2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ハエトリグモの捕食

散歩の折、ハエトリグモ(シラヒゲハエトリだろうか)がカノコガを捉えているのを見つけた。 xz-1を急いで取り出し、ハエトリグモが獲物を放棄して逃げ出さないように注意しながら、ゆっくり近づく。クサグモが獲物を押さえ込んでいる場合などでは、かなり鈍…

ホタルガ

瀬田キャンパスで「仏教伝来・第三の道」第5回目の講座のある日だ、開講まで少し時間があったので「龍谷の森」に入ってみる。 昼下がりの森には鳥の声も虫の声もなかった。 そよ吹く風もなかったから葉擦れの音もなかった。 時折聞こえてくるのは雑木林の下…

柚子・自然落果

3-4日前から庭の柚子の自然落果が多くなっている。 付き過ぎた実を樹木自身が自然に落とす、いわゆる生理的落果と言われる現象だが、その落果する数の多さにびっくりしている。 自然落果があることは承知していたが実の半分近くが落ちてしまうとは思いもよ…

イタヤハマキチョッキリの揺籃

昨日の比良川上流での虫撮りの折見つけて持ち帰っていた巣(揺籃)を解体してみた。 Webで調べてみるにこの巣はイタヤハマキチョッキリの揺籃のようだ。 揺籃の中には幼虫が一匹と大量の糞と思われるものがみられた。揺籃を木から切り取って持ち帰った為に、…

比良川上流にて

比良川上流で虫撮りをする。 2004年3月に比良スキー場が閉鎖されるまでは、麓からリフトとロープウェイを乗り継いで山頂まで行けたから、八雲が原湿原でのトンボ撮りやアサギマダラを観るのも容易だった。 季節折々に湿原やスキー場周辺に虫撮りによく出掛け…

イチジクの木とキボシカミキリ

AKIYAMAさんの菜園の斜面にイチジクの木が3本植わっていた。 その中の一番大きかった木が3年程前にカミキリに食い荒らされた為、根元からバッサリ切りとられてしまった。 残った2本の内の一本の二股に分かれた大きな枝の一つが、春先から木の勢いを失い枯…

紫陽花を見に

写真仲間たちと「もりやま芦刈園」に行って来た。 日曜日だったこともあって沢山の人出だった。 単独行だったら日曜日には来なかっただろうし、来たとしても人のいない早朝だったろう。 紫陽花に来る虫が目当てだったから人混みでもなんとか我慢してファイン…

小さな草叢・2

朝夕のPUKUさんとの散歩の折、必ず立ち止まる小さな草叢がある。 空き地にあるその草叢は10数本のオニユリと露草の茂みで出来ており、虫撮りには格好の場所なのだが、町内会の一斉草刈りの時などに刈り払われてしまうことがあるのだ。 今年は7月1日がその運…

雑踏の中で(3)

深草キャンパスでの講座の後は、写真ギャラリーを3ヶ所と本屋さんに潜り込むのを定番にしているが、今日は映画を観ることにした。 予定の映画スノーホワイトが始まるまで少し時間があったから、雑踏を楽しむことにした。 錦通りを超スローペースで歩く。 狭…

雨降り止まず

終日雨降り止まず。 雨の堅田漁港や浮御堂を撮るつもりで昨夜から雨支度をしていたが、出そびれてしまった。 最近発進力にムラがあるのだ。 自分を行動させるためにGO!GO!と号令しなければならなく成って来ている。呆けた一日が始りそうなので、書斎の大掃除…

スズバチの飛び立った痕

台風の過ぎ去った後の庭で、オニユリの葉の上にカマキリの幼体がいるのを見つける。 この小さな体で激しい嵐をどうやってやり過ごしたのだろうか。 庭の隅に仕掛けてあるドロバチ用の竹筒トラップも台風の影響は受けていないようだ。 竹筒トラップは四ヶ所仕…

眼精疲労

台風4号の影響で終日の悪天候、台風は17時過ぎ和歌山県南部に上陸したようだ。 琵琶湖西岸のこの辺りでは大きな被害は出ていないようで安心する。OLYMPUS XZ-1を手に入れたので雨の日の暇つぶしに取説を読む。 この冊子の小さな字に難儀している、ルーペが必…

モリアオガエルの卵塊

先日の平池のカキツバタ撮りの時は、沢山の三脚の並びに戦意喪失して早々に引き上げた。 そのリベンジのため早朝に出掛けた。夫婦連れのカメラマンが既に三脚を据えているだけで先日の喧騒さは無く、朝のひんやりとする湿潤さが気持ちよかった。 カキツバタ…

クサグモの捕食失敗

梅雨の晴れ間の陽射しは厳しかったが、琵琶湖から吹き上がってくる風があった所為で、さわやかな一日だった。 散歩の道筋にある公園のサツキの花が終わり、その代わりにクサグモの棚網の巣が幾つも張り巡らされるようになった。 中には40cm近い棚網とラッパ…

ナミアゲハの蛹化

終日雨降り止まず、時に激しく降る。6月2日に庭の柚子の木でアゲハの幼虫を見つけ、書斎に来てもらった。 その幼虫が今日の午後9時半に見た時完全に蛹化していた。 6月2日 6月9日 6月10日 6月15日 23.45 6月16日 21.30羽化を見るのが楽しみだ。2週間もす…

居眠り

今日は「仏教伝来・第三の道」の四回目の講座、”葬送に関わらなかった初期仏教”だった。 「アーナンダよ、汝らは如来の舎利供養にかかわるな。...........」とパーリ語「大般涅槃経」経典に記されているように釈迦は葬送に関わるべきでないと説かれたという…

撮影行不発

平池のカキツバタ(高島市今津)を撮りに行って来た。 現地着午前6時15分、旅行村の広場を抜け坂道を下った時あっ!となった。 小さな駐車スペースや路肩には20台近い車が並んでいるのだ。 他府県ナンバー(岐阜、三重、京都、神戸)の車もいた。池辺のビュ…

マイマイガとツマグロヒョウモンの幼虫

サツキの花の上をかなり早いスピードで動いている毛虫がいた。 マイマイガの終齢幼虫のようだ。 今までにいろんな毛虫や芋虫を見てきたが、こんなに早い動きは見たことがない。 サツキの花の上30cm近い距離を見ている間に横切り花の蔭に姿を隠した。 蝶や蛾…

ナナホシテントウとヒゲナガアブラムシ

ナナホシテントウがアブラムシを捕食していた。 このアブラムシは正確にはセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ(外来種・北米産)という長い名前を持っている。 テントウムシ(成虫も幼虫も)がアブラムシを喰い、アリはアブラムシから蜜を貰ってアブラ…

ホタル撮りのロケハン

高島市朽木へホタル撮りの為のロケハンに行って来た。 国道367号線の梅の木を左折して針畑川沿いの山道を通り、平良、小入谷、能家、雲洞谷、麻生へ向かった。 ホタルがよく見られるという場所は大体の見当は付けていたが、地元の人達に尋ねるのが一番と何人…

半夏生とカマキリの幼体

建仁寺塔頭の両足院(京都市)でハンゲショウの葉が白く染まり始めた、こんな記事が京都新聞朝刊にでていた。 この記事に刺激されて、ITOU昆虫園と称しているITOUさんの菜園にマクロを持ち込むことにする. 菜園の片隅にはハンゲショウが植えられており、この…

シャチホコガの仲間

雨の晴れ間を狙って柚子の木にいるアゲハの幼虫の様子を見に出た。 鳥に喰われたり寄生蜂にやられる前に、書斎の飼育箱に来てもらい、成長の過程を撮ることにする。 昨年と違って今年は虫撮りに専念することを自分に課した所為もあってか、春先以来これまで…

京の暖簾

虫撮りで雑木林や棚田の土手などを歩き廻るのが少しずつ億劫になってきている。 虫撮りができなくなった時の被写体として、京の町中を歩き廻りのれんを撮って見ようと考えている。これまでにもそれなりの枚数を撮ってきたが、もう一つ満足出来ないでいる。 …

身を隠す蛾

ホタルの情報があちこちから聞こえてくる。 じっくりとホタルを撮りたいと思い、その場所探しに朽木(高島市)の奥へ出掛ける予定だったが、午前9時前強烈な睡魔に襲われる。あまりの眠さに横になってしまった。目覚めたのが午後1時だった。 撮影の準備は…

ユリを喰う虫

庭のタカサゴユリが虫に喰われている。 昨年まではこんな現象は見られなかったのに、今年は一晩で4本のユリがその芯芽部分を喰われているのだ。確とは判らないが犯人はアカクビナガハムシのようだ。 ユリの芯芽が被害を受けているのだ、花が咲くのを期待す…

迷い道

少年の頃から見知らぬ土地を尋ね歩くのが好きだった。 今日も写真仲間のTさんと別れた後、比叡山山麓の千野の在所をドライブする。 昔ながらの佇まいを残す集落の風景を眺めていると、気持ちの和むものがある。 その集落の中を通り抜けるつもりで集落に入っ…

アミメアリの獲物

朝の散歩の折、ドクダミの葉の下でクビボソゴミムシを見つける。 少しずつ動いてる妙な動きが気になってしゃがみこんでよく見ると、クビボソゴミムシの死骸に十数匹のアミメアリが取り付いて引っ張っているのだ。 アミメアリには女王アリがおらず、成虫にな…

麦秋落葉

玄関横の金木犀の刈込みを四年ほどやっていない所為で枝は伸び放題になっている。 花が終わったら思い切って枝打ちしようと毎年思いながら、作業は手付かずのままだ。 この樹に若葉が茂り始めると古い葉が麦秋の間毎日のように落ちる。 金木犀の葉は肉厚で硬…

花の命は....

花の命は短くて....こんな言葉の通り空き地のトベラの花も一週間足らずで終わった。 蝶たちの来るのを楽しみにしていたが、アオスジアゲハとアカタテハが来ているのを一度見ただけだった。 四年前の台風でこのトベラの木が傷つけられるまでは、アオスジアゲ…

ウマノオバチ

龍大瀬田キャンパスで「仏教伝来・第三の道」(山田明爾名誉教授)の講座のある日だ、講座もさることながら、キャンパスの森でオオスズメバチを探すことも楽しみの一つなので、早めに家を出た。 オオスズメバチのポートレートを撮るのが目的だったが、それ以…