クモ

ウツギヒメハナバチとサイジョウハムシドロバチ

還来(もどろき)神社境内で見掛けたサイジョウハムシドロバチを再撮影のため、虫撮り用の器材を準備して出掛けた。昨日は社務所の柱の虫食い穴に巣作りしようと5・6匹のサイジョウハムシドロバチがいたが、今日は30分近くいたがまったくその姿を見掛けずだっ…

師走のジョロウグモ

ベランダの屋根の下に、師走の冷たい風が時に吹き荒れる今も、1匹のジョロウグモがいる。11月の半頃までいた5匹のうち4匹は産卵を終え随時姿を消していったが、コヤツは冷たい強風が時に吹き荒れる師走の今も活動しているのだ。 今朝、コヤツのことが気に…

ジョロウグモの獲物

ジョロウグモはその生涯でどれくらい獲物をとらまえるチャンスが有るのだろうか。2階のベランダに3匹のジョロウグモが巣を掛けている。そのうちの一つの巣にはカメムシやテントウムシ等がかかっているが、他の2つの巣では獲物がかかっているのを見かけた…

ジョロウグモと黄菊

朝から陽射しは素晴らしかったが風は身振りいするほどの冷たさだった。こんな冷たい風が昨夜は一晩吹き荒れたのか、擁壁に這う蔦の紅葉もほとんどが落ちていた。ご近所迷惑になるほど飛び散らかっているのだ。ベランダでは3匹のジョロウグモが秋の初め頃か…

ネコハエトリ

カミサンの放射線治療の帰り二人してそろりそろりと階段を上がっていて、今日はドアホンの上にネコハエトリがいるのを見る。いつも持ち歩いているコンデジをザックから引っ張り出した。 コヤツが獲物を抱え込んでいるショットは何枚か持っている。ジャンプす…

干し柿とテントウムシ

「ベランダに猿が来てますよ」カミサンの声に階段を駆け上がった。カメラを持ち出した時には野猿は隣家の屋根に移っていてその背中を一瞬見ただけだった。昨年暮れ以来住宅地で猿の姿をよく見かけるという。時には10匹近い集団をも見かけるようだ。そんな事…

晩秋のジョロウグモ

図書館の駐車場に車を停めていて、穏やかな陽射しの中で揺れているジョロウグモと枯れ葉を見付けコンデジを取り出した。 獲物にするための虫たちが巣網に掛かることももうなかろうと思われるが、コヤツはいつ頃までここに網を張っているのだろうか。産卵をし…

ジョロウグモの幼体

夕方、ノウゼンカズラやブッドレアに水やりををしていて、木々のあちこちにジョロウグモの幼体がいるのを見る。 ジョロウグモの幼体の空中浮遊も見た。金木犀の枝先から糸に乗り風に吹かれて舞い降りてきたのだ。クモの巣網づくりの最初の工程を見かけたこと…

ササグモの獲物

オニユリの葉の上でササグモが獲物を捉えているのを見る。獲物はガガンボ、キリウジガガンボに似ているが同定は出来ない。 レンズを近づけると獲物を咥えたまま葉裏へ廻り込む。葉裏から表へ、表から裏へと逃げ回るのだ、獲物は決して放しませんという感じだ…

アリグモ

新聞を取りに出た時、門扉の塀の上で妙な動きをしている体長5-6mmほどの真っ黒なアリを見る。お尻を起点にして円を描くというような動きだ。こんな動きを見たのは初めてだった。よくよく見るとアリではない、アリに擬態したアリグモだった。 妙な動きをしな…

ナガコガネグモのペア

2階の書斎の窓の外にナガコガネグモが巣を張っている。 まるまると肥ったメスと痩せっぽちのオスのペアがいるののだ。 ナガコガネグモが此処に巣を張り始めたのがいつだったか確とした記憶はないが、9月の終わり頃からではないかと思う。 小さなナガコガネ…

ナガコガネグモの獲物(2)

陽射しのないどんよりとした時間が際限もなく続いている、雨が降る時の明るさもない。 なんとも憂鬱な一日だった。 古いファイルの整理と読書(街道をゆく・甲州街道、長州路)で過ごす。 昨日は洗車から帰った後、再びカメラを持ち出してITOUさんの菜園へ行…

ナガコガネグモのペア

初秋のこの頃はナガコガネグモの交接期なんだろうか。 9月の初め頃から、一つの巣網に大きなメスとその少し離れたところで小さなオスが陣取っているのをしばしば見掛けるのだ。 庭のキンモクセイの木では3組、ITOUさんの菜園のタラの木でも2組を見た。 残…

ナガコガネグモの獲物

午後3時過ぎ、読書の眼休めにと思い、EOSS5Dに180mmマクロを装着して空き地の草叢へ行く。 陽射しは厳しいがさわやかな風があり秋到来という感じで気持ちがいい。この一週間ほど夢中で読んでいたのは「明治という国家」司馬遼太郎著 現在の日本の有様とつい…

サルトリイバラの花

雑木林の斜面でサルトリイバラの花を見る。 若葉も大きくなり始めている。 瑞々しい若葉を熱湯で湯通しし細切りにして梅肉を軽くまぶす、ふとそんな一品を考えていた。 サルトリイバラの大きな葉っぱには、母と結びつく小さい頃の思い出がある。 端午の節句…

初冬のジョロウグモのペア

今朝は今冬一番の寒さ、零度近かったようだ。 寒さに負けた老躯は長いヤツを持出して鳥撮りに出掛ける意欲もなく、まるで冬籠りの熊のように背中を丸め書斎に半日閉じこもっていた。庭先の金木犀の枝には今も4組のジョロウグモのペアが網を掛けている。 巣…

ジョロウグモのペア

昨日の朝、霧に濡れたクモの巣を撮った時にはクモの姿を見掛けなかったが、今日は巣毎にジョロウグモしかもペアがいるのを見る。 このクモはもう産卵を終わったのだろうか、これからだろうか。 近くのキンモクセイの幹などでクモの卵探しだ。カミサンが録画…

ジョロウグモの獲物

比良山系山麓の集落の中でも相当に古い集落の一つだと聞いたことがある栗原の在所へ行く。 今日は不思議と鳥を見掛けぬ日だった、鳴き声も聞かずだ。 見掛けたのは空の高みで円を描いて舞っているトビ2羽のみ。この在所へ来たのは随分久しぶりだったので集…

デーニッツハエトリ

雨上がりの玄関先でデーニッツハエトリを見付けおおっ!と思った。 陽射しは明るいものの風が吹いていて肌寒いのだ、こんな寒空の下ハエトリグモがいるとは。 しかも活発に動き回っている、急いで100mmマクロを持出した。 秋も深まったこの時季にハエトリグ…

ルリタテハの終齢幼虫 蛹化の準備

庭のオニユリにいたルリタテハの終齢幼虫が近くのミョウガの葉に移り蛹化の準備をしていた。 [ 10月13日撮影 サナギになったら11月の初旬頃には羽化し成虫で越冬するのだろうか、それともサナギのまま一冬を過ごすのだろうか。ITOUさんの庭先にホトギスがた…

デーニッツハエトリ

お茶の花にオオハナアブが来ているのを見付け段々畑の斜面を上った。 いつもだったら草の斜面を上るなんてことはしないのだが、随分遠回りしなければそこに辿り着けないこともあって斜面を上ったのだ。 斜面を上ったことで思いがけないものが撮れた、デーニ…

ネコハエトリとナガサキアゲハの終齢幼虫

大型の台風18号の接近に備え家の周りの片付けをしていて、庭の柚子の木でネコハエトリとアゲハの幼虫3態を見付ける。 片付けそっちのけでネコハエトリを追いかける、暫くの間にらめっこだ。ネコハエトリは柚子の葉の上を転々と動き回る、ヨコバイの幼体を狙…

草叢にて

雑木林の下の草叢へ行く、収穫の多い日だった。 草叢で最初に見つけたのはウラナミシジミ、久しぶりの対面だった。 ベニシジミ、ヤマトシジミとその交尾体、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、クサキリ、ツユムシ クサグモ、ネコハエトリ、ホソヒラタアブ、キア…

マミジロハエトリの獲物

今日も小さな谷間の畑へ行く。 畑の一角、夏草の生い茂った場所へは、これまで踏み込むことはなかったが足を踏み入れる。 カメラを頭の上に差し上げるようにして背の高い草叢を藪漕ぎだ。 誰かに見られたらきっと変な爺さんがいると思われるぞ、そんなことを…

ジョロウグモの獲物(2)

ジョロウグモの巣網は大抵が人の背丈かそれ以上の所に作られている、時にはえっ!と思うほどの高みに掛けられており見上げることもあった。 そんな巣網なのに、庭の柚子の木とフエンスの間に作られた巣は、膝より下、地上スレスレに設けられているのだ。 こ…

ジョロウグモの獲物

早朝は昨夜行われた夏まつり会場の撤収作業に出掛ける。 束ねたテントの支柱などを倉庫に運びこむ力仕事は、2・3年前に比べ相当に負担になっている。 僅かばかりの手伝いだが汗びっしょりになる、こんな自治会活動も今回で終わりだろう。小さな公園の一角でジ…

ササグモの幼体

庭の柚子の木で孵化したばかりだと思われるササグモの幼体を見付ける。 最初幼体を見つけた時には親グモは柚子の葉裏の少し離れた所にいたが、孵化したところをよく見ようと葉をそっと裏返す、するとササグモの親は巣に戻ってきた。 ササグモは人が近づいた…

極小のクモの幼体

夕刊を取りに出た時、玄関先のシロダモの木陰で一瞬キラッと光るクモの巣を見る。 近づいてよく見ると手指を広げたほどのサイズのクモの巣に小さな小さなクモがいるのだ。 急いで100mmマクロを持ち出した。 風のそよぎでシロダモの葉が揺れ、木漏れ日が陰っ…

ホタルガとイオウイロハシリグモ

面白そうな講演会の案内状を頂戴していたので京都へ出掛ける日だったが出掛けられずだった。 肩凝りの影響だろうか片頭痛が酷く10時過ぎまで横になっていた。 午後から痛みが和らいだのを幸いに空き地の草叢へ入る、これもボケ防止の日課の虫撮りだ。ホタ…

ササグモの脱皮

写真展当番のことなどもあって5日ほど草叢に足を踏み入れていない。 虫探しがボケ防止のための日課だから草叢に入らないと何かしら落ち着かないのだ。 そんなこともあって虫撮りのフィールドの一つにしている草叢へ出掛ける。ササグモの脱皮を見る。 遠目で…