2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

夜のルリタテハ

昨夜は遅くまで読書をしていた。 長い間手にすることもなかったSF小説(「THE FUTURE IS JAPANESE」・伊藤計劃、円城塔、菊地秀行など日米作家13名の短篇集)を新聞の書評欄に刺激されて入手していたのだ。 随分久しぶりのSFだから面白いのだ。老眼をしょぼ…

影法師

メインマシーンのデスクトップが壊れたようだ。 RAW現像している最中にハングアップする。 一連の処置をして電源を落とし再起動すると、ビープ音が鳴り画面は真っ暗だ。 8月の終わり頃からいろんなトラブルが起きていて、その都度対処してきたが、今回は…

写真展会場にて

コスモスに来る蝶を目当てに喜撰川(大津市和邇)へ行ってきた。 昨年までの喜撰川左岸のコスモスは道の両側に生い茂っていたが今年は何故か株数が少ないようだ。夏の猛暑と雨が少なかったからだろうか。 午後から草津市立図書館で開催されている「第7回・二…

アキアカネ

昨日の彼岸花撮りの帰り道に立ち寄った畑で、アキアカネの数が多くなっているなと感じていたが、今日は昨日にも増して多くのアキアカネを見かけた。 2週間ほど前まではぽつりぽつりとしか見かけなかったアカトンボが急に増えたようなのだ。 暑さを避けて比…

ルリタテハ羽化する

絶好の虫撮り日和だ。 彼岸花に来る虫たち、クロアゲハ、アキアカネ、キチョウ、それにカマキリやイナゴ等を期待して、今津(高島市)の桂浜へ行って来た。 僅かに花開いている彼岸花も在ったが殆どが蕾いまだ固しだった。 最近まで猛暑が続いていた所為だろ…

キイロスズメ(蛾)

畑仕事の帰りにITOUさんの奥さんがキイロスズメの幼虫を持って来て下さった。 先日来からITOUさんにはセスジスズメ、ルリタテハ、エビガラスズメなども貰っているのだ。 エビガラスズメの終齢幼虫は玄関先で食草の取り換えをしていた時の油断で脱走されてし…

モンシロドクガ

朝の散歩の途次モンシロドクガを見る。 フワフワした白い毛と黒い斑紋をもつ可愛らしい蛾だが、姿に似ず恐ろしい毒針毛を持つ蛾だ。 このモンシロドクガの毒針毛にやられた経験はないが、コイツの仲間のチャドクガの幼虫に一度やられたことがある。 庭の椿の…

マユタテアカネ

稲刈りの後の棚田へトンボ撮りに遠出する予定だったが中止する。 昨夜遅くまで「蟻の自然誌」(バート・ヘルドブラー/エドワード・O・ウィルソン著、辻和希 松本忠夫 訳 朝日新聞社)を読んでいた所為か動きが鈍くなっているのだ。 それに彼岸花も併せて撮る…

ハンミョウ(斑猫)

昨日の京都新聞で「残暑和らぎハギ見ごろ 長浜・神照寺」という記事を読み、大津市仰木の覚性律庵にもハギがあることを思い出して見に行って来た。 残念ながら花の見頃はとっくに終わっていた。 寺の人によれば見頃は8月の終わりから9月初旬までとのこと。そ…

オオスズメバチ採餌(2)

イチジクの実にやって来るオオスズメバチを今日も撮りに行く。齧り取った実を咥えて飛び立つ瞬間などの飛翔シーンを撮りたくて、35-350mm望遠ズームや三脚をも用意していたが、足場の悪さや飛来するオオスズメバチの多さに使用を断念する。 35-350mmを三脚に…

オオスズメバチ採餌

今日は2ヶ月に一度の定期健診の日だ。 9時からの予約だったので早めに行ったが、待合室は既に大勢の人だった。 2ヶ月に一度の健診に億劫さはないが何と言っても待合室で待機する時間が苦痛なのだ。今日も待機している人の大半が老人だ、立ち上がったり歩…

朝顔 季語

早朝の草叢にPUKUさんと一緒に入る。 昨夜半の雨に打たれた虫たちの姿を探すのが目的だ。 夏前に刈られた草も背が高くなっているから、草叢を歩きまわったお陰で膝から下は水に入ったようになっている。コーギーのPUKUさんなどは全身がびしょ濡れの状態だ。 …

風景写真展

午前中雨。 知人のTAKAHASIさんから写真展の案内を頂いているのを思い出して見にゆく。 「第10回日本風景写真協会滋賀支部作品展」(会場:草津市市立図書館)だ。粒ぞろいの秀作が並んでいた。 作品展が最後の日なのと雨の所為なのだろうかまばらな人だった…

エビガラスズメの幼虫

エビガラスズメの終齢幼虫とルリタテハの幼虫をITOUさんから頂いた。 私が虫撮りに夢中になっていることをご存知なので、わざわざ持って来てくださったのだ。 ITOUさんは湖北に在るY湿原の保全管理に携わっている主要なメンバーの一人なのだ。 そんなことも…

ミカドトックリバチ

ITOUさんの菜園を勝手に名付けてITOU昆虫園と称している。 早朝に眼デジを持出したりしていると「早々とITOU昆虫園ですか」とカミサンによく言われる。 今朝もITOU昆虫園でミカドトックリバチが巣作りの為の採土をしているのを見かけた。 慎重に近づいたつも…

ツマグロヒョウモン

昨日までITOUさんの庭にいたアゲハの終齢幼虫が、今朝は見当たらない。 サナギになる場所を探して何処かに移動して行ったのだろう。 終齢幼虫の代わりに4齢位と思われる幼虫が2匹いたので頂いて帰る。 今年の7月には羽化の時刻を読み間違えて買い物に出掛…

ルリタテハ蛹化

玄関先のタカサゴユリにいたルリタテハの幼虫がスズランの葉に移り蛹化の準備をしているのを見かけたが、急ぎの外出だったのでそのままにして外出した。 帰ってみると見事に蛹化していた。 庭のホトトギスでは未だルリタテハの幼虫を見かけないので、今年初…

記憶力低下

記憶力が随分低下してきている。 それに過去に学習したものが即座に思い出せない、こんな事がしばしばなのだ。今朝もデスクトップPCを立ち上げた時、ビッ、ビッ、ビッ、ビッという4連打のビーブ音が鳴り始め、モニター画面は真っ黒なままの状態だ。 ビーブ音…

ツノトンボ

四季折々に虫撮りに出掛けるお気に入りのフィールドを幾つも持っている。 30年近く通っている場所もあるが、昔の姿をそのままに残している所はもう僅かしかない。 棚田は放棄田が増えて荒廃し、里山も人の手が入らないから荒れた雑木林に変わっている。比良…

アゲハの幼虫 脱走の痕跡

キアゲハやルリタテハ等の蛹化や羽化の様子が見たくて、これまでに何度も飼育をしてきた。 そんな中で管理の手落ちから幼虫に脱走されたことが数回ある。 ほとんどは無事回収して飼育箱に帰ってもらったが、脱走したまま行方不明のヤツもいたようだ。 書斎の…

セスジスズメ 蛹化

飼育箱にはセスジスズメとコスズメの幼虫が同居している。 セスジスズメの幼虫の方が2日前から体液を出し蛹化の準備を始めている。 昨日見た時も体液を出しておりその所為か体が随分小さくなっていた。 キアゲハやルリタテハなどの飼育の経験はあるが、セス…

「聴くこと」と「読むこと」

昨日の講演「リグヴェーダを読む」・講師後藤敏文東北大名誉教授の話は、とても難解で話についていけないでいたが、講演会の終わりに出口で頂いた資料(後藤先生が月刊言語に6回連載で寄稿された ”インド学へのいざない”をコピーしたもの)は、内容は相当に…

疲れた一日(2)

京都光華女子大学真宗文化研究所主催の講座に出掛けてきた。 演題は ”「リグヴェーダ」を読む・・ヴァスィシュタとヴァルゥナ・・” 講師は後藤敏文・東北大名誉教授。 講座案内のハガキにあった後藤先生のコメント「・・・・・・今回は祭官ヴァスィシュタが…

クサキリの死

今日は二十四節気の一つ、白露だ。 朝早く木陰の草叢に入る。素足にサンダル履きだ。朝露の冷涼感が何とも言えず心地良い。 木陰を出ると陽射しはまだまだ肌を刺す夏日だ。日陰を選んで歩かなければならない。夏が逝く痕跡の一つを路傍で見る。 クサキリの死…

アリグモ(擬態)

新聞を取りに出た時、変わったアリがいるのを見つけ急いでカメラを持ち出す。 よく見るとアリではなくアリに擬態したアリグモのようなのだ。 アリグモの特徴は全身真っ黒でクロヤマアリに擬態していると思っていたが、眼の前にいるヤツは真っ黒ではない。成…

ツマグロオオヨコバイ

真夏に逆もどりしたような陽射しだ。 二階の書斎の温度計は34度を示しているが風が通り抜けて行くので冷房なしで過ごしている。「日本の戦争」田原総一朗著(小学館)を読んでいたが、眼休めにITOUさんの菜園に行く。 ニラの花が咲き始めているのだ。このニ…

ダイミョウセセリ

ITOUさんの菜園のランタナに今日も10匹近いイチモンジセセリが来ていた。 その中に素早く飛び回るヤツが1匹いる。ダイミョウセセリだ。 イチモンジセセリのようにゆっくり吸蜜という状況でもないので、シャッターを押せずにいたがサツマイモの葉の上でやっと…

セスジスズメの幼虫

我が家のブロック擁壁に這っているツタに、セスジスズメの幼虫がいるのを見つける。 昨日の朝掃除をしていて大きなフンが何個も擁壁の下におちているのを見つけ、周辺を探しまわったがフンの落し主は見つけられずにいた。 何かの大きな幼虫の落し物だとは推…

飛べないクロアゲハ

早朝の散歩道でクロアゲハを見る。 背の低い草叢の上に翅を拡げて止まっているのだ。 驚かさないように静かに間合いを詰める。1メートル近くまで近づいても飛び立たないのだ。 吸蜜に夢中になっている時は至近距離まで接近しても逃げないこともあるが、休息…

アミメアリの獲物(4)

陽射しは未だ厳しいがそれでも夏の終わりを知らせるものが、路傍のあちこちに転がっている。それは落ち蝉であったり、カマキリ、バッタ、カナブン等の骸だったりだ。 季節が逝くのだ。 一年のうちで最も挽歌の似合う季節なのだと思う。ショウリョウバッタの…