2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりぽっちの漁

今日も寒い一日だった。 それに晴れたり曇ったり、吹雪いたり、冷たい霙だったり、びっくりするほどの陽光だったりと、見る度に天気が変わっていた。そして琵琶湖もいろんな様子を見せてくれる。いつでも出掛けられるようにと機材一式やポンチョなどの雨具の…

我儘な味覚

歳と共に心も体も硬くなり頑固になり我儘になる。 この我儘になる一つに、味覚の我儘がある、不味いと思うものを食わされると腹が立つのだ。 今日もそんな料理にでくわした。昼食にカニをということでそれなりに名のある店に入ったのだが、腹をたてることに…

読書ノート

今日も寒い一日だった。 比良連山は灰色の雪雲に中腹まで覆われることがありほとんどその山容を見せなかったが、湖北の伊吹山は終日白雪の姿を見せてくれた。 Cooking当番の食材を買いに出掛けた後は書斎に閉じこもって読書だ。 読書疲れの老眼を休めるのに…

ローズマリ・サトクリフ(2)

「ソフィーの世界」を読むのを一時中断して、昨夜取り出しておいたローズマリ・サトクリフの作品の中から「第九軍団のワシ」を読むことにした。 こんな読書のやり方故に一冊の本を読み終わるのにとてつもない時間が掛ったり、途中放棄の積ん読本が何冊も出来…

ローズマリー・サトクリフ

今日は講座「イラン文化と仏教ー地獄観の東西ー」の最終回の日だが授業放棄した。 蓮池先生の講座はいつも楽しみにしている講座の一つなのだが、今回は2講目からもう一つ講義に集中できずにいた。こんな状態だから今朝の寒さが出掛けようとする心を萎えさせ…

ルーター置き換え

現在使っている無線LANルーター(コレガ WL BAR-54GT)のトラブルが起き始めたので、BuffalloのWHR-G3012Nに置き換えることにして、作業を始めたが、簡単にセットアップ出来るはずの作業に苦労している。老兵の眼はショボつきはじめ、それに連れ忍耐力も…

比良残光

瞬間的な光の美しさというものを初めて経験した。 雪の比良連山山頂が夕日に染まって素晴らしい茜に輝いていたのだ、あっという間だったが。 「比良の暮雪」を狙う場所探しは未だ実行できていないのだ。こんな一瞬の光を撮るためにも早く見つけておかねばな…

ナミテントウムシの斑紋変異

写真を整理していて、昨年撮った昆虫写真の中にテントウムシの写真が結構多いことに気付く。 ナナホシの飛び立つところを撮ったものもあるがピンぼけばかりだ。 今年は鮮明な飛翔の瞬間を狙わなくては。このテントウムシの写真を見ていて、2009年に琵琶…

トリミングとは

今夜半から湖北でも大雪のようだし、この雪空は暫らく続くとの予報だ。 琵琶湖畔やマキノの奥に幾つかのポイントを定めているが、未だ満足できる写真がない。 昨年のものも苦労して出掛けた割にはもう少し考えて撮れよと自分に言いたくなるっている。 自分に…

小さな蓑虫

玄関先のアオキの葉の上で小さなミノムシを見つけた。 10mm足らずのミノムシなので種の同定は出来ないが、見た感じではニトベミノガにも見える。このミノムシを見ていて、琵琶湖博物館が「ミノムシ調査」のフィールドレポーターを募集していたのを思い出した…

タイトルに惹かれて

琵琶湖博物館の講座に行ってきた。 「人類のきた道」・海部陽介(国立科学博物館)、「マンモスとマンモスハンター」・高橋啓一 (琵琶湖博物館)、「琵琶湖の周りにヒトが棲む」ー近江の旧石器〜縄文時代ー・鈴木康二(安土城考古博物館)の三講座だった。…

撮影行不発

郡上八幡(岐阜県)の冬の風物詩、鯉のぼりの寒ざらしを撮りたい、そんな思いを持ちながら出掛けられず現在に至っている。 今日はその寒ざらしの行われる日だ。昨夜も、明日のRECの2講座を欠席して寒ざらしを撮りに行こうと撮影機材を準備して就寝したが、…

盆梅展

1月も終りが近づくと盆梅展があちこちで開催されるようになる。 今朝、坂本盆梅展の案内チラシが届けられた。 送り主は坂本観光協会のNさん、先日の勝部の火祭り撮影の折に知り合った方だ。 出遅れた私が最初に三脚を据えた所はあまり良いポジションでなか…

アスペクト比

写真展用に抽出した画像を2L用紙にプリントアウトする。 モニターとプリントの色調対比や現像時の色出しの為だ。 それにしてもお気に入りのものを10枚程度プリントすればいいものをかなりの枚数プリントしている。 昨年一年間の成果を仲間たちに見てもらいた…

野の佛たち

何気なく見ていたものがふっと記憶の中の光景や物事に結びつき、鮮やかに脳裏に浮かんでくることが最近多くなっている。 こんな現象は残された時間よりも過去の時間の方が多くなってしまった老人の性だろうか。 未来の時空を耕しいろんな種を蒔くよりも、過…

行く川の流れは

今日は曇り空の寒い一日だった。 写真展用に選び出したものをひねもすRAW現像をして過ごす。 そんな作業の眼休めにと机の上や書棚を整理していて、”鴨長明 「方丈記」の世界”写真作品募集というリーフレットを見つけた。 先日講座からの帰りに立ち寄った写真…

勝部の火祭り(2)

火祭りのハイライト・大松明炎上はあっという間の時間だった。 点火されてから燃え落ちるまで僅か一五分足らずだ。 燃え盛る炎の前で乱舞する若者たちをファインダーの中で追いかけ続けた。 三脚にはボールヘッドの雲台を載せ35-350mmを付けて祭りの進行を追…

勝部の火祭り

勝部の火祭りを撮りに行ってきた。勝部神社(守山市)に到着したのが四時半頃、既に出遅れだ。 境内には二〇人近いカメラマンが陣取っていた。何とか割り込んで三脚を据える。 大松明に火が点けられるまでの四時間近い待ち時間とその間の足元から忍び上がっ…

雑踏の中で

講座(イラン文化と仏教)が終わった後少し寒いがいつものコースで雑踏の中を歩くことにした。 雑踏の中を歩いていると本当にいろんな人に出会う。 今日は二人の雲水さんに出会った。 一人は四条通で、もう一人はジュンク堂河原町店で。共に若く、藍染めの衣…

越冬チョウとキノコ

越冬中のウラギンシジミのことが気になっていたので見に行って来た。 雑木林の中で先日見たままの姿で木に掴まっていた。 このウラギンシジミを書斎の飼育箱に来てもらったらなどと思っていたが、環境変化が冬眠妨害になるかもしれないと思い、今回は移動を…

空腹感

一年程まえから一日の食事を朝食兼昼食(10時半頃)と夕食の2回にしている。 この2回の食事スタイルに満足していたが、最近になって食事をした後3時間近く経つと妙に空腹感を覚えるようになっている。今夜は私のCooking担当だったので、「海鮮パスタ(牡蠣、…

屋敷神

深夜族の為朝の目覚めは10時近くになることが多くなっている。 そんな時刻の目覚めなのに午後に入るときまって睡魔に襲われる。 今日もカミサンが録画しておいてくれたドキュメンタリー「earth」を見ながらいつの間にか寝てしまい、長い午睡だ。午睡の…

冬に咲くユリ

この寒空の下でタカサゴユリの蕾を観てから二〇日近く経っている。 雪にも冷たい雨にも何度も会っているのに枯れることもなく寒風に揺れている。 それに蕾は少し膨らんでいるようだ。 花期は7月から11月だ。 このユリは台湾原産。帰化してから耐寒能力を…

モニタートラブル解消

昨夜からの続きでデスクトップのモニタートラブルの修復に午前中かかった。 サブのノートPCで検索してみるに沢山のトラブル事例が報告されているが、手許のトラブル解消に直接結びつくものは見当たらない。検索するのを諦めて、モニターのフロントパネルのボ…

モニター不調

Webで調べ物をしていた時モニターを少し明るくしようとして、自動調整のボタンをいじった。 これにミスがあったのか突然モニターが真っ暗になってしまった。デスクトップのモニターは(Dell 2405FPW)これまでも自動調整のボタンで調整してもトラブルはなかっ…

雲水さん

今年最初の講座「無量寿経」講読・5(山田明爾 龍谷大名誉教授)、いつもながらの充実した講座なのだ。昂揚した気分で寒さも忘れて帰途につく。 半月ぶりの京都なので雑踏を楽しむことにした。 お決まりのコース、ジュンク堂書店と写真ギャラリー3ヶ所に立…

記憶の断片

昨夜の雪も午後には日陰を残して大半が消えている。 ガラス窓越しに雪晴れの陽射しを受けていると暖かくてつい睡魔に襲われる。 RAW現像の作業を中断して午後から「ソフィーの世界」を読み始め、「アリストテレス」の章を読み進めていた時、突然「オブジェク…

比良暮雪

昼過ぎ買い物帰りの車の中から見た雪の比良連山がいつになく綺麗に見えた。 そんな比良連山を見ながらふと「比良の暮雪」のことや近江八景のことを思い出していた。 八景の内二つがどうしても思い出せないのだ。 帰って調べてみたら思い出せないでいたのは「…

コガタスズメバチの巣

コガタスズメバチの巣を解体してみた。 この巣は女王蜂の単独営巣期のものが何らかの事情で次の段階へ移る前に放棄されたものだ。 徳利型の巣の中に18個の育房が造られていた。 巣が放棄されずに18個の育房から働きバチが育っていったら巣は大きくなっていた…

初撮り

昨夜は二時過ぎまでNHKの「ニッポンのジレンマ」を見ていた。 「格差」をキワードにして、所得、教育、年齢、雇用等々に関する問題を、12人の若い論客が討論する番組だった。 3時間という長時間番組で論点が広範囲にわたっており、またある方向性を見つけよ…