2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

汚れ紅葉

日吉大社のモミジを撮るという誘いがあり参加したが、ほとんどシャッターを押さずだった。 終りに近いモミジに多くは期待していなかったが想像していた以上に汚れていたのだ。 一週間早く来ていればまだ様になっていただろうに。 時節柄、穴太衆積みの石垣の…

ツヤアオカメムシ

夕方の散歩から帰った時、階段の手すりの上を這っているカメムシを見付ける。 ツヤアオカメムシのようだ。 比良颪などが吹き始めるとこの階段は冷たい風の通り道になる。 カメムシにレンズを向けている時も身をすくめるような冷たい突風に見舞われていた。 …

時間どろぼう

京都教育大学附属京都小中学校で行われている「紫友祭」にカミサンと行って来た。 主目的は「モモと時間どろぼう」という劇を見るためだった。 ”ステージ発表内容のご紹介 ”というリーフレットに劇の内容が簡単に紹介されていた。 「時間を有意義に使うって…

老いのかたち(14)

早朝の処女湖から石田川ダム上流域へ秋景を撮りに行きたい、そんな思いを11月の初め頃から持っているのに実行できないでいる。 遠方の永源寺ダム上流域・愛知川渓谷を諦めての処女湖だったのに出掛けられないのだ。 今年の初め頃から行動範囲が一段と狭くな…

電子書籍端末

午後から書棚の整理をする。 一度読んだ本のうち再読するものはごく限られているのだから、残すものと処分するものとを選別し、捨てるものは捨てるべきなのだが、何故か捨て切れずに書棚に押し込まれている。そんな書棚の有り様を見ていて、電子書籍端末が欲…

ローズマリー・サトクリフ(3)

昨日、深草キャンパスからの帰り道大垣書店で、「炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フイン・マックール」ローズマリー・サトクリフ著 灰島かおり訳(ちくま文庫)と養老孟司の「唯脳論」(ちくま文庫)を買った。 読み終わった本を時間をおいて再読するというこ…

初冬のツユムシ

ギシギシ(羊蹄、タデ科 多年草)の上でツユムシを見付けた。 年に2回、6月頃と9月頃に発生するが、初冬に見るこのツユムシはいつ頃生まれたヤツだろうか。 11月の初めの寒い朝にも見付けたことがある。 その時も相当に冷え込んだ朝だったから、朝露の残…

リンゴドクガの繭

リンゴドクガの幼虫が蛹化の為の繭作りが完成していた。 繭作りの様子を撮るのに都合のいいようにと、ありあわせの空容器に幼虫を入れベランダの片隅に置く。 室内よりも自然な状態の方がいいのではと思ったのだ。 今朝見た時は体を少し丸めていたが特に変わ…

フユシャクの仲間

陽がかげると途端に寒くなり始めるのでPUKUさんと早めの夕方の散歩に出る。石垣の上にいる蛾を見付ける。 蛾の図鑑で丹念に調べてみるがうまく同定が出来ない。 出現期からするにフユシャク(冬尺蛾)の仲間のように思える。Webの図鑑を見ていて、ウスイロア…

カマキリの死

「小さな命の終わり」というファイルを持っている。 道端などで見付けた虫たちの命の終わりを撮り溜めたものだ。 このカマキリを見たのは昨日の朝の散歩の折だ。 体を前後に動かしていた。 遅くまで命を繋いでいるヤツもいるんだなと思いながら通り過ぎた。…

キタキチョウ

谷間の畑の南斜面でキタキチョウを見た。 半月近くチョウの姿を見ていなかったのでおおっ!という感じで嬉しくなる。 虫撮りのフィールドへ出掛けていればまだまだ虫の姿も見られただろうが、写真仲間とコスモス畑へ行った10月19日以降は虫撮りに出掛けずだ…

リンゴドクガの幼虫

夕方の散歩の折、リンゴドクガの幼虫を見付けた。 珍しく薄いピンク色をしているのだ。 リンゴドクガの幼虫はこれまで何度も撮っているが、ピンク色をしたのを見たのは初めてだ。 Webでリンゴドクガの幼虫の画像を検索してみても黄色い毛を持つものばかりで…

菊 湯

ITOUさんから食用菊を沢山頂いた。 先日頂いた時は、おひたしにしたりみぞれ和え(大根おろし、釜揚げしらす、食用菊)にして食したから、今回は半分を甘酢漬けにし残り半分をお風呂に入れ菊湯にした。子供の頃、母親が山から刈り取ってきた野菊(樟脳に近い…

蝸牛の歩み

道端で見付けたカタツムリを持ち帰り玄関先のアオキの下に置いたのは8日金曜日の午後。 翌日の朝見た時はまだ石の上にいたが、昼過ぎに外出から帰ってみた時には姿を消しており、探してみると石から少し離れた落ち葉の下にいた。冬空の下でカタツムリが活動…

遠出がつらくなる

紅葉の情報が聞かれるようになった。 この季節になるとよく出掛けた場所の一つに、永源寺ダムの上流域がある。 愛知川渓谷やその支流神崎川、八風街道などがお気に入りだったから何度も出掛けていた。 早朝の渓谷が見たくて暗いうちから愛車をブッ飛ばしたこ…

虹を見た

買い物に行った帰り道、琵琶湖の上に懸かる大きな虹を見た。 色鮮やかでは無かったが素晴らしい大きさだ、しかも二重になっているのだ。 時雨れることが多くなる季節に入ると虹の出現をよく見かけるが、これほど大きな虹を見たのはこれまでにも余り経験がな…

ヨメナかノコンギクか

冷たい雨が降ったり止んだりの一日、終日書斎に閉じこもっていた。 暇つぶしにと、撮り溜めているポジフイルムをスキャナーにかける為の準備作業、ライトボックスに掛け選び出しの作業を始めるが、僅かな時間で中止する。 老兵の根気の無さだ。スキャナに掛…

カタツムリ

駅へ向かう道端でかカタツムリが転がっているのを見付ける。 近くのお宅の庭先から何かの拍子に転げ落ちて来たのだろう、通学時の子ども達にも見つからず、車にも轢き潰されずにいたのだ。 いつもだったらその様子を撮っておくのだが急ぎ足で駅へ向かう途中…

老いのかたち(13)

旧い友人から頼まれたある案内ハガキの原稿作成に一日ふうふういっていた。 ワードを使えば簡単だと思い引き受けたものの思うようにならないのだ。 ペイントを使った簡単な地図の作成、画像の挿入にテキストボックスを利用、書式を変更する等など、その操作…

枇杷の花

谷間の畑で枇杷の花が咲いているのを見付け草の生い茂った細道を下りてみた。 枇杷の白い花は小さくて地味な上に、この花に虫たちが来ているのを見たことがない。 虫撮りの舞台にはなり得ない花なのにこの時季になると不思議と気にかかるのだ。 思い出せない…

庭に来た虫たち

小さな庭の片付けをしていてササグモ、ハナアブの仲間、ハムシ等を見る。 ササグモが乗っかっているのはオニユリのムカゴ。 雑木林の中で山芋のムカゴを採取した時は塩煎りにして喰ったことはあるが、オニユリのムカゴは未だ賞味せずだ。来年はオニユリから…

アゲハの蛹

柚子の木の近くの壁にアゲハの蛹がくっついているのを見付ける。 見たところ寄生蜂などには侵されていないようだから、うまく越冬できれば来春には羽化が見られるかもしれない。この蛹は地上から50cmほどの所にいるのだが、4年前の冬の初め、2階の窓よりも高…

晩秋のイトトンボ

庭先の枯れたオニユリの枝先にイトトンボが止まっているのを見付ける。 逆光になっている関係で体の色はよく分からないが褐色に見える。 この時期のイトトンボは、オツネントンボかホソミオツネントンボくらいしか思いつかない。 体色が褐色に見えるところか…

シマハナアブ

撮り溜めた写真の整理をしていて、視力と集中力の衰えを突きつけてくるような写真が多くなり始めていることに気付く。一眼レフにマクロレンズ等を装着してMFで虫撮りしている時は、ファインダーの隅々まで注意して覗きこんでいるのだが、コンデジをAFで、な…

紅白の饅頭

”シルクロード仏教史料を読む ー「法顕伝」講読ー”第3講目、山田明爾先生の話が一段と面白くなってくるのに、今日はうっかりと補聴器を忘れていた。 補聴器を忘れていることに早く気付いていれば最前列の席に座っただろうに、いつもの後ろの席だったから必…