メジロが来る

小雪が舞い、肌を刺すような寒風が時折荒れ狂う寒い一日だった。

3時のおやつの時はカミさんと暖房をきかせた窓際に並んで、小雪の舞うのを見ながら、紅茶とサーターアンダギーでの一刻だった。小雪がやんで一瞬明るくなった時、ヤツデの葉の下にメジロが来ているのを見つける。時々やって来るのだ。時には2羽のときもある。ガラス戸越しだったからフラッシュを焚くこともならず逆光のまま1ショットだ。(ピンぼけだ)

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メジロ撮りにはいろんな思い出がある。フイルム時代のものも含めて一度整理しなくてはなるまい。

メジロなどが撮れる梅の春が待ち遠しいものだ。

(昨年の梅の頃撮った1枚)

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昨日のような呆け暮らしを回避するためにと、「スタジオジブリの想像力」を読んでいた折、記事中で見つけ、面白いのではと思いamazonから取り寄せておいた、スティーヴン・ジェィ・グールドの「ワンダフル・ライフ----バージェス頁岩と生物進化の物語」を引っ張り出した。

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コヤツは600頁ほどのボリュームだ。現役時代のような読書スピードはとっくの昔になくしている。読み終えるのにどれくらいの時間がかかるやら。途中で本を伏せてしまわなければいいのだが。

昨年12月初旬に手に入れていた「スタジオジブリの想像力」三浦雅士著・講談社を読み終えたが、四苦八苦しながらの読書だった。老爺にはとても難解な文脈、途中で放り出さずなんとか最後まで読んだが、これほど難渋した本にぶつかったのは、この10年ほどの間では記憶にない。こんなことをカミサンにぼやいていたらカミサン曰く「もう年なんですから難しい本はおやめになったら」

メジロが来た日、望春の一日だった。