カワラヒワの集団だろうか

午後遅く、読書の眼休めにと思いキジのフィールドへ行く。残念ながら見渡す限りの冬枯れの野面に鳥の姿を見掛けずだった。上に飛ぶ鳥なく 地に走る獣なし、法顕伝の中のこんな一節を思い出していた。

冬枯れのキジのフィールドから見た比良連山

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このフィールドでは今冬4羽のキジ(♂)を見ている。繁殖期の母衣打ちの様子などを見るのが楽しみだ。

 

鳥撮りを諦め、学校帰りの小学生にレンズを向けていた。

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この時小学生の近接に驚いたのか、カラスとカワラヒワのような小鳥の集団が飛び立っ。急いでレンズを振った。距離がもう少し近ければ面白いシーンが撮れただろうにいかんせん遠いのだ。それに老爺はきちっとレンズを振る為の敏捷さを失っている、証拠写真くらいのものしか撮れていないのだ。

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現在の読書は、スティーヴン・ジェィ・グールドの「ワンダフル・ライフ・・バージェス頁岩と生物進化の物語」、面白いのだが遅々として進まないでいる。かって眼にしたことのない語句(専門用語)に出くわすとその意味が気になり、調べることが多くなるのだ。「葉脚類化石層」の葉脚類ってどんなヤツなのと気になるのだ。その部分をすっ飛ばして読んでも、大意の把握に大きな問題はないのだがそれでもやっぱり気になるのだ。こんな調子だと読了はいつになることやら心配だ。

 

放送大学・京都オンライン講演会「人類史的視点からのレジリエンス(危機を生きぬく知)」が29日(土曜日)に開催されることを知り申し込んだ。YouTubeを使っての講座のようだ。講師・稲村哲也 放送大学特任教授。どんな話が聞けるか楽しみだ。