2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

越冬中のヨコズナサシガメの幼体

大晦日だと言って改まってすることはない、比較的穏やかな午後だったので、2時過ぎ、読書の眼休めにと思い100mmマクロを持って散歩に出た。 桜の老木の洞で越冬中のヨコズナサシガメの幼体を見付ける。 住宅地の一角にある小さな公園には、桜の老いた大木が…

早朝の漁舟

午前7時前、どんよりした曇り空の下の湖面に漁り火が動いているのを見付ける。 眼下の沖合をゆっくりと行ったり来たりしているのだ、沖引き網の漁船のように思われる。 真っ赤な朝焼けの湖面に浮かぶ漁舟のシルエット、そんな光景が欲しいと思い続けている…

ツヤアオカメムシ

早朝の玄関先は薄っすらと雪化粧していたが間なし消えてしまう。 雪の消えた階段で2匹のツヤアオカメムシを見つけた。 ツヤアオカメムシは成虫で越冬するという、階段の上に伸びる木蔦の茂みで越冬中のヤツが何かの拍子に転げ落ちてきたのだろう。 寒空の下…

柚子

冬至の柚子風呂にと思い庭の柚子を収穫した。 今年は柚子の裏年だろうか、それとも昨年暮れの柚子の木の剪定の仕方が拙かったのだろうか、いつもだったらバケツ3杯分は採れたのに今年はバケツ1杯だけだった。 3等分して一つは我家、残りは孫のところとIさ…

カイツブリ

午睡の後、田圃道や湖岸を歩いてみた。 見渡す限りの田圃にも湖面にも鳥たちの賑わいはなかった、見掛けたのは沖合にポツポツいるカモの仲間やオオバンだけだった。カメラを構えたのは漁港に立ち寄ってカイツブリ見た時の一度だけ、カイツブリも一羽だけだっ…

突風の落とし物

カミサンの話によれば昨夜半は一刻突風が吹き荒れたようだ。 玄関先のシロダモの木に吹き付ける風の音の激しさで眼が覚めたという。 そんな突風の落とし物を二つ見つけた。 ニイニイゼミの抜け殻と未だ生きていそうなジョロウグモの死骸、階段の上に延びてい…

人馴れしたアオサギ

161号線沿いの小さな漁港に随分以前から人馴れした一羽のアオサギがいる。 釣り人がやって来ると決まってその人の近くまで飛来してくるのだ。 釣りをする人が釣り上げたブルーギルなどを放り投げてくれるの知っているのだ。 アオサギの知能はどの程度あるの…

ヨットハーバーにいた水鳥

今日は来年5月頃に開催する写真展の出品候補作の下選びの日、持ち寄った作品を顧問の先生にみていただくことになっている。 午前10時集合の予定だったから8時には起き出さなくてはならない、いつもの深夜族では起床できないと思い、昨夜は読書もせずブログ…

早朝のエリ漁

寒くなり始めた晩秋の頃から昼夜逆転の日々が続いている、深夜族だ。 午前3時前の就寝、起き出すのが10時頃、これでは鳥撮りの朝のいい時合に目的の場所へ行けるはずもないと判っていても、深夜族の暮らしが止められないのだ。 今朝も7時過ぎに目覚め、眼下…

寒い日のために(2)

昨夜遅くまで読書をしていた所為で起き出したのが午前11時前、陽当たりの場所では昨夜の雪は半ば以上溶けていた。 雪のフィールドへ鳥を見に行くつもりだったが億劫になる。 億劫になった原因の一つが雪の後の寒さだ。 雪の様子を見に玄関先に出た時、思いも…

寒い日のために

買い物帰りに立ち寄った本屋さんで何気なく手にした写真集、浅井美紀さんの「しずく作品集&撮影テクニック」を買ってしまった。 書籍類は図書館で借りることを専らにし、借り出しにくいものは電子書籍で購入することを自分に課しているのだが、今回の写真集…

カワラヒワとモズ

冬枯れの田圃にスズメの集団がいるのを見付ける。 かなりの数の集団だ、双眼鏡で覗いて見るにカワラヒワも混じっている混群集団だった。 150-600mmでは豆粒なのでそろりそろりと間合いを詰める、最初に翔び立ったのはスズメ、残ったカワラヒワはかなり接近す…

ツグミとモズとスズメ

写真仲間たちと年に1度写真展を開いている。 その写真展(18年度)用の候補を選び出すのに思わぬ時間を要した。 ポジフイルム時代はお気に入りを選んでマウントしていたから、ライトボックスの上に並べて選び出すのも短時間だった。 デジカメが主体になり、…

モズ

午後から冷たい風の中、1時間ほど田圃道を歩く。 田圃道に足を踏み入れると同時に雄のキジが翔び立つのを見る。 カメラを構える暇もなくキジは枯れたヨシ原の中に姿を隠す、久しぶりのキジだったから一枚欲しかったが。 冬枯れの田圃や放棄田で見たのは僅か…

老いのかたち(38)

京都祇園のぎゃらりい西利で開催されているフォト禅「四季有情」第35回写真展が今日までだということを思い出して見に行く。 いつものコースでギャラリー古都、ギャラリー&喫茶・繭にも立ち寄ってみた。老いが進むとともに感受性が極端に劣化しているのだろ…

ナンキンハゼの実を啄むムクドリ

湖岸の緑地でナンキンハゼの実を啄むムクドリを見る。 かなりの数のムクドリがいたが犬を連れた老夫婦が通りかかりあっという間に姿を消す。 残った数羽は人馴れしたヤツだろうか、木の下まで近づいても翔び立たず、ナンキンハゼの実を啄んでいた。 我が家の…

早朝の漁り舟

午前7時前、書斎のカーテンを開けた時眼下の湖面に漁り舟がいるのを見る。 遠近合わせると5隻が操業していた。 スジエビやワカサギなどを狙っている沖びき網漁(底引き網漁の一種)の舟だろうか、150-600mmを持ち出す。 漁船の上を10羽近い鳥が舞っている…

ルリタテハのサナギ

玄関先のシロダモの木では今もルリタテハのサナギが初冬の風に揺れている。 読書の後の眼休めにサナギの様子を眺めていた。 (読書は、大野晋「日本人の神」新潮文庫) そのサナギの様子が少し変化したように見える。 サナギ全体が以前よりも膨らんできたよう…

ウインドサーファー

習慣化してしまった午睡の後、久しぶりに和邇川河口へ行く。 いつもだったら河口には何人かのアングラーがいるのだが、アングラーの姿はなかった。 形状の変わってしまった河口の砂州にいたのはウインドサーファー一人だけだった。 サーファーが準備している…