昆虫その他いろいろ

小さな花壇にて

自治会の有志が作った小さな花壇が住宅地の外れにある。丹念に世話がされているお蔭で四季折々の花が見られるのだ。通りすがりに花壇の上を飛び越えていくモンキアゲハやキアゲハ、ミスジチョウの仲間を見たこともある。今朝、散歩がてらそこへ行ってみた。 …

ソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーとナナホシテントウ

今日も虫撮り機材一式を携えて小さな谷間の向うの段々畑へ行く。耕作放棄された菜園跡地ではカラスノエンドウが猛々しいという感じで繁茂し、その一角にソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーが広がっているのだ。先日はこのコロニーでナナホシテントウ(成…

ヒメカマキリ

何処からやって来たのだろうか、テーブルの上をゆっくり這っているカマキリを見つける。最も遅いこの時期に出現してくるヒメカマキリだ。 鳥撮りにも虫撮りにも出掛けずの呆け暮らしが続いている老爺のために、コヤツは姿を見せてくれたのだろう。もう虫たち…

ナナホシテントウとセミの抜け殻

比良連山から吹き下ろしてくる風が冷たくなり始めた。今朝は比較的穏やかで陽射しも暖かかった所為か、ブロック擁壁の隙間から葉を伸ばしているアザミの仲間にナナホシテントウがいるのを見つけた。買い物に出掛けようと車庫に向かっている時見つけたのだ。…

南天の青い実とカメムシ

雨上がりの玄関先で南天の青い実にクサギカメムシがいるのを見付ける。単に止まっているだけかと思ったがよく見ると青い実に口吻を突き刺して汁を吸っているようなのだ。 クサギカメムシの成虫は貪欲で、野菜、豆類、果実など何でも食う(口吻を突き刺して汁…

羽化に失敗したセミと小さなアリたち

擁壁に這うツタが連日の猛暑に手酷く痛めつけられ、秋を待たずに茶色く枯れはじめている。数日前に枯れ始めた葉っぱは乾燥しきって落下し風に吹き飛ばされ、甚だしくご近所迷惑な状態のなっているのだ。枯れ始めた葉っぱを壁から一斉に払い落とす作業を朝の…

カタグロチビドロバチを狙う小さなハエトリグモ

電気温水器の隔壁にぶら下げている竹筒トラップの近くで、カタグロチビドロバチとそれを狙っている小さなハエトリグモ(オオハエトリの若齢体だろうか)を見付ける。 1週間ほど前から玄関を出入りする時、しばしばまとわりついてくる黒い小さなハチがいたが…

アリグモとセミの抜け殻

我が家のノウゼンカズラは今が最盛期、落下した花を暑さにかまけて1日掃除しないと翌日は相当な量になっている。コヤツが道行く人に踏みつけられたりすると見苦しい状態になり、ご近所迷惑になるのだ。涼しいうちの掃除を終わり階段を上がっていて、門扉の…

カミキリ翔び立つ

虫撮りの重要なテーマの一つが、カミキリやテントウムシ、ジョウカイボン、コガネムシ、カナブン等の甲虫類の翔び立つシーンを撮ることだった。コヤツ等を見つけると随分辛抱強く翔び立つのを待つこともあったが、いつの頃からか待ち続けるということが出来…

野菜の花と虫たち(2)

昨日手にした「野菜の花写真館」の作者植松國雄(元小学館取締役)さんは、退職後「野菜の花」の撮影を開始、13年間の成果が本書であるとのこと、178種類の野菜の花を撮るだけでも容易ではなかっただろうに、花に来るチョウやハチなどが写し込まれているのだ…

キボシカミキリ翔び立つ

梅雨の晴れ間の陽射しが少し明るくなり始めた昼下がり、ITOUさんの菜園へ行く。 イチジクの葉っぱの上にキボシカミキリがいるのを見つけ近づく。老爺は目的の場所へ接近するのに一苦労した。畑の畝から畑の端の草むらまで伸び放題で伸びている、カボチャの蔓…

テントウ虫の捕食

小さな谷間を越えるとこじんまりとした段々畑が11枚ほどある。4・5年ほど前までは11枚の畑はすべて人の手が入り、ジャガイモやサツマイモ、玉ねぎ、白菜、エンドウ、大根などの季節季節の野菜が栽培されていたが、いつの頃からか放棄される菜園が増え、今で…

ヒメシロコブゾウムシ

昨夜の夕飯は、ITOUさんから頂いたタラの芽の天ぷら、これに併せてたけのこやサツマイモ、ナス、かぼちゃ、エビ等も天ぷらにした。こんな事もあって、昼前にITOUさんの菜園のタラの木にいるヒメシロコブゾウムシを見に行く。いつもだったらかなりの数のゾウ…

アミガサタケとビロードツリアブの交尾体

この時季、雑木林に潜り込むとプロパンガスのような匂いを嗅ぐことがある。ヒサカキの匂いだ。匂いというよりも臭いと書くほうがいいかもしれない。小さな谷間にも少し大げさだがこの臭いで充満していることがあったが、今は僅かばかりの臭いになっている。…

カマキリ(チョウセンカマキリ)

カミサンが県立総合病院で放射線治療を受けることになり、その準備のための検査に行く。帰りは精神的にも肉体的にも相当に疲れているようだった。いつもだったらゆっくりとだが16段の階段は休まずに上がれたが、それが今日は3度ほど休みながらの上りだった。…

クサキリ

昼下がりの玄関先に褐色型のクサキリが来ていた。灼熱の陽射しの下、何処からやって来たのだろうか。 10年ほど前までの隣の土地が空き地だったこの時期、空き地の草むらからいろんな虫たちが我が家の玄関先にやって来た。キリギリス、コオロギ、クサキリ、ク…

コクワガタ

宅急便の荷物を取りに出た折、階段をゆっくり這っているコクワガタを見る。 虫撮りのため比良山麓の雑木林へよく出掛けたが、今年は未だ出掛けていない。そんな事もあって、階段を這うコクワガタは今年の初見だった。 気象情報によれば明後日から晴天が続く…

ショウリョウバッタの若齢幼体

庭先の草むらでショウリョウバッタの若齢幼体を見つける。 コヤツは完全な成虫になれば体長8cm近くまで大きくなる。オスの成虫はキチキチキチと鳴きながら草むらから飛び出すことから、子供の頃はコヤツをキチキチと呼んでいた。川でハヤ釣りなどをしていた…

タカサゴユリの花にいたツヤアオカメムシ

ご近所のIさんが菜園でとれた里芋を届けてくれた。その折「ユリの花にカメムシが隠れていますよ」と教えられる。 よく見ると確かに花びらの間に潜んでいる。門扉を出入りする時、必ずと言っていいほどユリを見ているが、カメムシが隠れているのに気付かずに…

師走のナナホシテントウ

午後遅く書斎に上がった時、ノートパソコンの上にナナホシテントウがいるのを見つける。どこからやってきたのだろうか。寒さに身を縮めての呆け暮らしが続いている所為で、ここのところ鳥撮りにも虫撮りにも出掛けずにいる。そんな老爺のための1ショット用に…

師走のタカサゴユリとツヤアオカメムシ

寒風に吹かれながら門扉の前のタカサゴユリが花開き始めた。10月29日に「晩秋のタカサゴユリ」というタイトルでアップした時の花の背後にあった蕾が大きくなり、開き始めたのだ。冷たい時雨や寒風に曝されながら花開き始めたユリにいのちの逞しさを感じる。 …

晩秋のオオカマキリ

今日は町内会の草刈りの日。自治会館周りの草刈機で刈り払われた草を掻き集めゴミ袋に詰め込む作業を担当する、小一時間足らずの作業だった。作業半分休憩半分という状態だったが老躯には結構厳しい作業だった。この作業が終わった後は自宅周りで紫陽花やノ…

晩秋のオンブバッタ

擁壁に這う蔦の枯れ葉が北西からの比良颪に叩き落され、吹き飛ばされて、ご近所迷惑の状態になっている。その枯れ葉の片付けをしていて、掃き寄せた枯れ葉の中にオンブバッタを見つける。 そっとつまみ上げて陽だまりの石垣に移し、カメラを取りに駆け戻る。…

アマガエル

昨22日の日に、滋賀県観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」のオープニングイベントのひとつとして開かれた講演会「近江戦国史の魅力 信長・光秀・秀吉」を聴きに、近江八幡市の文芸セミナリヨまで出向いた。講師が静岡大名誉教授の小和田哲男…

クロイトトンボだろうか

昨日の小さな谷間の畑へ行く道すがら、キタキチョウ、ホシホウジャク、セスジツユムシ、イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、イトトンボを撮る。 ヤマトシジミは10月の始め頃に羽化したヤツだろうか、新鮮な個体が放棄された段々畑の南斜面にかなりの数、飛び交…

熟柿に来ていたウラギンシジミたち

小さな谷間の畑の斜面には何種類かの柿の木がある。どの木も長い間剪定など手入れされたこともない老木ばかり。しかも、干し柿や合わせ柿にしなければ食べられない渋柿の仲間なのだ。一手間掛けて干し柿にすることも無いのだろう、熟した柿の実はヒヨドリな…

ワキグロサツマノミダマシとルリタテハ幼虫の脱皮殻

玄関先のタカサゴユリで今日はワキグロサツマノミダマシを見掛けた。コヤツがいる一段下のタカサゴユリの葉裏ではルリタテハの幼虫の脱皮殻を見る。幼虫は何度目の脱皮だろうか。 庭先ではポッンポッンとニラの花が咲いている。こぼれ種が大きくなったのだろ…

モンクロシャチホコの幼虫

今日から9月、気合を入れて虫撮りをする第1歩だと思い、100mmマクロ、75-300mmズーム、17-70mmズーム、EOS7D及び70D.それにペットボトルやニーパットなどを用意して、午前10時過ぎ小さな谷間の段々畑を目指すも途中で断念した。風は心地良かったが陽射し…

キリギリス

台風10号が去った後再び烈暑が戻ってくる、スチールの手摺は手を添えられないほど焼け付いている。そんな暑さの中、買い物帰りの重い荷物を運び上げていて、先に階段を上っていたカミサンから声が掛かる。「キリギリスがいますよ」 門扉横のブロック塀の上に…

タカサゴユリとクマゼミ

玄関先などでタカサゴユリが花開き始めた。 この花にクロアゲハなどが来てくれると好い一枚になるのだが、かってチョウたちが来ているのを見たことがないのだ。 早朝ITOUさんの菜園へ行ってみたがアシナガバチ、ショウリョウバッタ、クマバチ、ヤマトシジミ…