2018-01-01から1年間の記事一覧

柚子の実

年の暮れにやらなければならないこともせず、月初め以来の長い呆け暮らしが続いている。 鳥撮りにも行かずPCも立ち上げずだった、ipadでメルマガだけは読んでいたが。 夕方近く、気分転換のための作業をと思い、庭の柚子の実を収穫する。 冬至の日には柚子風…

アオサギとバスボート

仁和寺の仁王さんを撮りに行った日以来、呆け暮らしが続いていた。 万事是億劫という感じでやるべきこともやらずボケーッとしていたのだ。久しぶりに重いヤツと三脚を持って湖岸を歩くも収穫はなかった。 鳥撮り用に使っている150-600mm望遠ズームを装着した…

阿と吽と

昨夜遅くまでピーター・マシーセンの「雪豹」を読んでいて、突然、仁和寺山門の仁王像のことを思い出し、仁王さんに逢いに行く。 阿形像 吽形像 鋭い眼光、阿吽の口元、隆々とした腕、踏ん張った両足、随分シャッターを切ったが思いのものは撮れずだった、再…

翔ぶ

霜月も今日で終わりだ。 曇り空の下、2時間近く湖岸を歩く、風が強いこともあって肌寒かった。 不思議なほど鳥の姿が稀だった、バサーも見なかった。鳥撮り初心者、飛翔体が未だうまく撮れないのだ。 見かけたヤツで飛翔体撮りの練習をする。 カワラヒワの…

何という蛾だろうか

擁壁に這うツタも僅かばかりの紅葉した葉が残っているだけになった。 この僅かばかりの葉も落葉し風に吹かれ飛び散ると、ご近所迷惑になるので厄介なのだ。 そんな落ち葉を掃き集めていて今まで見た記憶のない蛾を見つける。 擁壁に這うツタの間から落ちてき…

小さな鳥たち

冬の渡り鳥アトリが飛来していないだろうかと思い、湖岸沿いの道や田んぼ道を歩く。 アトリの飛来は年によってその数が大きく違い、時には大集団がやってくるとのこと。 一週間ほど前の京都新聞にアトリ飛来の記事が出ていたから、湖西地方にもやって来てい…

カワセミ

琵琶湖に注ぐ小さな川の河口近くにある民家の庭先でカワセミを見た。 河口付近にはカワセミが2羽いる、しばしば見かけるのだが高速で飛ぶ姿ばかりなのだ。 今日は幸いにも近くで見ることができた。 偶然にも猫とカワセミというシーンも撮れたがアングルがも…

チョウゲンボウとスズメ

古い知人たちとの会合が終わった午後遅く田んぼ道を歩く。耕作放棄地が連なる一角に背の高い木がある。 この木の梢にチョウゲンボウがいるのを見つけゆっくり近づく。 チョウゲンボウは木の高みから周囲のヨシ原を見渡しているようだ。 チョウゲンボウの飛び…

漁り火

日の出まえの琵琶湖、眼下の湖面で漁り火が三つゆっくり動いているのを見る。 遠目にも煌々と輝く光だったが漁を終えたのか二つの光はまもなく消えた。 何を獲っているのだろうか、氷魚の漁期は12月に入ってからだから、この時季の狙いは沖びき網漁でのワカ…

老いのかたち(42)

予約しておいた本が準備できましたというメールを貰っていたので図書館へ行く。 いつもは車なのだが日頃の運動不足解消にと歩くことにし、少し遠回りして図書館へ向かう。 歩いたことで、見慣れていた風景がいろいろと変化していることに驚く。 時の流れに全…

ヤツデの花にいたキアゲハ

穏やかな小春日和の昼下がり長いヤツと三脚を持って田んぼ道を歩く。車を路肩に止め、背の高いヨシの群落横から田んぼ道に足を踏み入れた時、そのヨシの群落の中からキジが一羽とび出しものすごい勢いで田んぼを横切り向こうの草むらに駆け込んだ。レンズを…

狂い咲き

読書の眼休めにと思い湖岸を歩く。 風が強くなり、陽が厚い雲間に隠れてしまうと、湖岸の道は相当に寒かった。 そんな寒々とした道端で、皇帝ダリアとタニウツギの仲間ハコネウツギを見る。 皇帝ダリアはこの時季に咲く花だから寒風に揺れていても驚くことは…

覗き込む人

京都へ行くと決まって立ち寄るところがある。 ギャラリー古都をはじめとする写真ギャラリー数か所、河原町通りの丸善の本屋さん、お昼は三条の蕎麦屋さんかトンカツ、その日の気分によってはイタリアンか鰻、コーヒーはいつの間にかスターバックスになってし…

五大明王壁画を観に

御室仁和寺で、秋の特別拝観として金堂裏堂の板壁に描かれた五大明王像が初公開されていることを知り、観に行く。 不動明王をはじめとする明王像はいずれも息をのむ素晴らしいものだった。 中でも金剛薬叉明王には圧倒される思いで拝観していた。 薄暗い明り…

野焼きする人

晩秋のこの頃になると田んぼのあちこちで野焼きの煙を見かけることが多くなる。 今日もいつものフィールドで野焼きを見た。 こんな光景を見ると決まって思い出す一枚の写真がある。 仕事の関係で知り合い、仕事を離れてもいろいろと付き合いのあったMさんの…

キタテハ

穏やかな晩秋の陽射しが降り注ぐ昼下がりの庭先に、キタテハが来ているのを見る。 今日は朝から万事億劫という感じでボケッとしていたことから、庭に出た時に見つけたキタテハのこの1ショットが一日一虫の全てになった。 呆け暮らしがしばらく続きそうだ。

晩秋の野面でキジを見た

「冬鳥のアトリの大群が飛来」そんな記事が4・5日前の京都新聞にでていたことを思い出し、田んぼ道を歩く。アトリにはお眼にかかれなかったがカワラヒワを見る。 セイタカアワダチソウと葦が混生する草むらの中にカワラヒワの集団がいた。 草むらの穂先部分…

カマキリのシルエット

葛葉の密集する草むらを藪漕ぎしていて、カマキリのシルエットを見つけた。 [ 貌も入った全身のシルエットが欲しくて、カマキリが動き出すのを辛抱強く待っていたが全く動き出す気配は無し、しびれを切らして突っついてみる。 これが失敗だった、思わぬ方向…

カマキリの卵嚢

庭の草むしりをしていて、ススキの茎にくっついているカマキリの卵嚢を見つける。 オオカマキリの卵嚢のようだ。 草木の高い場所にカマキリが卵を産み付けるとその年の冬は雪が多い、などという説を唱える人がいたが、この説に従えば今冬は大雪になりそうだ…

きのこ展を見に

東近江市能登川博物館で開催中の ”めっちゃかわいい きのこ展”を見に行ってきた。 34種類のキノコの写真と解説パネルなどがあり、面白い企画だと思った。 博物館近くの猪子山で夏と秋に採取したキノコの標本や観察記録も展示されており、いろいろと参考にな…

スズメとホシヒメホウジャク

昨日は長いヤツなどを持って、松の木内湖、安曇川河口、今津の柿畑、畑の棚田へと遠征するも、不作だった。 長いヤツを取り出したの1度だけ、湖畔の集落の中を歩いていてスズメの集団を見た時だ。 かなり大きな集団だったからいろんな様子を撮りたかったが、…

モズ

昨夜は晩くまでピーター・マシーセンの「雪豹」を読んでいた所為で起き出したのが10時過ぎ、買い物から帰った後も暫くの間何もせずボケッとしていた。 そんな呆け暮らしの最中、小学生の頃のことを突然思い出す。 宿題もせず申し付けられた用事もせず遊び呆…

波打ち際のコサギ

メインマシンとして使っていたDELLのinspiron14の調子が悪いので新しくした。 今度のヤツはHPのSpectre x360, 27日の夕方に届けられ、それからのsetupやアプリケーションソフトのインストール、ファイルの移行になんと今日の午前中まで掛かった。 以前だった…

福知山城にて

丹後の海岸で海を見た後、ふと思い立って福知山城を訪ねる。 明智光秀が縄張りしたという小ぶりな城。 転用石といわれる石仏や5輪塔、宝篋印塔などが使われている野面積みの天守閣の石垣は、遠目はともかくも、近づいて見るにあまり美しい石垣ではなかった。…

老いのかたち(41)

海が見たい そんな思いからカミサンを引っ張り出し、名神高速、京都縦貫自動車道をぶっ飛ばして丹後半島まで来た。 車をぶっ飛ばしながら自分が日頃感じている以上に老いていることを意識する。。 80翁の運転だから安全第1を心がけてスピードを出さずにいた…

ナガコガネグモのペア

2階の書斎の窓の外にナガコガネグモが巣を張っている。 まるまると肥ったメスと痩せっぽちのオスのペアがいるののだ。 ナガコガネグモが此処に巣を張り始めたのがいつだったか確とした記憶はないが、9月の終わり頃からではないかと思う。 小さなナガコガネ…

いのち尽きる

買い物から帰り荷物を下ろしていて、階段横の石積みにオオカマキリがいるのを見付け、荷物を運び上げるのもそこそこにコンデジを取り出した。 レンズの先端をギリギリまで近づけてもカマキリは反応しないのだ、よくよく見ると、オオカマキリは右前肢を伸ばし…

ツチイナゴとナナホシテントウとカマキリ

小さな谷間の畑へ下りる道は今以って草刈りがされず、小笹が生い茂りその上を部厚く葛が覆い被さっている。 その葛の葉のあちこちにツチイナゴがいた、つい最近脱皮を卒え成虫になったばかりという感じの新鮮な個体ばかりだ。 10匹近くいるだろうか、一度に…

オオスズメバチ

段々畑や雑木林の中を歩いてみたが、昨日と異り虫たちを見ることはほとんどなかった。 レンズを向けたのは、アベマキの太い幹の上を歩き回っているオオスズメバチだけだった。 オオスズメバチは何かを探しているのだろうか、幹の上を登ったり下ったり、1ヶ…

ヤマトシジミの交尾体(2)

小さな谷間の向こうの段々畑の草むらを歩く。 中秋だが暖かい所為か意外なほど沢山の虫を見た。 ツマグロヒョウモン、アカタテハ、キチョウ、キタテハ、ヤマトシジミ、アキアカネ、ベニシジミ、オンブバッタ、アシナガバチ、コガタスズメバチ、ホソヒラタア…