ヤツデの花にいたハナバエの仲間と師走のジョロウグモ

今朝、カミさんと並んで朝食を摂っていて、庭先のヤツデの花にメジロが来ているのをカミさんが見つける。急いでカメラを持ち出すも1ショットも出来ず飛び去られる。ヤツデの花にハナバエの仲間が吸蜜に来ているところから見るに、小さな小さな花にも蜜があるのだろう。蜜源の殆どないこの時季だ、メジロはこれを目当てに来ていたのだろうか。

f:id:gagambow23:20211216230005j:plain

f:id:gagambow23:20211216230037j:plain

f:id:gagambow23:20211216230058j:plain

 

ベランダの庇の近くに巣網を張っていたジョロウグモ、昼前に見た時は風に揺られていたが夕刻見た時には姿を消していた。何処かに移動しているのではと思い、巣の糸がのびている庇裏などを丹念に探したが姿はなかった。ジョロウグモは成虫では越冬できないのだ。小さな命を終えたようだ。命を終えた姿も見当たらずだった。巣網にはここでヤツが暮らしていたという紛れもない痕跡だけが見て取れる。

f:id:gagambow23:20211216231251j:plain

次の世代に命を繋ぐための卵は何処に産み付けられているのだろうか。

 

 桜までと言われし妻に2度目の冬至近し     風来坊

 ひ孫抱く癌病む妻の頬紅く           風来坊