2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

虫たちのポートレート

どんよりとした曇り空や雨の日はたまらなく気分が滅入る。 リタイアする迄こんなことはまず無かったのに、最近は天候が悪かったりすると憂鬱な気分になることが多いのだ。気晴らしに撮り溜めてある昆虫写真の整理にかかる。 整理をしながら比較的アップにた…

クロハネシロヒゲナガ

昼間は早足で歩くと汗ばむ程の気温だった所為か、夕方になり陽が陰り始めると少し肌寒く感じていた。 午後6時前に草叢に入ってみると、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、キタキチョウそれにクロハネシロヒゲナガなどが翅を閉じ草の葉に止まっていた…

虫のいない花苑

びわ湖大津館の花苑・イングリッシュガーデンに入ってみた。 5月の半ば頃になり100種類近いバラが咲き始めると趣きのある庭になるのだが、やっと小さな蕾をつけ始めたばかりだから、華麗なバラ園を知っている者には少しさびしい庭に感じられた。 咲き誇った…

蔦の葉に産み付けられた卵

今朝の4時近くまで読書をしていた。 「テロと救済の原理主義」小川忠 著 (新潮選書)だ、4年ほど前に一度読んでいるが、ボストン爆弾事件に関する解説をあるメルマガで読んでいてこの本のことを思い出し再読したくなったのだ。 眼がグシャグシャにならなけ…

ユスリカ

写真展の受付当番をしていてガラス窓にユスリカが止まっているのを見付ける。 「びわこ虫」とも言われているオオユスリカだ。 このユスリカをみると決まって思い出す人がいる、旧い知人のFさんだ。 一昨年の5月24日のブログにも、写真展の当番をしていて窓に…

マミジロハエトリとユリクビナガハムシ

昨日のどんよりとした雨の日とうって変わって素晴らしい好天の一日だった。 虫撮りと洗車と読書で久しぶりの充実した時間を過ごした。マミジロハエトリ、ユリクビナガハムシ、ヒメギスの幼体、ベニシジミ、シルビアシジミ(?) ナミアゲハ、オサムシ等が撮…

雨の一日

終日 雨降り止まず。 料理当番の日の買い物に出掛けた以外は書斎に閉じこもっていた。 リタイアして以来「晴撮雨読」の生活パターンを心掛けていたが、昨秋頃から呆けている時間が多くなっていて、特に雨の日の読書の量は極端に少なくなっている。 「老来万…

草臥れた一日

昨日から仲間たちのと写真展が開催されている。 今日はその当番を午前10時から午後5時までの終日担当したものだから相当に草臥れた。 21日の下準備の日から22・23日と3日連続の午前7時起きだ。 早起きの上に午睡も取らずの日が続いている上に、深夜族でなお…

捕らわれたシカ

明日から開かれる写真展のレイアウト等の準備の日だったが、深夜族の習慣を断ち切れないでいる老兵には苦しい一日だった。 午前中は眠くて仕方がなかったのだ。いろんな作業の手伝いをしなければならないのだが、半ば放心したように呆けていた。 その原因の…

雑木林にて

比良山麓の雑木林へミツバツツジを見に行って来た。 ミツバツツジに蝶が来ていることを期待して行ったのだが、陽射しの明るい割りには肌寒い感じの雑木林、蝶の吸蜜を見ることは出来なかった。 かろうじて見付けたのは林辺の枯れ草の上にいたベニシジミだけ…

オサムシの仲間

今日は寒い一日だった。 冷たい比良颪が吹き荒れることもあってJR湖西線では朝から何本かの電車に運休があったようだ。 寒い寒いと言いながらそれでも昼過ぎから虫撮りに出掛ける。矢張り寒さの所為か南斜面の畑や草叢に蝶たちの姿を見ることはなかった。 か…

プラムの花とキアゲハ

プラムの花は今が盛りだ。 早く咲いた花は散り始めているからもう3・4日もすれば、白い花吹雪が見られるだろう。 キアゲハ、密蜂、キアシナガバチ等がプラムの花に来ているのを見つけ、暫く吸蜜活動をしていてくれることを願いながら、カメラを取りに書斎に駆…

ナツグミの花

たかだか5枚の写真のRAW現像とプリント作業にほぼ半日かかってしまった。 出来上がりに満足できないところが未だあるが、とことんやるだけの集中力を欠いているのだ。 仲間たちとの年に一度の写真展という言わば晴れの舞台なのだから、全力を上げて作品作り…

老いのかたち(7)

仲間たちとの写真展開催が目の前に迫っているのに、作品の作り込みやプリントに取り掛かれないでいるのだ。 明日はやろう明日はやろうと思いながら一日延ばしにして一ヶ月以上が過ぎている。 意識を集中するとか少し長い間根を詰める作業をするのが、何処か…

野ダイコンの花とゾウムシ

呆け暮らしに区切りを付けるためマキノ(高島市)へカタクリの花を撮りに行って来た。 カタクリの花を撮るのがメインだったが花は終末に近い感じだったので戦意喪失気味だ。 一週間早ければ新鮮で色鮮やかな花や蕾もあっただろうに、気を取り直して林の中を…

ガガンボ

生活のリズムはいつもの夜行型のリズムに完全に戻ってしまった。 石垣島での5日間のように午前6時起床、午後10時就寝、午睡なし、こんな生活パターンだったら至極健康的だし、虫撮りに使える時間もたっぷり取れるだろうに、怠惰な夜行型に里帰りだ。今日も…

石垣島での非日常的生活

石垣島での5日間は全くの非日常的生活だった。 午前6時起床、午後10時就寝、午睡なし、読書なし、新聞もなし、TVはニュースだけ。 ブログも書かず(書かずと言うよりは書けなかったのだ)。 部屋には有線ランがあり、レンタルPCも可能だとあったので、荷物を…

石垣島・蝶撮影行不発(2)

思うように蝶は撮れなかったが、今まで撮ったことのない虫達を撮る。 これまで虫撮りはその全てが単独行だった。誰に制約されることもなく好きなだけ地べたに座り込んでいたり、草叢に寝転がってボケーッと空を見ていたりすることも多かった。 ところが今回…

石垣島・蝶撮影行不発

7日の日から4泊5日の日程で石垣島へ蝶を撮りに行って来た。 相棒のカミサンのため日程の半分は観光に、半分は蝶撮りの予定だった。 蝶撮りをメインに考えていた私の時間10日の日は朝から強風と雨だ、悲しくなる。取り敢えずの収穫は以下の蝶たち。 クロア…

アシナガアリの獲物(2)

夕方の散歩の折、昨日に続いてアシナガアリが獲物を引きずっているのを見付けた。 巨大な獲物・キアシナガバチだ。 ハチはまだピクピクしている。 お尻からは鋭い針もとびだしているのだ。どんな状況でアリはこのハチを見つけ何処へ運ぼうとしているのだろう…

アシナガアリの獲物

昨日の花冷えとうって変わってポカポカ陽気の一日だった。 暖かい陽ざしの中の草むらでいろんな虫たちを見た。 キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キタテハ、ナナホシテントウ、ミツバチ、ガガンボウ、ハナグモもいた。それに名前の分らない虫…

花冷え

呆け暮らしに区切りをつけようと午後五時過ぎに夕方の散歩に出る。 いつもだったらこの時間帯は夫婦連れでジョギングしている人や犬と一緒に散歩している人達を何人も見かけるのに、小一時間の散歩の間、全く人影を見ずだった。 花冷えの所為だろうか。 住宅…

老いのかたち(6)

花粉症の症状が今日は一段と酷くなり、眼の痒みと鼻のグシャグシャ感に悩まされている。 カタクリの開花状況を見るのと虫撮りを兼ねてマキノ(高島市)方面へ出掛けたいのだが、二の足を踏んでいる状態の一日だった。 この不愉快さは何時まで続くのだろうか…