2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒメバチの仲間の狩り

ITOUさんの菜園のタニウツギの花も盛りを過ぎ見苦しくなり始めている。 桜の花のように盛りを過ぎると散っていく花は好きだが、散り際の悪い花は好きになれない。 つい最近もあるバラ園へ行ったが、盛りを過ぎたバラが沢山木に残っていて、その無残な姿に気…

飛べないクロアゲハ

昨日は五時半起床の撮影行だった。その反動みたいに今日は十一時半にカミサンに買い物に行きますよと起こされるまで寝ていた。不規則な日々が続いている。残された時間はそんなに多くないのだから、残された時間を目一杯使い切らないと、やりたいことを山ほ…

石の佛とサツキ

石佛とサツキで有名な正福寺(湖南市)へ行って来た。 近くの公園のサツキの咲き具合から正福寺のサツキも目当ての五分咲き位だろうと思っての撮影行だったが、予想に反して花は殆ど見られずだ。蕾もまだ十分に出てなくて一週間以上早い感じだった。いろんな…

老いのかたち(5)

写真展が終わった後の疲れが出たみたいなボヤッとした寝起き、午前11時だ。 疲れが出るほど働いた訳でもないし写真展の間緊張が続いていた訳でもないのに、妙な疲れを覚えている。どろーんとした疲れだ。いつだったかトンボ撮りに夢中になっていて、湿田の泥…

柚子の花のジャム

庭の柚子の木が今年は沢山の花をつけている。 2年続けて柚子が不作だったので、今年の2月末に柚子の剪定をした。 Webで調べながらの素人のいい加減な剪定だったが、その結果が良かったのだろうか。これまでは柚子の花の摘花など一度もしたことがなかった。自…

コガタスズメバチの死

冷涼な朝露の草むらの感触を楽しむために素足にサンダル履きで散歩に出た。 ズボンの裾が濡れるのもお構いなしに草むらを歩き廻る。 草むらでゴマフリドクガの幼虫を見つける。 書斎の飼育箱に来てもらおうかなと思ったが、幼虫に比べ成虫のゴマフリドクガは…

スズバチの羽化

4月15日にスズバチの巣の一室を解体した折に取り出しておいた幼虫をシャーレに入れ、観察し易いようにと書棚に置いていた。 この幼虫が羽化を始めていたようだが失敗して死んでいた。 この一週間ほどは写真展の準備や当番やらで気ぜわしく飼育箱や書棚のシ…

木の岡ビオトープ

午後から写真展当番の日だ、早めに家を出て木の岡ビオトープへ寄ることにした。 木の岡ビオトープの前身は琵琶湖畔の幽霊ビルとして知られていた跡地だ。 日本初と言われるダイナマイト爆破による解体が行われ、瓦礫の山として10年近く放置されていたところ…

トベラの花

近くの空き地にあるトベラが咲き始めて四日ほど経つ、近づくと甘い匂いがする。 爽やかな芳香と言うよりもドロッとした甘い匂いだ、私は好きになれない。 このトベラの花にアオスジアゲハが来ていた。 四年前までこのトベラの樹は立派な姿をしていて、5月も…

ヨコヅナサシガメ

国道161号線の柳が崎交差点からびわ湖大津館へ向かう道の両側は見事な桜並木が続く。 桜は相当の老樹だが大事に管理されているようで樹勢は今も盛んだ。 その桜の木でヨコヅナサシガメを見つけた。 このヨコヅナサシガメには苦い思い出がある。もうかなり前…

バラルリツツハムシ

今日から一週間の予定で写真展が始まる。 午前中にその設営を終え仲間たちよりも一足早く会場を後にした、眠いのだ。 生活リズムが夜行型になっている為に、昨夜はたっぷりの睡眠時間をとってはいたが、リズム感は狂ったままのようだ。 虫撮りに行こうとか早…

ミスジチョウ

今日は明日からの写真展のための準備の日だった。 例年、会場レイアウト等については皆さんにお任せなのに、何かしら疲れを覚える。 特に今回は遅くまで調べ物をしていた寝不足の所為で、昼食を終わった後は必死で欠伸を噛み殺していたが、ついうとうとして…

オオズアリ

門扉を開けようとして足元に視線を落とした時、玉砂利の上をヒラヒラと動くものが目に入った。玉砂利が動くはずがない。 一瞬自分の目がおかしくなったのではないかと不安に思い、屈みこんでその動くものをよく見ると、小さな小さなアリが茶色っぽい虫の羽を…

オオスズメバチ

今日は龍大瀬田キャンパスで「仏教伝来・第三の道」の講座のある日だ。 近代美術館横の森で虫探しをする予定で少し早めに出発する。林の中でオオスズメバチが飛来するクヌギの木を見つけオオスズメバチを撮る。 180mmマクロを一脚に載せて接近を試みる。 蜜…

アサヒナカワトンボとオオフタオビドロバチ

権現谷(大津市途中)へ、ハンミョウとイトトンボを撮りに行って来た。 イトトンボは田植えの終わった棚田の土手や谷川沿いの草むらに結構沢山いたが、ハンミョウの姿は全く見かけずだった。 イトトンボの連結飛翔を今回も狙ってみたが不発に終わった。 三脚…

雨上がりの草むらで

朝の散歩は足元が濡れるのもお構いなく背の高い草むらを横切って目的の空き地へ入る。 雨上がりの草むらはアカツメクサが一面に咲き誇っており、それと名前は知らないが黄色い小さな花びらをつけた草も一面に広がっていた。 そこにはいろんな虫たちが来てい…

虫のポートレート

雨に閉じ込められていた午前中は録画しておいたNHKの「グレート・ジャーニー」や「写真家たちの日本紀行」を観ていた。 最近TVを観ながらいつの間にか寝入ってしまうことが多くなっている。 「写真家たちの日本紀行」は昆虫写真家かとうまさゆきさんの石垣島…

クロマルハナバチと竹筒トラップ

「竹筒トラップに黒いハチが来てますよ」 そんなカミサンの声に急いで2階のベランダに駆け上がる。 昨年のスズバチの巣作りのことが一瞬頭をよぎっていた。 スズバチと言うよりも竹筒トラップに来るとすれば、オフタオビドロバチかミカドドロバチではなかろ…

カワトンボ

国道161号線鵜川(高島市)から鵜川村井広域林道で山越えして畑の棚田へトンボ撮りの予定。 鵜川の棚田では湖西線の列車を狙う撮り鉄さんが3人既に三脚を据えていた。 時々此処で撮り鉄さんを見かけるがいわゆるお立ち台と称されるポイントなのだろうか。私…

風避けするツバメシジミ

5月も半ばに近いというのに今日は肌寒い一日だった。 陽射しがあればまだいいが太陽が雲に隠れるととたんに寒くなり、比良連山から吹き下ろしてくる風は一層寒々と感じられる。いつもの時間よりも早くPUKUさんとの夕方の散歩にでかけ、いつものように雑木林…

長い一日

今日は長い一日だった。 午前中は深草キャンパスでの講座「無量寿経・巻下」講読(山田明爾・龍大名誉教授)。 前期の講座が終わってから5ヶ月が経っている、これほど待ち遠しく思った講座はない。 今日も一時間半の講座で読む経は三十行ほど、それほど丹念…

クロマルハナバチ

今夜のTVでツバメの数が減っているという報告がされていた。 科学的に実証されているのかどうかは分からないが、視覚的には確かに数が減っているように思われる。 毎年のようにツバメが巣作りをしていたIさんの玄関先にもKさんの車庫の天井にも、今年はその…

行動力劣化

最近行動力が随分劣化していると感じることが多くなった。 何事をやるにもモタモタしている。それに動き出すのに時間がかかるのだ。 昨年までは4月・5月といえば虫撮りの合間に祭りを狙っていたが、今年は全く撮っていないのだ。 今年も祭り撮りの計画はい…

コアシダカグモ卵嚢

ITOU昆虫園と称しているITOUさんの菜園の法面が、一昨日きれいに草刈りされた。 私にとつては格好の虫撮り場所だったから草刈されたのは残念だが仕方がない。 雑草の伸びは早いから半月もすれば虫たちも帰ってくるだろう、そんなことを考えながら菜園を覗い…

野の佛たち(2)

一日延ばしに延ばしていた写真展用のプリントの最後の一枚をやっと仕上げた。 思うような色調にならないとついプロラボに頼めばよかったのでは、と思ったりもしていたが、自分で全てやるから面白いのじゃないのと自分を慰めている。プリントアウトが全て終っ…

呆けた一日

今日は安土城考古博物館で「継体大王と鉄生産」という講座の或る日だったが参加できずだ。 楽しみにしていた講座だったのに、昨日の虫撮りの疲れが出たのか、目覚めたのがお昼前。 午後1時30分開講だったから車をとばせばなんとか間に合うが、行動力に敏捷…

ハンミョウ

「途中(大津市)の権現谷でムカシトンボを見た」 そんな情報を頼りに権現谷へ出掛けたが不発だった。 権現谷は清流の流れる小川だったから、環境としてはムカシトンボがいてもおかしくはないが、探しながら山道を歩くのは老兵には難渋だ。道半ばで諦める。…

シバミノガ

細い雨が降り続いていたが、2時過ぎ雨の合間に草むらを覗いてみる。 ナナホシテントウの幼虫は相変わらず旺盛な食欲でアブラムシを食っていた。 アブラムシのコロニーを襲っているナナホシテントウ(成虫)をアリが攻撃している様子を、これまで何度も見か…

ハエトリグモの捕食

連休の後半に入った。 毎日が連休の私は今日ものんびりと虫撮りをする。 朽木のフィールドへ出掛けたいが先日のように渋滞に巻き込まれるのが嫌で、手近なITOU昆虫園に潜り込むことにした。ここで、「食う・食われる」そんなシーンを見た。 ササグモが小さな…

テントウムシの捕食

カラスノエンドウの葉の上でナナホシテントウの幼虫を見つける。 集団孵化したかのようなかなりの数の幼虫がいるのだ。 一度にこんなに沢山いるのを見たのは初めてだ。 よく見てみると同じカラスノエンドウにいるアブラムシを食っているヤツもいた。 成虫の…