2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

セスジツユムシ

小さな谷間の斜面でセスジツユムシを撮る。 クズの葉の上には7匹ほどのセスジツユムシが点在していた。 こんな光景を見たのは初めてだった。wikipediaに以下のようなセスジツユムシの独特な休息姿勢の記載があった。 ほぼ完全な夜行性のセスジツユムシは昼…

ホシホウジャクとベニモンツノカメムシ

お茶の花にレンズを向けていた時、隣のお茶の木で妙な動きがあるのに気付きレンズを振る。 クモの糸にホシホウジャクが絡まりばたついているのだ。 お茶の花に吸蜜に来て何かの拍子に口吻がクモの糸に絡まったようだ、何とドジなヤツだろう。 ホシホウジャク…

セスジスズメのサナギ

セスジスズメのサナギが潜り込んでいる腐葉土が乾き始めたのでたっぷりと噴霧する。 その折、土の中に潜り込んでいるサナギを取り出してみる。 書棚にいるナガサキアゲハのサナギは美人に見えるが、セスジスズメのサナギはどちらかと言えば不美人だ。 手元の…

Web散歩

ある事を調べるためWebを渡り歩いていて、思いもかけぬ面白い論文を見付けた。 ”流木の身になる:北方狩猟民の「視点」をめぐる覚書” 著者は岡 千曲相模女子大学助教授(文化人類学)久しぶりにありつけた良質の肉に齧りつく、そんな感じで夢中で貪っている…

ツワブキの花とホソヒラタアブ

山門湿原の保全に携わつておられるIさんから案内を頂き、琵琶湖博物館で開催中の展示会「山門水源の森の自然と保全ー氷河期からの森の危機ー」を観に行く。 山門水源の森の成り立ち、動植物、四季の様子、鹿害等による湿原の荒れ様、保全活度、等などが豊富…

ハクセキレイ

長いヤツに一脚を付け、久しぶりに往復4キロほど湖岸を歩く。 獲物は砂浜にいたハクセキレイだけ、不思議と鳥を見ぬ日だった。 湖面でも田圃でも鳥を見掛けぬこともあって、帰り道は150-600mm+EOS7DMarkⅡと一脚の組み合わせがなんとも重くなっていた。いつ…

茶の花

雨の一日、書斎に閉じこもっていた。 虫撮りも鳥撮りも連写をすることが多くなっている、そんな所為でファイルの整理が大変だ。 最近は一回出掛けると2・300ショット、時には7・800ショットも撮っているのだ。 ファイルを整理していて、茶の花のショットが残…

トゲナナフシ

昨日は一日中酷い咳だった、何をするのも億劫で、PCも立ち上げず虫撮りにも行かずの呆け暮らしだった。 そんな咳も収まったので昼過ぎ虫撮りに出掛ける。 階段を下りていて、木漏れ日の石垣にいるトゲナナフシを見付ける。 草叢ではヤマトシジミの姿は幾つも…

ザクロ

薄日も差さず終日曇天、肌寒い陽気、それに昨夜から風邪気味なのだ、そんなこともあって虫撮りにも出掛けず読書もせずの暗鬱な一日を過ごしていた。3度目のコーヒーを淹れていて、何の脈絡もなく、昨日虫撮りの折見たザクロのことを思い出す。 硬い外皮がは…

虫撮り好日

いつもの草叢だが昨日と違って今日は賑やかだった。 ベニシジミ、ヤマトシジミ、オオアオイトトンボ、キタキチョウ、ワカバグモ、ガガンボに似たヤツ、ハナアブ、アシナガバチなどを見る。 オオアオイトトンボはメスだろう、腹部第9節がふくらんでいる。 ワ…

小さな宝石

今日は虫撮りがならずだったので、バラの花びらの上の小さな宝石を探す。 水滴に映り込む花や風景が欲しいが、屋外では余程の条件に恵まれるか、人為的にセット(演出)した条件下でないと容易ではない。写真仲間のTさんはマクロレンズを駆使して造形的な花…

イトトンボのポートレート

呆け暮らしが始まりそうになったので気分転換も兼ねてトンボ撮りに出掛ける。 目的地は先日アオイトトンボを撮ったフィールド。 狙いはイトトンボのポートレートだ。 先日15日に来た時は小さなフィールドだがたくさんのオオアオイトトンボがいた。 それが…

ルリタテハのサナギ

3日ほど前に見たルリタテハの終齢幼虫がミョウガの葉裏で完全にサナギになっていた。 ルリタテハの羽化を楽しみにしてこのサナギも飼育箱に来てもらわなくてはなるまい。 現在のところ飼育箱には、ナガサキアゲハとセスジスズメのサナギがいる、ルリタテハ…

コカマキリ

夕方の散歩の折コカマキリを見付け、コンデジを塀に押し付けるようにして撮る。 コンデジ(EX-10)を塀に押し付けるようにしてコカマキリを狙ったのは、コカマキリが1mほど翔んだからだ、コカマキリの翔び立つシーンが撮れる、恵まれたチャンスだと思ったの…

ヤマトシリアゲだろうか

午後3時過ぎいつもの草叢に行く、読書に倦んだ後の気分転換だ。 草叢に足を踏み入れるとすぐにシリアゲムシを見付ける。 もう随分以前だが、シリアゲムシがその長い吻をイモムシに突き刺しているのを見掛けたことから、長い間シリアゲムシは肉食性だと思って…

ルリタテハの終齢幼虫 蛹化の準備

庭のオニユリにいたルリタテハの終齢幼虫が近くのミョウガの葉に移り蛹化の準備をしていた。 [ 10月13日撮影 サナギになったら11月の初旬頃には羽化し成虫で越冬するのだろうか、それともサナギのまま一冬を過ごすのだろうか。ITOUさんの庭先にホトギスがた…

オオアオイトトンボ

JR湖西線蓬莱駅の上手にある中学校の構内の桜の木で、この時季ウスバツバメガ見られる。 昨年は僅かな数だったが数年前は驚くほどのウスバツバメの乱舞を見たことがある。 そんなウスバツバメの翔ぶのを見たいと思い出掛けていったが全くその姿は無かった。 …

デーニッツハエトリ

お茶の花にオオハナアブが来ているのを見付け段々畑の斜面を上った。 いつもだったら草の斜面を上るなんてことはしないのだが、随分遠回りしなければそこに辿り着けないこともあって斜面を上ったのだ。 斜面を上ったことで思いがけないものが撮れた、デーニ…

秋彩

トンボ撮りに行こう、そんなことから、昨年10月の終わり頃、松の木内湖岸の田圃でアキアカネの連結飛翔や打水産卵を見たのを思い出し、出掛けてみたが空振りに終わった。 昨年はかなりの数のアキアカネの飛翔を見掛けたのに、今回は全くその姿が見られないの…

キイロスズメバチ

階段の上に枝を伸ばしている木蔦の花が膨らみ始めると、キイロスズメバチがやって来る。 今日は3匹ほどのキイロスズメバチだったが、日によっては10匹近くが来ることがある。 これから暫くの間は階段の昇り降りに注意が必要だ。 やって来る数が少ない時はあ…

ダイサギ達

曇り空の下、長いヤツを持って湖岸沿いを2時間ほど歩く。 収穫は無かった。 田圃道を歩いていて、ダイサギ、コサギ、アオサギの混群を見ただけ。 多くの水鳥たちで賑わう冬の湖面と違ってカルガモを僅かに見掛けるだけの湖面は、なんとも寂しい限りだ。 今…

ナガサキアゲハ蛹化の準備

午前8時過ぎ、飼育箱のナガサキアゲハの幼虫が蛹化の準備を始めているのに気付く。 現在午後10時43分、朝の状態と特に変わったところはない。 サナギに変身する時の外皮を脱ぐシーンが見たくて、飼育箱から取り出して壁にピン留めする。 完全なサナギになる…

テングタケの仲間だろうか

雑木林の林辺でシバグリの実を拾っていて白いキノコを見付ける。 これまで見たことのないキノコだ。 食欲を唆るという感じのキノコではない、むしろ気味悪さを覚えさせるキノコだ。 テングタケの仲間だろうか、テングタケ科のキノコは多くの毒キノコを含む属…

カタツムリ

2ヶ月に一度の定期健診の帰りには、駐車場のフェンス越しに雑木林を眺めるのが習いになっている。フェンスの向こうにはアベマキやクヌギ、柏、山桜などの雑木林が広がっているのだ。 フェンスを乗り越えることは出来ないが、潜り込めるだけの破れ目を見付け…

セスジツユムシとオンブバッタ

台風18号は何処に行ったのだろうかと思わせる穏やかな午後、近くの草叢へ行く。 セスジツユムシとオンブバッタを撮る。 このまま何事もなく台風が遠ざかってくれるといいが、夕方には琵琶湖周辺も荒れそうな予報だ。 鉄道写真家中井精也さんの「一日一鉄」に…

ネコハエトリとナガサキアゲハの終齢幼虫

大型の台風18号の接近に備え家の周りの片付けをしていて、庭の柚子の木でネコハエトリとアゲハの幼虫3態を見付ける。 片付けそっちのけでネコハエトリを追いかける、暫くの間にらめっこだ。ネコハエトリは柚子の葉の上を転々と動き回る、ヨコバイの幼体を狙…

セスジスズメの終齢幼虫

午前11時過ぎ、小雨の降る階段下の道路際でセスジスズメの終齢幼虫を見付ける。 結構速いスピードで移動していた。 セスジスズメの終齢幼虫を1ショットして玄関に戻った時、「今日は講座のある日ではなかったんですか」カミサンに注意される。 楽しみにして…

イチジクを噛じるコガタスズメバチ

ITOUさんの菜園でイチジクの実を囓っているコガタスズメバチを撮る。 例年だったら採り忘れられた実が腐り始め独特の発酵臭を放ち出すと、スズメバチの仲間、アシナガバチ、ツマグロヒョウモン、ヒカゲチョウ、カナブンの仲間などがやって来るが、今年はあま…

草叢にて

雑木林の下の草叢へ行く、収穫の多い日だった。 草叢で最初に見つけたのはウラナミシジミ、久しぶりの対面だった。 ベニシジミ、ヤマトシジミとその交尾体、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、クサキリ、ツユムシ クサグモ、ネコハエトリ、ホソヒラタアブ、キア…