2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

カシラダカを見た

キジ撮りのフィールドへ行く途中、県道を悠々と渡っていくヤツを眼にし車を止めた。 50mほど手前からファインダーを覗いていた。コヤツは道の真ん中で私の方を振り向いたから私の存在を承知しているはずだが、無視しているという感じの歩みだ。ゆっくりの田…

虫撮りのフィールドで

虫撮り用の機材、100mmマクロ、17-70mm, 75-300mm,ツインストロボ、三脚などをバックに詰め込んで、小さな谷間の向うの段々畑へ行く。主目的はカラスノエンドウの群落にあるアブラムシのコロニーで、アブラムシを喰らうテントウムシを撮ること。残念ながら少…

カメの甲羅干し

小さな漁港の沈船の上でカメが甲羅干ししているのを見る。特定外来生物に指定されているアカミミガメ(ミドリガメ)だ。 ペットとして輸入されたものが遺棄され、今では全国各地の池や湖沼で見られるという。もう10数年も前だが比良山中腹に在る小さな池で甲…

キジとモンシロチョウ

今季初めて2羽のキジ(♂)をフィールドで見る。最初に見掛けたヤツはなんとも無愛想なヤツ。近づくこちらを見るなり足早にヨシ原の茂みに潜り込むのだ。三脚を据えヨシの茂みにいるヤツと暫くの間睨めっこしていた。 動き出す気配がないので三脚からカメラ…

思い出せないことの多かりき

素晴らしい陽射しに誘い出されて田んぼ道を歩く。最古参の耕作放棄地のヤナギの花穂が少し開き始めている。春本番だ。近くの木の枝先にいる小鳥を見つけ1ショット。 ファインダーを覗き込みながらこのヤナギと小鳥の名前が思い出せずにいた。思い出すのに時…

赤いトラクターとカラスそして野焼き

キジ撮りのフィールドへ行ってみると、田植え前の最初の準備作業、田んぼの荒起しが本格的に始まっっていた。赤いトラクターが5台、遠い田んぼの小さい点の青いトラクター、合計6台が快晴の空の下で思い思いに作業している。稲の切り株や雑草などを掘り起…

ホオアカと波乗りするオオバン

昼下がりのフィールドへ出掛けたが、ヨシ原と周辺の田んぼにキジを見かけることはなかった。見かけたのはムクドリの小集団とケリ、空の高みで囀っているヒバリ、カラス、ファインダーを覗き込む気にもなれずだ。いつもの眼の痒みが治まっていたこともあり、…

一瞬のキジ

三脚の一本を伸ばし杖代わりにして草深い畦道を横切っていた時、三区画ほど向うの田んぼの赤いトラクターの人が頭の上で手を振り、その後、手を二度ほど左方向に向けて合図をしてくれた。耳が遠くなった老爺に声は届かなかったが、その合図はキジが指差され…

ヨシ原で見たベニマシコほか

湖岸の旧い在所の中にある老木の梅が満開になっている頃だ。この梅の花にメジロなどが花びらを啄みに来ていることを期待して出掛けた。「桜切るバカ、梅切らぬバカ」こんな俚諺がある。梅の実を毎年きちっと収穫するためには剪定が必要なのだが、この老木は…

北帰行と雁風呂のこと

運転免許の更新に行った帰り道、湖岸沿いの道をドライブする。穏やかな陽射しに輝くさざなみの琵琶湖に水鳥の姿はごく僅か、しんしんと静まりかえっているという感じだ。越冬のためにシベリア方面から飛来してきていた鳥たちが北へ帰ってしまったのだ。一昨…

オオジュリンだろうか

今日は二十四節気のの一つ啓蟄の日だ。この「啓蟄」という字をカレンダーで見つけると決まって旧い知人のMさんのことを思い出す。Mさんからは3月のこの頃になると、虫撮りに夢中になっている私のことを承知していたから「貴兄の待ちかねていた虫撮りの季節…

トビが舞う

昼下がりのヨシ原でトビを撮る。 小半時もない僅かな時間だったが撮影枚数は736枚だった。

俄雨に追われて

花粉症に痛めつけられた眼の痒みの為ドラッグストアーへ目薬を買いに行く。その帰り道、雲間から降る陽光が明るさを増したのをみて、いつものフィールドへ寄り道する。タネツケバナやホトケノザが咲き始めた冬枯れの田んぼの畦にキジが出てくれていればいい…

木陰に隠れて出て来ないヤツ

長い午睡の後いつものフィールドへ行く。昼下がりのフィールドでの鳥撮りが逆光にならないようにと、田んぼ道を大きく廻り込んでいて、ヨシ原の外れにキジを見つけた。 1ショットした後ゆっくり近づき始めると、ヤツはすぐ側のヨシ原に入らず、農道を横切っ…