姿を撮りたいと願い続け…

オオジュリン

ヨシ原で数羽の小鳥が頻りに動き回っているのを見付ける、600mmではぽつんとした点だ、驚かさないようにゆっくり近づく。 ホオジロのようにも見えるが何となく違うように思える小鳥だった。 Webの図鑑などで調べてみるに、冬羽のオオジュリンが最もよく似て…

コガモの休息

湖は少し荒れ模様、時折かなり高い波が湖岸に打ち寄せていた。 見る限り湖面に鳥たちの姿は無かった。 ヨシ原に打ち込まれた杭の上で休息しているコガモを撮る。 湖岸の空き地でツクシを探すつもりで100mmマクロや50mmマクロも持ちだしていたが、取り出すこ…

沈丁花

スギ花粉の飛散量が今日も多いのだろうか、朝、書斎の窓を開けた途端に酷い目の痒さに襲われる。 目の痒みの酷さの上に、涙ポロポロ、鼻もぐしゃぐしゃだ。 この3・4日は花粉症も軽症だったから、今日は虫撮りに遠征しょうと思い準備万端に整えていたが、眼の…

ヨコズナサシガメの集団越冬

夕方の散歩の折、桜の木の窪みで集団越冬中のヨコズナサシガメの幼体を見る。 何匹くらいいるのかは判らないが、かなりの数の集団だ。 近くの篠竹を切り取って集団を突っいてみたらと思ったが、暖かい日に三脚やレフ板などの準備をしてからのほうが良かろう…

ふきのとう

比良山麓の雑木林や棚田道を歩く。 目的は二つ、虫撮りとツクシ探し、かなりの距離を歩き廻ったが二つとも叶えられずだった。 ツクシの代わりに棚田の土手でふきのとうを見つける。 10日ほど早く、二月の終わり頃に見つけていれば頂いて帰り、蕗味噌や天ぷら…

ツクシ探し

ツクシの卵とじを喰いたい、そんな思いがふと募り、以前ツクシを採ったことのある空き地の事を思い出し行ってみる。 その空き地にはツクシ畑かと見紛う程のツクシが生えていた。 4年ほど前にはここで沢山のツクシを採り、卵とじや佃煮にしたこともあった。 …

オオイヌノフグリとタネツケバナ

比良連山の南端霊仙山の麓から流れ下る小川・喜撰川の川沿いの道を、中流域から河口まで歩く。 ひさしぶりの長い歩きだ、川沿いの道端や田の土手で虫探しや春の花探し、土筆探しをする。 (今日は眼の痒みが嘘のように消えている、啓蟄の日の物凄い痒みは一…

キタキチョウ

降るでもなく晴れるでもない空模様、終日書斎に閉じ籠っていた。 昨日の鳥撮りの折に不意に襲ってきた目の痒みは今日は少し治まっているが、それでも痒さのため無意識のうちに眼を擦っている。 本来なら昨日の観音寺集落でキタキチョウを見たこともあり、近…

啓蟄の日に

啓蟄の日、ポカポカ陽気に誘われて鳥も虫もそして土筆探しもと欲張って遠出する。 目的地は金勝(栗東市)の山里・観音寺の集落、九品の滝、金勝寺 etc。観音寺の集落へ入る山道で、梅の大木にメジロが来ているのを見つけ車を止めた。 ウグイスの鳴き声も竹…

シロハラ

雑木林の薄暗い林辺から出てきて、落ち葉をかき分けてはエサを探している鳥を見る。 あまり人を警戒しない鳥だ、至近距離に近づいてもぴょんぴょんとその間合いを取るだけ。 黄色い虹彩、下嘴も黄色、オリーブ褐色の背中と風切羽数枚に白斑、シロハラのよう…

ハシビロガモ

気になっているヤマガラを撮りたいと思い近江富士花緑公園へ行くも不発だった。 全くと言ってもいいほど鳥の姿も鳴き声もなかった。 野鳥撮影に来ている人が2人いたが、不思議と今日は見ませんね、と声を掛けられる。帰り道、みさき自然公園へ寄る。 ハシビ…

ヤマガラだろうか

松の実を啄んでいる鳥を撮る。 ヤマガラだろうか。 レンズを向けた時はジョウビタキと思っていたから2・3ショットしただけ、ジョウビタキならいろいろ撮っている、そんな思いからもっと良いシーンを撮りたいとも思わず、隣の松の木にいたシジュウカラへレンズ…

老いのかたち(28)

雪の朝、2・3年前までだったら雪景色を撮りに湖北方面へ車を出しただろうに、今では目的の山峡への雪道を走る自信がないのだ、悲しくなる。2016年度前期の公開講座の案内を幾つかの大学から頂戴している。 呆け暮らしをしないためにと思い、公開講座の冊子や…