2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

食用菊

ITOUさんから食用菊と里芋を頂く。 里芋は幾つものレシピを思いつくが、食用菊のレシピは定番のおひたしくらいしか思いつかないのだ、菊の花の苦味を活かした一品を考えねばなるまい。鳥撮りに行かず家の周りの草引きをする、僅かばかりの作業なのに背中と左…

寒風の中のオンブバッタ

湖国にも木枯らし1号、寒々とした風が時折吹き荒れる一日だった。 階段下の道際は風溜まりになっているのか驚くほどの落ち葉が吹き寄せられている。 擁壁に這うツタの葉が落ちてしまうまでは、これから先も風が吹き荒れる度に掃除が大変だ。 四時過ぎ夕刊を…

晩秋のルリタテハ

19日の日以来台風21号の影響下曇り空や雨の日が続いていたので、虫撮りにも鳥撮りにも出掛けず、ブログを書くこともせずだった。 今朝、玄関先でルリタテハを見掛けたことで1週間ぶりにカメラを持出す。 このルリタテハの若齢幼虫をタカサゴユリの葉の上で見…

ITOUさんの菜園にて

ITOUさんの菜園の食用菊におっ!と思うほどのコガネムシ(?)がいるのを見付ける。 見掛けたうちの半数近くが繁殖行動しているのだ。 菜園ではコガネムシとヤマトシジミ、近くの草叢ではナナホシテントウ、チャバネセセリ、オオハナアブ、キタキチョウ、モ…

カマキリの獲物

どんよりした曇り空や冷たい小雨の降る日々が続いていたが、午後から陽射しが明るくなる。 虫撮りにも鳥撮りにも出掛けずの暗鬱な日の連続だったから、陽射しに誘われて庭に出る。 柚子の木の下でカマキリがジョロウグモを捕まえているのを見付け、100mmマク…

老いのかたち(36)

古い友人のKさんから個展を開くという案内状を頂戴する。 彼の詩情豊かな作品を拝見しに行きたい、今もなお絵筆を握っている八十翁の貌も見たい。 そんな思いがあるものの、会場が愛媛県松山市となんとも遠いのだ。 昨年夏頃までだったら車をぶっ飛ばして出…

ショウジョウトンボとハラビロカマキリ

天気が崩れてしまわないうちにと思いITOUさんの菜園を覗きに行く。 食用菊だろうか蕾が膨らみ始めていた。 菊の畝の近くで、貌も体も真っ赤なトンボ・ショウジョウトンボを見る。 この菜園でナツアカネやシオカラトンボ、シオヤトンボなどを見掛けた記憶はあ…

コテングタケだろうか

雑木林の林辺に佇む小さな祠の前で、背が高くて傘の大きなキノコを見付ける。 テングタケ科の仲間コテングタケではなかろうかと思いながらファインダーを覗く。 2本生えているうち1本は何かに囓られたのだろう、傘の一部が虫食い状になっていた。 見つけたの…

キタテハ

琵琶湖に注ぐその小川は長い間川浚えもされたことがないのだろう、あちこちに土砂が溜まって小さな砂州を作り、その間を細流が蛇行して流れている。 砂州の上は一面に今が盛りのミゾソバが咲き誇っていた。 ミゾソバの花畑を覗き込んでいて、翅を閉じたキタ…

漁り火

書斎の遮光カーテンを開けると、眼下の湖面は朝焼けの色に染まっていた。 そんな朱色の湖面に漁り火を二つ見付け、150-600mmを開け放った窓から突き出した。 初夏の頃の稚鮎獲りの舟は稚鮎を掬い取るということもあって一定のスピードで動くが、漁り火を点け…

ルリタテハ蛹化完了

玄関先のタカサゴユリにいるルリタテハの幼虫が蛹化を完了している。 昨日の夜半、気になって見た時は未だ蛹化の準備をしている終齢幼虫の姿だったから、蛹化したのは今朝の早い時刻だったに違いない。 蛹化の時脱ぎ捨てる外皮を尾部の部分にくっつけている…

小さな命の終わり

昨日「これが今年最後の収穫です」と言ってITOUさんがイチジクを届けてくれた。 冷蔵庫で冷やしておいた完熟のイチジクとコーヒーで、本を伏せての休憩タイムにする。 ブラックコーヒーの苦さとイチジクのほんのり甘いその取り合わせが、妙に美味いのだ。 大…

オンブバッタ

玄関先に今日はオンブバッタが来てくれていた。 陽射しが明るい時は階段の踊場も暖かさがあるが、陽がかげり風が吹き抜けると、そこは急に肌寒くなる、そんな肌寒さの中にいるオンブバッタは指先で突っいても跳ぶことはなかった。玄関先のタカサゴユリにいる…

コスズメの終齢幼虫

買い物から帰って車を車庫に入れた後車庫から出ようとした時、道の真中にコスズメの終齢幼虫がいるのを見付ける。 車の出し入れの時よくも踏み潰さなかったものだ。 終齢幼虫は車庫の上のツタから転げ落ちたのだろうか。 終齢幼虫は意外な速さで道を横切ろう…

翅の破れたヤママユ

玄関前の玉砂利の上に、片方の翅を半分近く失ったヤママユがいるのを見付ける。 ヤママユは死んでいた。 何処からやって来たのだろうか、何処で翅を半分近くなくしたのだろうか、何が原因だろうか、ヤママユの飛翔能力がどれ程あるのか知らないが、片方の翅…